“堀田原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほったわら50.0%
ほったはら33.3%
ほったばら8.3%
ほつたはら8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は結婚後しばらく親の家へ帰っていた。ちょうどそれを境にしての金谷おきせさんは穀屋の店を畳んで堀田原ほったわらの家に世帯を引き取りました。
表には左りくぼ、右堀田原ほったはらとある。やみだのに赤い字があきらかに見えた。赤い字は井守いもりの腹のような色であった。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
徳松というのは、この小説の主人公で、作者はこの主人公を……この若い袋物職人を、浅草の堀田原ほったばらに住わせた。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
榛軒は市川の家を訪ふに、先づかごに乗つて堀田原ほつたはらに住んでゐる門人坂上玄丈の家に往き、そこより徒歩して市川の家に至つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)