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辰
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たつ
ふりがな文庫
“
辰
(
たつ
)” の例文
夜長の
折柄
(
おりから
)
お
辰
(
たつ
)
の物語を御馳走に
饒舌
(
しゃべり
)
りましょう、残念なは去年ならばもう少し面白くあわれに申し
上
(
あげ
)
て
軽薄
(
けいはく
)
な京の人イヤ
是
(
これ
)
は失礼
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
縁ならぬ縁でしたが、目をかけた配下の善光寺
辰
(
たつ
)
が死んでみれば、まだ四十九日もたたないうちに、めでたいどころの騒ぎでない。
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
さびしい
田舎道
(
いなかみち
)
の
方
(
ほう
)
まで、
自転車
(
じてんしゃ
)
を
走
(
はし
)
らせて、
二人
(
ふたり
)
は、
散歩
(
さんぽ
)
しました。
徳蔵
(
とくぞう
)
さんは、
辰
(
たつ
)
一にとって、
実
(
じつ
)
の
兄
(
にい
)
さんのような
気
(
き
)
がしました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
十二支というのは、子、
丑
(
うし
)
、
寅
(
とら
)
、卯、
辰
(
たつ
)
、
巳
(
み
)
、
午
(
うま
)
、
未
(
ひつじ
)
、
申
(
さる
)
、
酉
(
とり
)
、
戌
(
いぬ
)
、
亥
(
い
)
の十二で、午の年とか酉の年とかいうあの呼び方なのです。
大金塊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
いや三月十三日の
寅
(
とら
)
ノ一
天
(
てん
)
(午前四時)から
辰
(
たつ
)
ノ
刻
(
こく
)
(午前八時)までとあるから厳密には早朝一ト煙の市街戦だったといってよい。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
神戸家へ
重々
(
かさねがさね
)
世話になるのは気の毒だと云うので、宇平一家はやはり遠い親戚に当る、添邸の山本平作方へ、八日の
辰
(
たつ
)
の刻過に避難した。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
上半身に十二支の内、
子
(
ね
)
、
丑
(
うし
)
、
寅
(
とら
)
、
卯
(
う
)
、
辰
(
たつ
)
、
巳
(
み
)
、
午
(
うま
)
、の七つまで、墨と朱の二色で、いとも鮮やかに彫ってあるのでした。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
双方が
睨
(
にら
)
み合ってる中に、父の弟分なり
乾児
(
こぶん
)
なりであった
肴屋
(
さかなや
)
の
辰
(
たつ
)
という六尺近くもある大男の豪のものが飛び出して、相手を
一拉
(
ひとひし
)
ぎにしたので
幕末維新懐古談:43 歳の市のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「おい、」と重く落着いて一ツ
頷
(
うなず
)
いた。これは
下谷
(
したや
)
西黒門町に住んで、
頭
(
かしら
)
、頭と立てらるる、
辰
(
たつ
)
何とか言うのであろう。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
種吉では話にならぬから素通りして路地の
奥
(
おく
)
へ行き種吉の
女房
(
にょうぼう
)
に
掛
(
か
)
け合うと、女房のお
辰
(
たつ
)
は種吉とは大分
違
(
ちが
)
って、借金取の動作に注意の目をくばった。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
立伊賀亮事
俄
(
にはか
)
に
癪氣
(
しやくき
)
差起
(
さしおこ
)
り明日の所
全快
(
ぜんくわい
)
覺束
(
おぼつか
)
なく候間
萬端
(
ばんたん
)
宜敷御頼み申也と云
送
(
おく
)
り
部屋
(
へや
)
へ
引籠
(
ひきこも
)
り居たりける
扨
(
さて
)
其夜も
明
(
あけ
)
辰
(
たつ
)
の
上刻
(
じやうこく
)
と成ば天一坊には八山を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寂しい心の
辰
(
たつ
)
爺
(
じい
)
さんは、冬至が過ぎれば日が畳の目一つずつ永くなる、冬のあとには春が来る、と云う信仰の下に、時々
竹箆
(
たけべら
)
で鍬の刃につく土を落しつゝ
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
弟は
辰
(
たつ
)
と云った。辰年の生れであった。私達は三人兄弟で、兄は
新
(
あらた
)
、私は
清
(
きよし
)
で、みな祖父がつけたものであった。弟が生れたのは、三月の節句の頃であった。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
「ながらへば
寅
(
とら
)
卯
(
う
)
辰
(
たつ
)
巳
(
み
)
やしのばれん、うしとみし年今はこひしき。」それをばあたかも我が身の上を
咏
(
えい
)
じたもののように
幾度
(
いくたび
)
か
繰返
(
くりかえ
)
して聞かせるのであった。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
智者は機に投ずるを貴ぶ、帰来はすべからく
辰
(
たつ
)
に及ぶべし。非常の功を立てずんば、身後に誰か能く賓せん。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
辰
(
たつ
)
の刻よりはじまって、
午
(
うま
)
の刻まで戦いつづけたが、二十余人の多治見勢に、二千の六波羅勢は敵しかね、要害とてない館一つを、
陥落
(
おと
)
しかねて持てあました。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そいつは
大蛇
(
だいじゃ
)
の
辰
(
たつ
)
といって、
躯
(
からだ
)
ぜんたいに大蛇の
刺青
(
いれずみ
)
のある、
博奕
(
ばくち
)
打ちなかまでは相当に顔の売れた男ですよ、あっしが御放免になって十日ばかり経った或る日
枡落し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
時に濃霧(川中島の名物)が深く立ちこめて一寸先もみえない。甲軍は越軍が川中島に来るのは
辰
(
たつ
)
の刻(午前八時)とかんがえ、厳然たる隊形は整えずにいたらしい。
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
造兵へ出る
辰
(
たつ
)
さんが肌を抜いで酒を
呑
(
の
)
んでいると、御酒を呑んでてよと御母さんに話す。大工の
源坊
(
げんぼう
)
が
手斧
(
ておの
)
を
磨
(
と
)
いでいると、何か磨いでてよと御祖母さんに知らせる。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「こん
日
(
じつ
)
は
辰
(
たつ
)
の日で、よろず新しく立つといういい日でございまするから、こんじつ以来、日本もいい運に向いてまいりましょうでございます。おめでとうございます」
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
頃より馬場へ
出御
(
しゅつぎょ
)
、大場重玄をまん中に立たせ、清八、鷹をと御意ありしかば、清八はここぞと富士司を放つに、鷹はたちまち
真一文字
(
まいちもんじ
)
に重玄の天額をかい
掴
(
つか
)
みぬ。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
子
(
ね
)
、
丑
(
うし
)
、
寅
(
とら
)
、
卯
(
う
)
、
辰
(
たつ
)
、
巳
(
み
)
、——と、
客
(
きゃく
)
のない
上
(
あが
)
りかまちに
腰
(
こし
)
をかけて、
独
(
ひと
)
り十二
支
(
し
)
を
順
(
じゅん
)
に
指折
(
ゆびお
)
り
数
(
かぞ
)
えていた、
仮名床
(
かなどこ
)
の
亭主
(
ていしゅ
)
伝吉
(
でんきち
)
は、いきなり、
息
(
いき
)
がつまるくらい
荒
(
あら
)
ッぽく
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
紙幣
(
さつ
)
と菓子との二つ取りにはおこしをおくれと手を出したる物なれば、今の稼業に誠はなくとも百人の中の一人に真からの涙をこぼして、聞いておくれ染物やの
辰
(
たつ
)
さんが事を
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
たとえば、
辰
(
たつ
)
年に生まれたるものは
剛邁
(
ごうまい
)
の気性を有し、
寅
(
とら
)
年に生まれたるものは腕力を有し、
子
(
ね
)
年に生まれたるものは臆病なりというごとき類は、世間にてよくいうことであります。
妖怪学一斑
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
掘り起した土の中からはどうかするとかわいらしい
貝割葉
(
かいわれば
)
が見つかりましたが、それはすもものたねについて出てくるやつでした。わたしたちの学校には
辰
(
たつ
)
さんという小使いがいます。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
朝の
辰
(
たつ
)
どき(午前七時—九時)に初めてその前列を見て、夕の
酉
(
とり
)
どき(午後五時—七時)にいたる頃、その全部がようやく行き尽くしたのであって、その長さ実に幾里であるか判らない。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
辰
(
たつ
)
の刻から
午
(
うま
)
の刻になって始めて
脱稿
(
だっこう
)
した。王者はそれを見て非常に悦んだ。
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
眼玉の大きいところから蜻蛉の
辰
(
たつ
)
と呼ばれている中年者が住んでいるが、去年の夏、女郎上りの
嬶
(
かかあ
)
に死なれてからは、昼は家にごろごろして日暮れから
夜鳴饂飩
(
よなきうどん
)
を売りに出ているとのこと。
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
一人の女と一人の
女形
(
おやま
)
、その美しい
円味
(
まるみ
)
、匂いこぼれるような
媚
(
なま
)
めかしさ、悩ましさはともかくとして、おりふし「青楼十二時」でもひもどいて、
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
の画面に
打衝
(
ぶつ
)
かると、ハタと彼は
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そこへ米より三つ上の
辰
(
たつ
)
という子が帰って来た。
火
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
「
辰
(
たつ
)
です」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
穏当
(
おとなしく
)
なって
姪子
(
めいっこ
)
を売るのではない養女だか
妾
(
めかけ
)
だか知らぬが百両で縁を
切
(
きっ
)
で
呉
(
く
)
れろという人に
遣
(
や
)
る
計
(
ばかり
)
の事、それをお
辰
(
たつ
)
が
間夫
(
まぶ
)
でもあるか
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
新しく善光寺
辰
(
たつ
)
なる配下が一枚わき役として加わり、名人、伝六、善光寺辰と、およそ古今に類のない変人ぞろいの
捕物
(
とりもの
)
陣を敷きまして
右門捕物帖:15 京人形大尽
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
そして時刻の
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
(午前八時)の頃としなれば、遠く、
下京
(
しもぎょう
)
の本能寺から、貝の音は聞えて、——一番隊、二番隊、三番隊、四番隊と
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十二
月
(
がつ
)
の
日曜日
(
にちようび
)
でした。
風
(
かぜ
)
のない
静
(
しず
)
かなお
天気
(
てんき
)
であります。
辰
(
たつ
)
一は、
午後
(
ごご
)
から、××の
空
(
あ
)
き
地
(
ち
)
へいってみようと
思
(
おも
)
いました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夏痩は、
辰
(
たつ
)
ノ
口
(
くち
)
といふ温泉の、叔母の家で、
従姉
(
いとこ
)
の処へわきから包ものが
達
(
とゞ
)
いた。其上包になつて読売新聞が一枚。
いろ扱ひ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あれは
札差
(
ふださし
)
の
檀那衆
(
だんなしゅ
)
が
悪作劇
(
いたずら
)
をしてお
出
(
いで
)
なすったところへ、お
辰
(
たつ
)
さんが飛び込んでお出なすったのでございます。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
煙管
(
きせる
)
啣
(
くわ
)
えて、
後手
(
うしろで
)
組んで、起きぬけに田の水を見る
辰
(
たつ
)
爺
(
じい
)
さんの眼に、露だらけの
早稲
(
わせ
)
が一夜に一寸も伸びて見える。昨日花を見た
茄子
(
なす
)
が、明日はもうもげる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
中には六十を越して、中風で身動きもならぬ母親のお
辰
(
たつ
)
が、眠るとも覚めるともなく寝ているのでしょう。
銭形平次捕物控:092 金の茶釜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
斯
(
かく
)
て又
享保
(
きやうほ
)
二年五月廿六日
双方
(
さうはう
)
共明廿七日
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
評定
(
ひやうぢやう
)
所へ
罷
(
まかり
)
出べき旨
差紙
(
さしがみ
)
あり依て願人相手方
殘
(
のこ
)
らず評定所
腰掛
(
こしかけ
)
へ
未明
(
みめい
)
より相
詰
(
つめ
)
る抑も評定所に於て
吟味
(
ぎんみ
)
のありしは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ちょうど、その時分、
虎
(
とら
)
の
門際
(
もんぎわ
)
の
辰
(
たつ
)
ノ
口
(
くち
)
に工部省で建てた工部学校というものが出来ました。
幕末維新懐古談:36 脂土や石膏に心を惹かれたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「それは失礼」と松次郎は登に気取った会釈をし、伊蔵に云った、「おまえは
辰
(
たつ
)
と銀を呼んで、ここで待っていておくれ、いいよ、一人で大丈夫、私も高田屋の松次郎だよ」
赤ひげ診療譚:07 おくめ殺し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
紙幣
(
さつ
)
と
菓子
(
くわし
)
との二つ
取
(
ど
)
りにはおこしをお
呉
(
く
)
れと
手
(
て
)
を
出
(
だ
)
したる
物
(
もの
)
なれば、
今
(
いま
)
の
稼業
(
かげう
)
に
誠
(
まこと
)
はなくとも百
人
(
にん
)
の
中
(
なか
)
の
一人
(
ひとり
)
に
眞
(
しん
)
からの
涙
(
なみだ
)
をこぼして、
聞
(
き
)
いておくれ
染物
(
そめもの
)
やの
辰
(
たつ
)
さんが
事
(
こと
)
を
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
十年前の言草なんか誰が覚えているものか、しかしあの石塔に
帰泉院殿
(
きせんいんでん
)
黄鶴大居士
(
こうかくだいこじ
)
安永五年
辰
(
たつ
)
正月と
彫
(
ほ
)
ってあったのだけはいまだに記憶している。あの石塔は古雅に出来ていたよ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「おっと
待
(
ま
)
った。その
足
(
あし
)
で
揚
(
あ
)
がられちゃかなわない。
辰
(
たつ
)
どん、
裏
(
うら
)
の
盥
(
たらい
)
へ
水
(
みず
)
を
汲
(
く
)
みな」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
朝来小雨有之候へども
辰
(
たつ
)
の下刻より春雷を催し、
稍
(
やや
)
、晴れ間相きざし候折から——村郷士
梁瀬
(
やなせ
)
金十郎殿より、迎への馬差し遣はされ、検脈致し呉れ候様、申し越され候間、早速馬上にて
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
辰
(
たつ
)
のやつア走りながら
刺子
(
さしこ
)
を着て、もう行っちめえやがった。
早
(
はえ
)
え野郎だ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「どうで私の話だから昔のことだよ。そのつもりで聴いて貰わなけりゃあならないが……。江戸時代の天保三年、これは丑年じゃあない
辰
(
たつ
)
年で、例の鼠小僧次郎吉が召捕りになった年だが、その正月二日の朝の出来事だ。」
牛
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いいえ、こないだ
辰
(
たつ
)
のふた
七日
(
なのか
)
の日にね、あんまり気がめいってならねえから、通りの釈場にいったら講釈師がいったんですよ。
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
珠運
(
しゅうん
)
は段々と
平面板
(
ひらいた
)
に
彫浮
(
ほりうか
)
べるお
辰
(
たつ
)
の像、元より
誰
(
たれ
)
に頼まれしにもあらねば細工料取らんとにもあらず、
唯
(
ただ
)
恋しさに余りての業
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“辰”の意味
《名詞》
たつ。十二支の5番目。
(出典:Wiktionary)
“辰”の解説
辰(たつ、しん)は、十二支のひとつである。通常十二支の中で第5番目に数えられる。
前年は卯(う)、次年は巳(み)である。
(出典:Wikipedia)
辰
漢検準1級
部首:⾠
7画
“辰”を含む語句
辰刻
甲辰
良辰
生辰綱
戊辰
星辰
丙辰
辰刻半
壬辰
卯辰
辰猪
辰口
信辰
正辰
堀辰雄
正辰刻
辰刻頃
辰巳
北辰
忌辰
...