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後居
ふりがな文庫
“後居”の読み方と例文
読み方
割合
しりい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりい
(逆引き)
「あ。」と一声血を絞れる、不意の叫声に驚きて、思わず軍夫が放てる手に、身を支えたる力を失して
後居
(
しりい
)
にはたと
僵
(
たお
)
れたり。
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「あ。」と一声血を
絞
(
しぼ
)
れる、不意の叫声に驚きて、思はず軍夫が放てる手に、身を支えたる力を失して
後居
(
しりい
)
にはたと
僵
(
たお
)
れたり。
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
思はず
後居
(
しりい
)
に腰を突く、
膝
(
ひざ
)
の上に
真俯伏
(
まうつぶ
)
せ、真白な両手を重ねて、わなゝく
髷
(
まげ
)
の根、
頸
(
うなじ
)
さへ、あざやかに見ゆる美人の
襟
(
えり
)
を、
誰
(
た
)
が手ともなく
無手
(
むんず
)
と取つて
一拉
(
ひとひし
)
ぎ。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
後居(しりい)の例文をもっと
(4作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世