“田原町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たわらまち75.0%
たわらちょう18.8%
たはらまち6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田原町(たわらまち)の経師屋(きょうじや)東作(とうさく)、四十年輩の気のきいた男ですが、これが描き菊石の東作といわれた、稀代(きたい)の兇賊と知る者は滅多にありません。
此(この)際御(おん)前様御心底は奈何(いかが)に候哉(や)。私存じ候には、同刻御自身の思召(おぼしめし)にて馬喰町へ御出被成候方宜敷(おんいでなされそろかたよろしく)候様存じ候。田原町(たわらちょう)へ一寸(ちょっと)御立寄被成候(おんたちよりなされそうろう)て御出被成度(おんいでなされたく)存じ候。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
……思(おも)ひ出(だ)す事(こと)がある。淺草(あさくさ)田原町(たはらまち)の裏長屋(うらながや)に轉(ころ)がつて居(ゐ)た時(とき)、春寒(はるさむ)い頃(ころ)……足袋(たび)がない。……最(もつと)も寒中(かんちう)もなかつたらしいが、何(ど)うも陽氣(やうき)に向(むか)つて、何分(なにぶん)か色氣(いろけ)づいたと見(み)える。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)