“丙辰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいしん83.3%
ひのえたつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは『幽林先生遺稿』を尾張丹羽郡の鷲津家から借り得てこれを閲読した。行状の中には年号干支に天明丙辰へいしんとなしたるが如き伝写の誤がある。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
藩士尊攘派の独自的結成は水戸で水長藩士の丙辰へいしん丸会盟、関西ではもっと大仕掛に薩——寺田屋で藩主改良派の手で殺された——長、土、肥、筑前ちくぜん筑後ちくごの諸藩士および浪士
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
つぎに允恭天皇いんけうてんのうの五ねん丙辰ひのえたつぐわつ廿四地震ぢしん宮殿きうでん舍屋しやをくやぶるとある。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)