“堀辰雄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほりたつお50.0%
ほりたつを50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は三十二歳になったけれども、同年輩の男の友人たちは、みずみずしくってまだ青年だ。武田麟太郎たけだりんたろうさん、堀辰雄ほりたつおさん、永井龍男ながいたつおさん、いずれも花菖蒲はなあやめだ。だけど、女の青春はどうも短かすぎる。
生活 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
堀辰雄ほりたつを君も僕よりは年少である。が、堀君の作品も凡庸ではない。東京人、坊ちやん、詩人、本好き——それ等の点も僕と共通してゐる。しかし僕のやうに旧時代ではない。
僕の友だち二三人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)