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堀田原
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ほったわら
ふりがな文庫
“
堀田原
(
ほったわら
)” の例文
私は結婚後
暫
(
しばら
)
く親の家へ帰っていた。ちょうどそれを境にして
彼
(
か
)
の金谷おきせさんは穀屋の店を畳んで
堀田原
(
ほったわら
)
の家に世帯を引き取りました。
幕末維新懐古談:24 堀田原へ引っ越した頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
種彦は遠くもあらぬ
堀田原
(
ほったわら
)
の住居まで、是非にもお供せねばという門人たちの
深切
(
しんせつ
)
をも無理に断り、
夜涼
(
やりょう
)
の茶屋々々
賑
(
にぎわ
)
う並木の
大通
(
おおどおり
)
を
横断
(
よこぎ
)
って
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
自分は浅草観音へ参詣した帰りで、これから
堀田原
(
ほったわら
)
の知りびとのところを訪ねようと思っていると言った。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「気をたしかにしなせえ。腰でも抜かさぬように用心したがいいぞ。
堀田原
(
ほったわら
)
の師匠がの、今朝おなくなりになったのだ。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
養母の住居である
堀田原
(
ほったわら
)
の家には義母お悦さんが住んでいて、時々私は其所へ帰っていた。
幕末維新懐古談:23 家内を貰った頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
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当日は、私は何かの都合であったか
堀田原
(
ほったわら
)
の家に休んでおりました。日暮れ少し前頃に、私の家の表の
這入
(
はい
)
り口に地主の岡田というのがあって、その次男が私の宅へ飛び込んで来て、
突如
(
だしぬけ
)
に
幕末維新懐古談:25 初めて博覧会の開かれた当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
実は今日さる処まで暑中見舞に出掛けたところ途中でお店の
若衆
(
わかいしゅう
)
に行き
逢
(
あ
)
い
堀田原
(
ほったわら
)
の先生が
日蔭町
(
ひかげちょう
)
のお屋敷へしかじかとのお話を聞き、
私
(
わし
)
も早速先生の御返事が聞きたさに急いでやって来ましたのさ。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
……
堀田原
(
ほったわら
)
、森下となる。
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
堀
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“堀田”で始まる語句
堀田
堀田道空
堀田備中守
堀田家
堀田某
堀田正睦
堀田稲葉
堀田伊太夫
堀田加賀守
堀田相摸守