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下京
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しもきょう
ふりがな文庫
“
下京
(
しもきょう
)” の例文
下京
(
しもきょう
)
の町を離れて、加茂川を横ぎったころからは、あたりがひっそりとして、ただ
舳
(
へさき
)
にさかれる水のささやきを聞くのみである。
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
古い京をいやが上に
寂
(
さ
)
びよと降る
糠雨
(
ぬかあめ
)
が、赤い腹を空に見せて
衝
(
つ
)
いと行く
乙鳥
(
つばくら
)
の
背
(
せ
)
に
応
(
こた
)
えるほど繁くなったとき、
下京
(
しもきょう
)
も
上京
(
かみきょう
)
もしめやかに
濡
(
ぬ
)
れて、
三十六峰
(
さんじゅうろっぽう
)
の
翠
(
みど
)
りの底に、音は
友禅
(
ゆうぜん
)
の
紅
(
べに
)
を溶いて
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“下京(下京区)”の解説
下京区(しもぎょうく)は、京都市を構成する11区のひとつである。北辺を通る四条通の四条烏丸(烏丸通)から四条河原町(河原町通)までは京都府、京都市有数の繁華街となっている。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕