“下京”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもぎょう44.4%
しもぎやう33.3%
しもきょう22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして時刻のたつこく(午前八時)の頃としなれば、遠く、下京しもぎょうの本能寺から、貝の音は聞えて、——一番隊、二番隊、三番隊、四番隊と
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
下京しもぎやう紅屋べにやかどをくぐりたる男うつくし春の夜の月
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)
下京しもきょうの町を離れて、加茂川を横ぎったころからは、あたりがひっそりとして、ただへさきにさかれる水のささやきを聞くのみである。
高瀬舟 (新字新仮名) / 森鴎外(著)