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食物
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しょくもつ
ふりがな文庫
“
食物
(
しょくもつ
)” の例文
まだ二三日は命が
繋
(
つな
)
がれようというもの、それそれ
生理
(
せいり
)
心得草
(
こころえぐさ
)
に、水さえあらば
食物
(
しょくもつ
)
なくとも人は
能
(
よ
)
く一週間以上
活
(
い
)
くべしとあった。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
心
(
こころ
)
ある
人
(
ひと
)
なら、だれでもこのようにして
作
(
つく
)
られた、
食物
(
しょくもつ
)
はむだにし、また
器具
(
きぐ
)
を
粗末
(
そまつ
)
に
取
(
と
)
り
扱
(
あつか
)
うことをよくないと
思
(
おも
)
うでありましょう。
都会はぜいたくだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
和郎さんは
消化
(
こな
)
すのが役、私は絞るのが役だから和郎さんの方でよく
食物
(
しょくもつ
)
を消化してくれれば私だって絞る仕事も楽だけれども
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
お前さんの食べられる
食物
(
しょくもつ
)
もあるから、おいでなさいよと云いたかったが、心の余裕がなかったので、思い詰めている男の名を
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、一行は尻をたたいてこの
家
(
や
)
を出たが、婆さん
一向
(
いっこう
)
平気なもの、振向いてもみない。
食物
(
しょくもつ
)
本位の宿屋ではなかったと見える。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
食物
(
しょくもつ
)
の消化時間は
大抵
(
たいてい
)
知
(
しっ
)
てるだろう、今
吐剤
(
とざい
)
を
飲
(
のん
)
でも無益だ。河豚の毒が
嘔
(
は
)
かれるなら
嘔
(
はい
)
て見ろと
云
(
いっ
)
たら、三刀も医者の事だから
能
(
よ
)
く
分
(
わかっ
)
て居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「
透明人間
(
とうめいにんげん
)
をつかまえるには、
食物
(
しょくもつ
)
をあたえないことです。ねむらせないことです。この二つのことを
実行
(
じっこう
)
することです」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
保吉
(
やすきち
)
は
未
(
いま
)
だに
食物
(
しょくもつ
)
の色彩——
鮞脯
(
からすみ
)
だの
焼海苔
(
やきのり
)
だの
酢蠣
(
すがき
)
だの
辣薑
(
らっきょう
)
だのの色彩を愛している。もっとも当時愛したのはそれほど
品
(
ひん
)
の
好
(
い
)
い色彩ではない。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
又「だが
登
(
あが
)
りもしようが、婦人を
傍
(
そば
)
へ置いて
唯
(
たゞ
)
寝る訳にも
往
(
い
)
かんが、何か
食物
(
しょくもつ
)
を取らんではならんが、酒と肴はどのくらいな値段であるか承わって置こう」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
床
(
とこ
)
についてもさっぱり
安眠
(
あんみん
)
ができない……
箸
(
はし
)
を
執
(
と
)
っても一
向
(
こう
)
食物
(
しょくもつ
)
が
喉
(
のど
)
に
通
(
とお
)
らない……
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
はただむしゃくしゃ……、
口惜
(
くや
)
しい、
怨
(
うら
)
めしい、
味気
(
あじき
)
ない、さびしい
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
また小食の人も
健啖家
(
けんたんか
)
も、
肉
(
にく
)
を注文すれば同じ分量を
授
(
さず
)
けられる。ほとんど個性を無視して
男
(
おとこ
)
一
匹
(
ぴき
)
の
食物
(
しょくもつ
)
は
何合
(
なんごう
)
、衣類は
何尺
(
なんじゃく
)
と、一人前なる分量が定まっている。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
極
(
き
)
まって二三日置きに国から来る、お
祖母
(
ば
)
あ様の手紙が来た。
食物
(
しょくもつ
)
に気を附けろ、往来で電車や馬車や自動車に
障
(
さわ
)
って怪我をするなというような事が書いてあった。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ねえ
君
(
きみ
)
、
病院
(
びょういん
)
はまだ
比較的
(
ひかくてき
)
、
食物
(
しょくもつ
)
はよし、
看護婦
(
かんごふ
)
はいる、エウゲニイ、フェオドロイチもいる。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それからは蜘蛛は、もう一生けん命であちこちに
十
(
とお
)
も網をかけたり、夜も見はりをしたりしました。ところが困ったことは
腐敗
(
ふはい
)
したのです。
食物
(
しょくもつ
)
がずんずんたまって、腐敗したのです。
蜘蛛となめくじと狸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一人のためには輿は乗るもので、一人のためには輿は肩から血を出すものだ。一人のためには犬は庭へ出て輪を
潜
(
くぐ
)
って飛ばせて見て楽むもので、一人のためには
食物
(
しょくもつ
)
をやって介抱をするものだ。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
彼女もまた妾のここに移りてより、何くれと親しみ寄りつ、
読書
(
とくしょ
)
に疲れたる頃を
見斗
(
みはから
)
いては、
己
(
おの
)
が買い入れたる菓子その他の
食物
(
しょくもつ
)
を持ち来り、算術を教え給え、算用数字は
如何
(
いか
)
に書くにやなど
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「火はないか。何ぞ、
食物
(
しょくもつ
)
はないか」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのとき、
食物
(
しょくもつ
)
がないから、きっと
酒
(
さけ
)
を
飲
(
の
)
み、
水
(
みず
)
を
飲
(
の
)
むにちがいないと
思
(
おも
)
ったのです。そうして、この
町
(
まち
)
から
逃
(
に
)
げてゆきました。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ケンプ
博士
(
はくし
)
は、
透明人間
(
とうめいにんげん
)
はかならず町にもどってくると思っていた。
食物
(
しょくもつ
)
をもとめてのためか。それだけではない。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
最後にその「花かすていら」さえ今はもう
食物
(
しょくもつ
)
ではない。そこには年の若い
傾城
(
けいせい
)
が一人、
艶
(
なまめか
)
しい
膝
(
ひざ
)
を崩したまま、斜めに
誰
(
たれ
)
かの顔を見上げている。………
誘惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
昼飯
(
ひるめし
)
分は剛力に担がせて持って来たのだが、この
前途
(
さき
)
山中に迷わぬものでもないから、なるべく
食物
(
しょくもつ
)
を残しておけと、折りから通り掛かった
路傍
(
みちばた
)
に
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
西洋人は生活費の過半を
食物
(
しょくもつ
)
に
費
(
ついや
)
すと聞きましたが、日本人は生活費の過半を無駄な遊びに浪費します。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
すなわち冷水浴を実行するとか、
睡眠
(
すいみん
)
が不足するものであれば、充分にこれを取るとか、あるいは営養が不足するの
虞
(
おそれ
)
があれば、
食物
(
しょくもつ
)
を改良するとかせねばならぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
お鉢が
其処
(
そこ
)
に出してあるから、銘々に茶碗に
盛
(
もっ
)
て
百鬼
(
ひゃくき
)
立食
(
りっしょく
)
。ソンナ
訳
(
わ
)
けだから
食物
(
しょくもつ
)
の
価
(
ね
)
も勿論安い。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
家内は
睦
(
むつま
)
しく、翌年になりますと、八月が
産月
(
うみづき
)
と云うのでございますから、
先
(
まず
)
高い処へ手を上げてはいかぬ、井戸端へ出てはならぬとか、
食物
(
しょくもつ
)
を大事に
為
(
し
)
なければならんと
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私
(
わたくし
)
のようなあの
世
(
よ
)
の
住人
(
じゅうにん
)
が
食物
(
しょくもつ
)
や
衣類
(
いるい
)
などにつきて
遠
(
とお
)
い
遠
(
とお
)
い
昔
(
むかし
)
の
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
語
(
がた
)
りをいたすのは
何
(
なに
)
やらお
門違
(
かどちが
)
いをしているようで、
何分
(
なにぶん
)
にも
興味
(
きょうみ
)
が
乗
(
の
)
らないで
困
(
こま
)
ってしまいます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
母の乳を
食物
(
しょくもつ
)
となし
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
島
(
しま
)
の
人
(
ひと
)
たちは、三
人
(
にん
)
の
船
(
ふね
)
をなおして、
新
(
あたら
)
しい
帆
(
ほ
)
を
張
(
は
)
ってくれたばかりでなく、
食物
(
しょくもつ
)
や、また、
水
(
みず
)
などの
用意
(
ようい
)
もしてくれたのです。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やつは
食物
(
しょくもつ
)
をのみおろすと、
消化
(
しょうか
)
するまでは体の中のものが見えるので、しばらくは、どこかに
隠
(
かく
)
れてやすまねばならんのです。ここが、こちらのねらいです。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
人は気楽なもの、腹の中にてかかる
恐慌
(
きょうこう
)
を起すとも知らず、
平生
(
へいぜい
)
胃吉や腸蔵を
虐使
(
ぎゃくし
)
するに
馴
(
な
)
れけん。遠慮もなく
会釈
(
えしゃく
)
もなく上の方よりドシドシ
食物
(
しょくもつ
)
を腹の中へ詰め込み
来
(
きた
)
る。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
死灰再燃
(
しかいさいねん
)
、人も同様、身体が弱れば
食物
(
しょくもつ
)
を変えたり、転地
療治
(
りょうじ
)
をしたり、温泉に
浴
(
ゆあ
)
みしたりして健康を回復するが、住居も変えず、居ながらにして心的境遇を一変する方法もあろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ソコで
洗手盥
(
ちょうずだらい
)
も
金盥
(
かなだらい
)
も一切
食物
(
しょくもつ
)
調理の道具になって、暑中など
何処
(
どこ
)
からか
素麺
(
そうめん
)
を貰うと、その素麺を奥の台所で
湯煮
(
ゆで
)
て貰うて、その素麺を冷すには、毎朝、顔を洗う洗手盥を
持
(
もっ
)
て来て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それから
食物
(
しょくもつ
)
……これは
只今
(
ただいま
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
よりずっと
簡単
(
かんたん
)
なように
見受
(
みう
)
けられます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
待てど暮せど人も来ず、身の上にも別に変りたる事もなく、
食物
(
しょくもつ
)
を
漁
(
あさ
)
るの
外
(
ほか
)
は日々船繕いに余念なく、無事に
大海
(
たいかい
)
へ乗出すことの出来るようにと工夫する外には
何
(
なん
)
の考えもございませぬ。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
(
う
)
たれたこともあれば、
食物
(
しょくもつ
)
をへらされたこともあれば、
蹴
(
け
)
られたこともありました。
彼
(
かれ
)
は、いくたび
泣
(
な
)
いたかしれなかった。
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
食物
(
しょくもつ
)
の
原則
(
げんそく
)
春 第三十二 料理の原則
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
「こんな
雪
(
ゆき
)
の
日
(
ひ
)
には、
困
(
こま
)
るのは、だれも
同
(
おな
)
じこった。そら、おまえにもくれてやろう。」と、
平三
(
へいぞう
)
は
自分
(
じぶん
)
の
食物
(
しょくもつ
)
をわけて、からすに
投
(
な
)
げてやりました。
赤いガラスの宮殿
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
心臓病
(
しんぞうびょう
)
の
食物
(
しょくもつ
)
春 第四十六 病気全快
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
そこで、
乙
(
おつ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
が、
甲
(
こう
)
のある
小
(
ちい
)
さな
町
(
まち
)
を
占領
(
せんりょう
)
したときに、
甲
(
こう
)
の
大将
(
たいしょう
)
は、すっかりその
町
(
まち
)
の
食物
(
しょくもつ
)
を
焼
(
や
)
き
払
(
はら
)
って、ただ、
酒
(
さけ
)
と
水
(
みず
)
ばかりを
残
(
のこ
)
しておきました。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
胃病
(
いびょう
)
の
食物
(
しょくもつ
)
春 第四十六 病気全快
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
食物
(
しょくもつ
)
に
困
(
こま
)
るときは、
美代子
(
みよこ
)
の
家
(
うち
)
一
軒
(
けん
)
ばかりのことでなく、
町
(
まち
)
全体
(
ぜんたい
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
困
(
こま
)
ることですから、いつまでも
食物
(
しょくもつ
)
がこなくて、すまされるわけはありませんでした。
ごみだらけの豆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこには、
鋭
(
するど
)
い
無数
(
むすう
)
の
刺
(
とげ
)
があって、
外
(
そと
)
からの
敵
(
てき
)
を
守
(
まも
)
ってくれるであろうし、そのやわらかな
若葉
(
わかば
)
は
卵
(
たまご
)
が
孵化
(
ふか
)
して
幼虫
(
ようちゅう
)
となったときの
食物
(
しょくもつ
)
となるであろうと
考
(
かんが
)
えたからでした。
冬のちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなの
力
(
ちから
)
で、たちまちのうちに、いろいろの
食物
(
しょくもつ
)
が、
町
(
まち
)
の
商店
(
しょうてん
)
へ
到着
(
とうちゃく
)
しました。それで、
美代子
(
みよこ
)
の一
家
(
か
)
も、このくずだらけの
豆
(
まめ
)
を
食
(
た
)
べなければならぬことがなくてすみました。
ごみだらけの豆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はたして、
乙
(
おつ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
はえらい
勢
(
いきお
)
いでこの
町
(
まち
)
を
占領
(
せんりょう
)
しましたけれど、
食物
(
しょくもつ
)
がありません。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ここにすんでいればこそ
安心
(
あんしん
)
なんだよ。それは、もっと
里
(
さと
)
に
近
(
ちか
)
い
野原
(
のはら
)
にゆけば
食物
(
しょくもつ
)
もたくさんあるし、おまえたちの
喜
(
よろこ
)
びそうな
花
(
はな
)
や、
流
(
なが
)
れもあるけれど、すこしも
油断
(
ゆだん
)
はできないのだ。
兄弟のやまばと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かわせみさん、そこが、
私
(
わたし
)
の
用心深
(
ようじんぶか
)
いところなんですよ。だれもすぐあなのまわりに、
私
(
わたし
)
たちの
好
(
す
)
きな
食物
(
しょくもつ
)
があると
思
(
おも
)
うでしょう。
私
(
わたし
)
が、それを
捕
(
と
)
らないのは、
巣
(
す
)
のあり
場
(
ば
)
をかくすためです。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
診察
(
しんさつ
)
の
結果
(
けっか
)
は、お
母
(
かあ
)
さんのいわれたとおり、だれかに
毒
(
どく
)
の
入
(
はい
)
った
食物
(
しょくもつ
)
をたべさせられたのだろうということです。
医者
(
いしゃ
)
はボンの
体
(
からだ
)
を
子細
(
しさい
)
に
検
(
しら
)
べていましたが、
後足
(
あとあし
)
についている
傷痕
(
きずあと
)
を
指
(
ゆび
)
さして
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ここにはもう
長年
(
ながねん
)
いるけれど、そんな
心配
(
しんぱい
)
はすこしもない。それに
山
(
やま
)
には、
赤
(
あか
)
く
熟
(
じゅく
)
した
実
(
み
)
がなっているし、あの
山
(
やま
)
一つ
越
(
こ
)
せば、
圃
(
たんぼ
)
があって、そこには
私
(
わたし
)
たちの
不自由
(
ふじゆう
)
をしないほどの
食物
(
しょくもつ
)
も
落
(
お
)
ちている。
兄弟のやまばと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
五日分
(
いつかぶん
)
の
食物
(
しょくもつ
)
を
用意
(
ようい
)
していったそうです。」
黒い人と赤いそり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“食物”の意味
《名詞》
食 物(しょくもつ / じきもつ / くいもの)
食べる物。食べ物。
(出典:Wiktionary)
“食物(
食品
)”の解説
食品(しょくひん)またはフード(en: food)とは、人が食べるために直接使用できる、食用可能な状態のもの。人間が日常的に食物として摂取するものの総称である。食物(しょくもつ)、食料品(しょくりょうひん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“食物”で始まる語句
食物屋
食物売
食物本草
食物丈
食物店
食物通
食物彙纂
食物調理
食物原料調査