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はなし
ふりがな文庫
“
談話
(
はなし
)” の例文
男は二十四五の、
草臥
(
くたび
)
れたやうな顔、女は六十ばかりの皺くちやな
媼
(
ばあ
)
さんで、
談話
(
はなし
)
の模様でみると、親子といふやうな調子があつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
談話
(
はなし
)
をしても差支えない程度まで元気づいた時、未だ毎日采配を振りに来る母親が二人の病室の仕切りになっていた襖を外してくれた。
女婿
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そのかわりね、私にゃ、(芳さんと
談話
(
はなし
)
をすることは決してならない)ッて、固くいいつけたわ。やっぱり疑ぐっているらしいよ。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
村長は高山の依頼を言い出す
機会
(
おり
)
の無いのに引きかえて校長細川繁は
殆
(
ほとん
)
ど毎夜の如く富岡先生を
訪
(
と
)
うて十時過ぎ頃まで
談話
(
はなし
)
ている
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
談話
(
はなし
)
の様子で見ると、高柳夫婦は東京の方へ廻つて、江の島、鎌倉あたりを見物して来て、是から飯山へ乗込むといふ寸法らしい。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
いやらしい事なぞはちっとも口にしなかったが、胸と胸との
談話
(
はなし
)
は通って、どうかして
一緒
(
いっしょ
)
になりたい位の事は
互
(
たがい
)
に思い思っていたのだ。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
何をお思いになってお
出
(
いで
)
であろうか、または、何についてお
談話
(
はなし
)
をなされてであったろうかと、ふと何ともいえぬ
懐
(
なつか
)
しみが
湧
(
わ
)
き上りました。
平塚明子(らいてう)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
わたし達二人の産婦は知らない仲でしたから、碌々
談話
(
はなし
)
もしませんでした。お互いに何か盗まれたような気がして、睨み合っていたのです。
二人の母親
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
彼はこの
談話
(
はなし
)
を聞いて、初めてそれに
異
(
ちが
)
いないと悟った、その老婆の怨霊がまだこの家に残っていて、無関係の彼の眼にも見えたと思った
暗夜の白髪
(新字新仮名)
/
沼田一雅
(著)
「どうか有の儘にお話して下さい。小母さんはどの位永くあの
腰掛
(
ベンチ
)
にいました。そしてその男とどんな
談話
(
はなし
)
をなさいました?」
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
改札口へ来かかると俄に混雑する人の
往来
(
ゆきき
)
に、
談話
(
はなし
)
もそのまま、三人は
停車場
(
ていしゃば
)
の外へ出た。吹きすさむ梅雨晴の夜風は肌寒いほど
冷
(
ひややか
)
である。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
起上
(
たちあが
)
ッて部屋へ帰ろうとは思いながら、つい
起
(
たち
)
そそくれて
潮合
(
しおあい
)
を失い、まじりまじり思慮の無い顔をして
面白
(
おもしろく
)
もない
談話
(
はなし
)
を聞いているうちに
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
二人とも何やら浮かぬ顔色で今までの
談話
(
はなし
)
が途切れたような体であッたが、しばらくして老女はきッと思いついた体で傍の
匕首
(
あいくち
)
を手に取り上げ
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
乃
(
そこ
)
でそれが
再
(
ふたゝ
)
び
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
せないやうに、
愛
(
あい
)
ちやんはそれを
腋
(
わき
)
の
下
(
した
)
へ
壓
(
お
)
し
込
(
こ
)
み、それからその
友達
(
ともだち
)
と
猶
(
な
)
ほも
談話
(
はなし
)
を
續
(
つゞ
)
けやうとして
戻
(
もど
)
つて
行
(
ゆ
)
きました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
一
度
(
ど
)
汝
(
そなた
)
に
逢
(
あ
)
って
置
(
お
)
かうと
思
(
おも
)
って、
今日
(
きょう
)
はわざわざ
老人
(
としより
)
の
姿
(
すがた
)
に
化
(
ば
)
けて
出現
(
で
)
てまいった。
人間
(
にんげん
)
と
談話
(
はなし
)
をするのに
竜体
(
りゅうたい
)
ではちと
対照
(
うつり
)
が
悪
(
わる
)
いのでな……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
貞之進はぐっと一思いに
猪口
(
ちょく
)
をあけて、隣の男へ返そうとしたが、生憎向うむいて一心に
談話
(
はなし
)
を仕て居るので、何と云って呼んでいゝか分らない。
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
今朝
(
けさ
)
がた、自分は決してそんな病気というような事も知らない、
談話
(
はなし
)
さえ一度もしない、あかの他人だ、そしてこの無関係な者の眼にかく映じたのだ。
闥の響
(新字新仮名)
/
北村四海
(著)
「
白旗氏
(
しらはたうじ
)
のご子息だそうで。弓之助殿と仰せられるかな。……書面の趣き承知致した。しかし
談話
(
はなし
)
では意を尽くさぬ。書物があるによってお持ちなされ」
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
以上は紛れもなき事実で、現在これを目撃した人の
談話
(
はなし
)
をそのまま筆記したものである、しかしそれが果して池袋の祟であるや否やは勿論保証の
限
(
かぎり
)
でない。
池袋の怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
先刻
(
せんこく
)
から、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
傍
(
かたはら
)
に、
行儀
(
ぎようぎ
)
よく
吾等
(
われら
)
の
談話
(
はなし
)
を
聽
(
き
)
いて
居
(
を
)
つたが、
幼
(
いとけな
)
き
心
(
こゝろ
)
にも
話
(
はなし
)
の
筋道
(
すぢみち
)
はよく
分
(
わか
)
つたと
見
(
み
)
へ、
此時
(
このとき
)
可愛
(
かあい
)
らしき
眼
(
め
)
を
此方
(
こなた
)
に
向
(
む
)
け
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
がとにかく主人が次の間から、茶と煙草盆を持って来たには違いない。そうして長蔵さんと
談話
(
はなし
)
をし始めた。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
梅干の
談話
(
はなし
)
はとんだ
枝線
(
しせん
)
へ流れ込みたり。続いて下女が持出す西洋皿には
鶏
(
とり
)
の肉に白き汁をかけたるあり。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
予
(
かね
)
てから、顔は充分見知っている仲、自然にその事が、
談話
(
はなし
)
の皮切りとなり、私が頭を
擡
(
も
)
ち上げると、きまり悪そうに
其所
(
そこ
)
を去ったことなども笑い話の中に出て
幕末維新懐古談:46 石川光明氏と心安くなったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
才物だ。なかなかの才物だとしきりに
誉
(
ほ
)
め
称
(
そ
)
やし、あの高ぶらぬところがどうも
豪
(
えら
)
い。
談話
(
はなし
)
の面白さ。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
二葉亭は
談話
(
はなし
)
が
上手
(
じょうず
)
でもあったしかつ好きでもあった。が、この晩ぐらい興奮した事は珍らしかった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
始め茂助藤兵衞等
頻
(
しき
)
りと打悦び
何分
(
なにぶん
)
宜敷
(
よろしく
)
御頼み申なりとて是より
皆々
(
みな/\
)
食事
(
しよくじ
)
など致し十分其支度に掛りける
扨
(
さて
)
又三五郎は
豫
(
かね
)
て重四郎よりの
談話
(
はなし
)
もあれば金兵衞が子分等
扇子
(
あふぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
学者の
談話
(
はなし
)
を聞ても其意味を解し、自から談話しても、其意味の深浅は兎も角も、弁ずる所の首尾全うして他人の
嘲
(
あざけり
)
を避ける位の心掛けは、婦人の身になくて叶わぬ事なり。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「そのはずでございます、子が親に会うのが何で悪いことでしょう、お父上様のおよろこびが察せられます。して、久しぶりで親子御対面のお
談話
(
はなし
)
の模様はいかがでござりました」
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
店にさえおいなさりゃ、
御内所
(
ごないしょ
)
のお神さんもお前さんを
贔屓
(
ひいき
)
にしておいでなさるんだから、また何とでも
談話
(
はなし
)
がつくじゃアありませんか。ね、よござんすか。あれ、また呼んでるよ。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
真青に澄切ってる、この湖に映じて、
如何
(
いか
)
な風流気のない
唐変木
(
とうへんぼく
)
も、思わず
呀
(
あっ
)
と叫ばずにはおられない、よく
談話
(
はなし
)
にきく、
瑞西
(
すいつる
)
のゲネパ湖の
景
(
けい
)
も、
斯
(
か
)
くやと思われたのであった、
何様
(
なにさま
)
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
手芸を習ふか、縁付くか、どちらにしても、
確
(
しか
)
とした
談話
(
はなし
)
の纒まるそれまでは、かうして気楽に暮すがよい。たとへば二年三年でも、汝一人をかうして置くが、乃公の
痛痒
(
いたみ
)
になりはせぬ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
一しきり何等か
談話
(
はなし
)
のあつたあとだなと皆の顏を見渡して私は直ぐ覺つた。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
其の
談話
(
はなし
)
は、
福地源
(
ふくちげん
)
一
郎
(
ろう
)
君が
口訳
(
こうやく
)
して同氏に授けたる仏国有名の小説を、同氏が例の高尚なる意匠を以て吾国の近事に翻案し、例の卓絶なる弁舌を以て一場の談話として演述したるものにて
松の操美人の生埋:01 序
(新字新仮名)
/
宇田川文海
(著)
談話
(
はなし
)
は尽きて小林監督は黙って五分心の
洋燈
(
ランプ
)
を見つめていたが人気の少い
寂寥
(
ひっそり
)
とした室の夜気に、油を揚げるかすかな音が秋のあわれをこめて、冷めたい壁には
朦朧
(
ぼんやり
)
と墨絵の影が映っている。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
同じ宿に泊っている
潮田
(
うしおだ
)
又之丞、近松勘六、
菅谷
(
すがのや
)
半之丞、
早水
(
はやみ
)
藤左衛門なぞという連中は、一室置いた次の間に集まって、
上
(
かみ
)
の間に気を兼ねながらも、何やらおもしろそうに
談話
(
はなし
)
をしていた。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
「敵の
吸筒
(
すいづつ
)
を……看護長殿、今は
談話
(
はなし
)
が出来ません。も少し後で……」
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
お父さんと
談話
(
はなし
)
をしている。伯父さんは大変乃公を怒っているというから会う訳には行かない。乃公は戸口で談話だけ聞いていた。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
すべて学者といふものは、自分の専門の
談話
(
はなし
)
をしなければ、どんな料理を食べても、それを
美味
(
うま
)
いと思ふ事の出来ないものなのだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
斯うした女子供のなかで
談話
(
はなし
)
をさせると、実に文平は調子づいて来る男で、一寸したことをいかにも
尤
(
もつと
)
もらしく言ひこなして聞かせる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
先
(
ま
)
づこんな
有
(
あ
)
りふれた
問答
(
もんだふ
)
から、だん/\
談話
(
はなし
)
に
花
(
はな
)
がさいて
東京博覽會
(
とうきようはくらんくわい
)
の
噂
(
うはさ
)
、
眞鶴近海
(
まなづるきんかい
)
の
魚漁談
(
ぎよれふだん
)
等
(
とう
)
で
退屈
(
たいくつ
)
を
免
(
まぬか
)
れ、やつと
江
(
え
)
の
浦
(
うら
)
に
達
(
たつ
)
した。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
魔的
(
まてき
)
に
警察
(
けいさつ
)
に
忍
(
しの
)
び
込
(
こ
)
んで、
署長
(
しよちやう
)
どのの
鉛筆
(
えんぴつ
)
の
尖
(
さき
)
を
鋭
(
するど
)
く
針
(
はり
)
のやうに
削
(
けづ
)
つて、ニヤリとしたのがある、と
言
(
い
)
ふ
談話
(
はなし
)
をされた。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
單に黒川の音樂學校ばかりではなく、日本人の經營する事業には何に限らず關係したくないと云ふ考へが
談話
(
はなし
)
して居る最中に動し難く定められた。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
これは
私
(
あたくし
)
の父が、幼いころの気味の
悪
(
わ
)
るかったことという、
談話
(
はなし
)
のおりにききましたことです。場処は
通油町
(
とおりあぶらちょう
)
でした。
人魂火
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
私
(
わたくし
)
は一
生
(
しょう
)
懸命
(
けんめい
)
、
成
(
な
)
るべく
涙
(
なみだ
)
を
見
(
み
)
せぬように
努
(
つと
)
めましたが、それは
母
(
はは
)
の
方
(
ほう
)
でも
同様
(
どうよう
)
で、そっと
涙
(
なみだ
)
を
拭
(
ふ
)
いては
笑顔
(
えがお
)
でかれこれと
談話
(
はなし
)
をつづけるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
『それはお
前
(
まへ
)
と
同
(
おな
)
じことだ』と
帽子屋
(
ばうしや
)
が
云
(
い
)
ひました、これで
談話
(
はなし
)
はぱつたり
止
(
や
)
んで、
其
(
そ
)
の
連中
(
れんぢゆう
)
は
霎時
(
しばし
)
默
(
だま
)
つて
坐
(
すわ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました、
其間
(
そのあひだ
)
愛
(
あい
)
ちやんは
嘴太鴉
(
はしぶとがらす
)
と
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
塞
(
ふさ
)
ぐのでもなく
萎
(
しお
)
れるのでもなく、唯何となく沈んでしまッて、母親が再び
談話
(
はなし
)
の
墜緒
(
ついしょ
)
を
紹
(
つご
)
うと試みても相手にもならず、どうも乙な
塩梅
(
あんばい
)
であったが
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ああとてもあの山は越えられぬと
肚
(
はら
)
の中で悲しみかえっていたが、一度その
意
(
こころ
)
を起したので
日数
(
ひかず
)
の立つ
中
(
うち
)
にはだんだんと人の
談話
(
はなし
)
や何かが耳に止まるため
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
喧嘩の出ばなを
挫
(
くじ
)
かれて、二人もだまって
苦笑
(
にがわら
)
いをした。それで人形問題は立ち消えになったが、席はおのずと白らけて来て、
談話
(
はなし
)
も今までのように
弾
(
はず
)
まなかった。
半七捕物帳:38 人形使い
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夕暮となり
宵
(
よい
)
となり、
銀燭
(
ぎんしょく
)
は輝き渡りて客はようやく散じたる跡に、残るは辰弥と善平なりき。別室に
肴
(
さかな
)
を新たにして、二人は込み入りたる
談話
(
はなし
)
に身を打ち入れぬ。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
車内の乗客は玻璃窓を閉じ鎧戸までも堅く下ろして、スチームの暖気を喜びながら賑やかにお
喋舌
(
しゃべ
)
りをつづけていた。するとそのうち人々は次第に
談話
(
はなし
)
を途切らせた。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“談話”の意味
《名詞》
会話すること。話すこと。また、会話。
特定の事柄に対し、非公式に(ないし形式張らずに)意見を述べること。
(出典:Wiktionary)
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“談話”で始まる語句
談話室
談話声
談話半
談話仲間
談話度事