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一拉
ふりがな文庫
“一拉”の読み方と例文
読み方
割合
ひとひし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとひし
(逆引き)
双方が
睨
(
にら
)
み合ってる中に、父の弟分なり
乾児
(
こぶん
)
なりであった
肴屋
(
さかなや
)
の
辰
(
たつ
)
という六尺近くもある大男の豪のものが飛び出して、相手を
一拉
(
ひとひし
)
ぎにしたので
幕末維新懐古談:43 歳の市のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
思はず
後居
(
しりい
)
に腰を突く、
膝
(
ひざ
)
の上に
真俯伏
(
まうつぶ
)
せ、真白な両手を重ねて、わなゝく
髷
(
まげ
)
の根、
頸
(
うなじ
)
さへ、あざやかに見ゆる美人の
襟
(
えり
)
を、
誰
(
た
)
が手ともなく
無手
(
むんず
)
と取つて
一拉
(
ひとひし
)
ぎ。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一拉(ひとひし)の例文をもっと
(2作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
拉
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一拉”のふりがなが多い著者
高村光雲
泉鏡花