“見込:みこ” の例文
“見込:みこ”を含む作品の著者(上位)作品数
楠山正雄5
海野十三3
小川未明3
泉鏡太郎3
泉鏡花3
“見込:みこ”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「ワグナーさんは、ああ仰有おっしゃいますが、他のみなさんがたは、どんな風にお見込みこみをなすっていらっしゃるの」
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あゝ、そなた憂苦勞うきくらう見込みこまれて、不幸ふしあはせ縁組えんぐみをおやったのぢゃわ。
そのくにたいそうつよくって、戦争せんそうをしてもとても見込みこみがありませんでした。
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
けれど、どの医者いしゃにも、その病気びょうきがわかりませんばかりでなく、それをなおす見込みこみすらつきませんでした。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
數秒間すうびようかん廣場ひろばられる見込みこみがあらば機敏きびんすがよい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
(飯島のような人間はとうてい救えない。それにくらべると、田川大作のほうはまだ見込みこみがある。)
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ドカリ——洗面所せんめんじよかたなる、どあつた、茶色ちやいろかほが、ひよいと立留たちどまつてぐいと見込みこむと
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
に、煙草盆たばこぼんひかへて、わたし一人ひとりなゝめ琵琶棚びはだな見込みこんで、ぽかんとひかへた。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
こんなふうでは、このいくさにはとてもてる見込みこみはない。まあ、はたらけるだけはたらいて、あとはいさぎよくにをしよう。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
医者いしゃは、ついに恢復かいふく見込みこみがないと、見放みはなしました。
ちょうと三つの石 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それでさるぎもというものをげなければ、とてもたすかる見込みこみがないというので、わたしがおまえさんをさそしにたのさ。
くらげのお使い (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
(一月十日、金属Qを創造そうぞうする見込みこみのつきたる日しるす)
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
良人おっとわたくしちち見込みこんだのでございます。
次の手は、ガラス天井てんじょうを破ることであった。ガラスはそうとう厚いようであるから、ジャック・ナイフしか持っていない彼に、はたして破れるかどうか、見込みこみはうすかった。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、月きふの上る見込みこみもなかつたし、ボオナスもるばかりの上に、質屋しちやちかしい友だちからの融通ゆうづうもさうさうきりなしとはかなかつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
主人もことばのかぎりをつくして同情どうじょうした。しんせつな安藤はともかくも治療ちりょう見込みこみがすこしでもあるならば、一日も見てはいられぬといってった。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
牛のほうはぞうさないけれど、むすこは助かる見込みこみがない。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
大工だいくはせっかく見込みこまれてたのまれたので、うんといってけてはみたものの、いよいよそのてみて、さすがの名人めいじんも、あっといっておどろきました。
鬼六 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
このご結婚けっこんは、あかくろとの結婚けっこんです。あかが、くろ見込みこまれている。おひめさま、あなたは、皇子おうじわれることとなります。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
安藤はもちろん見込みこみがありさえすれば、すぐにも自分がって治療ちりょうをこころみんとの決心けっしんを語り、つづいて花前の不幸ふこうなりし十年まえの経歴けいれきかたった。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
それゆゑ數秒間すうびようかん廣場ひろばられる見込みこみがあらば、もつと機敏きびんにさうするほう個人こじんとして最上さいじようさくたるに相違そういない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「各室だけの話しあいさえうまくいかないようでは、これだけの人数の共同生活が成りたつ見込みこみは絶対になさそうだ。だから、まず、第一にその問題から解決してかからなければならないが、それはどうすればいいのかね。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
とても来月の学年試験には及第きふだいする見込みこみがないと思つてゐたところなので、病気欠席のあとへば、落第らくだいしても母に対して尤至極もつともしごく申訳まをしわけができると思ふからであつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
どうかしてかたきちたいとおもいますが、何分なにぶんこうは三上山みかみやま七巻ななまはんくというおおむかでのことでございますから、よしかって行っても見込みこみがございません。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
……前途むかうさがりに、見込みこんで、勾配こうばいもつといちじるしい其處そこから、母屋おもや正面しやうめんひく縁側えんがはかべに、薄明うすあかりの掛行燈かけあんどんるばかり。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ほう、まねえが、そんな無駄むだぜにがあるんなら、ちとこっちへまわしてもらいてえの。おれだのまつろうなんざ、貧乏神びんぼうがみ見込みこまれたせいか、いつもぴいぴい風車かざぐるまだ。そこへくとおめえなんざ、おせんのつめ糠袋ぬかぶくろれて。……」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)