“潮田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うしおだ60.0%
うしほだ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中にも堀部安兵衛は、大石と離れてさえ決行しようとしていただけに、明くる朝すぐに発足ほっそくして、潮田うしおだ又之丞とともに江戸にせ下った。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
それから四日ほど措いて、大石内蔵助以下、潮田うしおだ又之丞、中村勘助、中村清右衛門、進藤源四郎などの一行は帰ってきた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は命にかけて守り續けたが、何時殺されるともわからない。私が殺された後は、この小判を、罪障消滅ざいしやうせうめつの爲、元の主人神樂坂の潮田うしほだ樣にかへして頂き度い。
此家こゝ嫁入よめいりせぬ以前いぜん、まだ小室こむろ養女やうぢよ實子じつしつたときに、いろ/\のひと世話せわをしてれて、種々いろ/\口々くち/″\申込まうしこんでれた、なかには海軍かいぐん潮田うしほだといふ立派りつぱかたもあつたし
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)