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品川
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しながは
ふりがな文庫
“
品川
(
しながは
)” の例文
太古
(
たいこ
)
遺跡
(
ゐせき
)
の
發掘
(
はつくつ
)
に、
初
(
はじ
)
めて
余
(
よ
)
が
手
(
て
)
を
下
(
くだ
)
したのは、
武藏
(
むさし
)
の
權現臺
(
ごんげんだい
)
である。それは
余
(
よ
)
の
品川
(
しながは
)
の
宅
(
たく
)
から
極
(
きは
)
めて
近
(
ちか
)
い、
荏原郡
(
えばらぐん
)
大井
(
おほゐ
)
の
小字
(
こあざ
)
の
事
(
こと
)
。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
といふと
人事
(
ひとごと
)
のやうに聞えるが、サア・オルコツクの住んでゐた
品川
(
しながは
)
の
東禅寺
(
とうぜんじ
)
にも浪士が斬り込んで、何人かの死傷を生じた事件もある。
日本の女
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いや、
張合
(
はりあひ
)
もなく
開
(
ひら
)
くうち、「あゝ、
品川
(
しながは
)
ね。」カタリと
窓
(
まど
)
を
開
(
あ
)
けて、
家内
(
かない
)
が
拔出
(
ぬけだ
)
しさうに
窓
(
まど
)
を
覗
(
のぞ
)
いた。「
駄目
(
だめ
)
だよ。」その
癖
(
くせ
)
私
(
わたし
)
も
覗
(
のぞ
)
いた。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ハテ
品川
(
しながは
)
の
益田孝君
(
ますだかうくん
)
さ、一
夜
(
や
)
に
頭
(
あたま
)
が三
尺
(
じやく
)
延
(
のび
)
たといふが
忽
(
たちま
)
ち
福
(
ふく
)
も
禄
(
ろく
)
も
益田君
(
ますだくん
)
と人のあたまに
成
(
な
)
るとは
実
(
じつ
)
に
見上
(
みあ
)
げた
仁
(
ひと
)
です、
殊
(
こと
)
に
大茶人
(
だいちやじん
)
で
書巻
(
しよくわん
)
を愛してゐられます
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其處
(
そこ
)
で
國府津
(
こふづ
)
までの
切符
(
きつぷ
)
を
買
(
か
)
ひ、
品川
(
しながは
)
まで
行
(
ゆ
)
き、
其
(
その
)
プラツトホームで一
時間
(
じかん
)
以上
(
いじやう
)
も
待
(
ま
)
つことゝなつた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
東京市の河流は其の江湾なる
品川
(
しながは
)
の
入海
(
いりうみ
)
と共に、さして
美
(
うつく
)
しくもなく大きくもなく又さほどに繁華でもなく、誠に
何方
(
どつち
)
つかずの極めてつまらない景色をなすに過ぎない。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
唯
(
たゞ
)
亂暴
(
らんぼう
)
一
途
(
づ
)
に
品川
(
しながは
)
へも
足
(
あし
)
は
向
(
む
)
くれど
騷
(
さわ
)
ぎは
其座
(
そのざ
)
限
(
ぎ
)
り、
夜中
(
よなか
)
に
車
(
くるま
)
を
飛
(
と
)
ばして
車町
(
くるまゝち
)
の
破落戸
(
ごろ
)
がもとをたゝき
起
(
おこ
)
し、それ
酒
(
さけ
)
かへ
肴
(
さかな
)
と、
紙入
(
かみい
)
れの
底
(
そこ
)
をはたきて
無理
(
むり
)
を
徹
(
とほ
)
すが
道樂
(
だうらく
)
なりけり
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
渡
(
わた
)
し其夜は口上にて
委細
(
ゐさい
)
咄
(
はなし
)
に及べば南藏院は
篤
(
とく
)
と承知し
早速
(
さつそく
)
懇意
(
こんい
)
なる芝田町二丁目の
阿波屋吉兵衞
(
あはやきちべゑ
)
品川
(
しながは
)
宿の河内屋與兵衞本石町二丁目の
松屋
(
まつや
)
佐
(
さ
)
四郎
下鎌田村
(
しもかまだむら
)
の
長谷川
(
はせがは
)
卯
(
う
)
兵衞兩國米澤町の
鼈甲屋喜助等
(
べつかふやきすけとう
)
の五人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
有
(
あ
)
りますとも、
第
(
だい
)
一、
品川
(
しながは
)
の
近
(
ちか
)
くでは
有名
(
ゆうめい
)
な
權現臺
(
ごんげんだい
)
といふ
處
(
ところ
)
が
有
(
あ
)
ります。
其所
(
そこ
)
なんぞは
大變
(
たいへん
)
です、
這
(
こ
)
んな
破片
(
はへん
)
は
山
(
やま
)
の
樣
(
やう
)
に
積
(
つ
)
んで
有
(
あ
)
ります
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
見
(
み
)
ると……
見渡
(
みわた
)
すと……
東南
(
とうなん
)
に、
芝
(
しば
)
、
品川
(
しながは
)
あたりと
思
(
おも
)
ふあたりから、
北
(
きた
)
に
千住
(
せんぢう
)
淺草
(
あさくさ
)
と
思
(
おも
)
ふあたりまで、
此
(
こ
)
の
大都
(
だいと
)
の
三面
(
さんめん
)
を
弧
(
こ
)
に
包
(
つゝ
)
んで、
一面
(
いちめん
)
の
火
(
ひ
)
の
天
(
てん
)
である。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『どうせ
待
(
ま
)
つなら
品川
(
しながは
)
で
待
(
ま
)
ちましようか、
同
(
おな
)
じことでも
前程
(
さき
)
へ
行
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
る
方
(
はう
)
が
氣持
(
きもち
)
が
可
(
い
)
いから』
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
呼
(
よ
)
んだら
聞
(
きこ
)
えさうですね。」「
呉服橋
(
ごふくばし
)
の
上
(
うへ
)
あたりで、
此
(
こ
)
のゴーと
言
(
い
)
ふ
奴
(
やつ
)
を
聞
(
き
)
いてるかも
知
(
し
)
れない。」「
驛前
(
えきまへ
)
のタクシイなら、
品川
(
しながは
)
で
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふかも
知
(
し
)
れませんよ。」
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我
(
わ
)
が
品川
(
しながは
)
の
住居
(
じうきよ
)
から
遠
(
とほ
)
くもあらぬ
桐
(
きり
)
ヶ
谷
(
や
)
の
村
(
むら
)
、
其所
(
そこ
)
に
在
(
あ
)
る
氷川神社
(
ひがはじんじや
)
の
境内
(
けいだい
)
に、
瀧
(
たき
)
と
名
(
な
)
に
呼
(
よ
)
ぶも
如何
(
いかゞ
)
であるが、一
日
(
にち
)
の
暑
(
しよ
)
を
避
(
さ
)
けるに
適
(
てき
)
して
居
(
ゐ
)
る
靜地
(
せいち
)
に、
清水
(
しみづ
)
の
人造瀧
(
じんざうたき
)
が
懸
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
るので
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
……
品川
(
しながは
)
へ
來
(
き
)
て
忘
(
わす
)
れたる
事
(
こと
)
ばかり——なんぞ
何
(
なに
)
もなし。
大森
(
おほもり
)
を
越
(
こ
)
すあたりであつた。……
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
強盜
(
がうとう
)
と
間違
(
まちが
)
へられた
憤慨
(
ふんがい
)
紛
(
まぎ
)
れに、
二人
(
ふたり
)
はウン/\
汗
(
あせ
)
を
絞
(
しぼ
)
りながら、一
里
(
り
)
餘
(
よ
)
の
道
(
みち
)
を
境
(
さかい
)
の
停車場
(
ていしやば
)
に
出
(
い
)
で、
其夜
(
そのよ
)
の
汽車
(
きしや
)
に
乘
(
の
)
つて、
品川
(
しながは
)
まで
歸
(
かへ
)
つたが、
新宿
(
しんじゆく
)
の
乘替
(
のりかへ
)
で、
陸橋
(
ブリツチ
)
を
上下
(
じやうげ
)
した
時
(
とき
)
の
苦
(
くる
)
しさ。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
先
(
ま
)
づは
滯
(
とゞこほ
)
りなく
大阪
(
おほさか
)
へ——それから
豐前
(
ぶぜん
)
へ
𢌞
(
まは
)
つて、
中津
(
なかつ
)
の
米
(
こめ
)
を
江戸
(
えど
)
へ
積
(
つ
)
んで、
江戸
(
えど
)
から
奧州
(
あうしう
)
へ
渡
(
わた
)
つて、
又
(
また
)
青森
(
あをもり
)
から
津輕藩
(
つがるはん
)
の
米
(
こめ
)
を
託
(
ことづか
)
つて、一
度
(
ど
)
品川
(
しながは
)
まで
戻
(
もど
)
つた
處
(
ところ
)
、
更
(
あらた
)
めて
津輕
(
つがる
)
の
材木
(
ざいもく
)
を
積
(
つ
)
むために
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
望蜀生
(
ぼうしよくせい
)
が
完全
(
くわんぜん
)
なる
土器
(
どき
)
の
蓋
(
ふた
)
を
掘出
(
ほりだ
)
して
來
(
き
)
たので、
急
(
きふ
)
に
行
(
ゆ
)
きたい
氣
(
き
)
に
成
(
な
)
り、三十六
年
(
ねん
)
十二
月
(
ぐわつ
)
十四
日
(
か
)
に、
幻花翁
(
げんくわおう
)
、
望蜀生
(
ぼうしよくせい
)
、
玄川子
(
げんせんし
)
との四
人連
(
にんづれ
)
、
品川
(
しながは
)
から
汽車
(
きしや
)
で
鶴見
(
つるみ
)
、それから一
里弱
(
りじやく
)
、
下末吉村
(
しもすゑよしむら
)
へと
行
(
い
)
つた。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
人相
(
にんさう
)
の
惡
(
わる
)
い
余
(
よ
)
と
望生
(
ぼうせい
)
。それが
浴衣
(
ゆかた
)
がけに
草鞋
(
わらじ
)
脚半
(
きやはん
)
、
鎌
(
かま
)
や
萬鍬
(
まんぐわ
)
を
手
(
て
)
に
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
東京
(
とうきやう
)
だと
云
(
い
)
つたり、
又
(
また
)
品川
(
しながは
)
だとも
答
(
こた
)
へる。
怪
(
あや
)
しむのは
道理
(
だうり
)
だ。それが
又
(
また
)
石
(
いし
)
を
掘
(
ほ
)
るといふのだから、一
層
(
そう
)
巡査
(
じゆんさ
)
は
怪
(
あや
)
しんで。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
嘗
(
かつ
)
て、ものに
記
(
しる
)
して、
東海道中
(
とうかいだうちう
)
、
品川
(
しながは
)
のはじめより、
大阪
(
おほさか
)
まはり、
山陰道
(
さんいんだう
)
を
通
(
つう
)
じて、
汽車
(
きしや
)
から、
婀娜
(
あだ
)
と、しかして、
窈窕
(
えうてう
)
と、
野
(
や
)
に、
禽類
(
きんるゐ
)
の
佳人
(
かじん
)
を
見
(
み
)
るのは、
蒲田
(
かまた
)
の
白鷺
(
しらさぎ
)
と、
但馬
(
たじま
)
豐岡
(
とよをか
)
の
鶴
(
つる
)
ばかりである
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
東京
(
とうきやう
)
と
云
(
い
)
つたり、
品川
(
しながは
)
と
云
(
い
)
つたり、
何方
(
どツち
)
なんだ』
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“品川”で始まる語句
品川町
品川沖
品川堀
品川湾
品川区
品川口
品川軍
品川宿
品川寺
品川溜