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名
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なづ
ふりがな文庫
“
名
(
なづ
)” の例文
然し、お蝶さんの家には「白」と
名
(
なづ
)
ける大きな犬が飼われて居まして、この犬が非常に賢く、二人のよい友達になって居たのであります。
狂女と犬
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
売櫛家
(
くしをうるいへ
)
多し。土人説に上古此地に大なる
樟木
(
くすのき
)
あり。神功皇后の三韓を征する時艨艟四十八艘を一木にて造れり。因て船木と
名
(
なづ
)
く。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
外出の
難
(
かた
)
かるべきは予期せる所なりしを以て、運動に供せんため自ら室内
操櫓器
(
そうろき
)
と
名
(
なづ
)
くる者を携え行きたりしが室内狭くしてしばしばこれを
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
しかるにかの自然派もしくは浪漫派と
名
(
なづ
)
くるものはその中に含まれたる多くの書物の特性をあらわしておって、大分複雑であるのみならず
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
釈迦は
出離
(
しゅつり
)
の道を求めんが
為
(
ため
)
に
檀特山
(
だんどくせん
)
と
名
(
なづ
)
くる林中に於て六年
精進
(
しょうじん
)
苦行した。一日米の実一
粒
(
つぶ
)
亜麻の実一粒を食したのである。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
その間に
挿
(
はさ
)
まる使徒らの
書翰
(
しょかん
)
は「霊的実験の提唱」ともいうべく、「教理の解明」とも称すべく、または簡単に「教訓」とも
名
(
なづ
)
くべきである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
美妙に於ては
殆
(
ほとんど
)
情熱と
名
(
なづ
)
くべきものあるを認めず。舒事家としては知らず、写実家としての彼の技倆は紅葉に及ぶべからず。
情熱
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
タイトルページの横文字の如きも、後年になったら琉球木活字版とでも
名
(
なづ
)
けてかえって珍重がる人がないではなかろう。
南嶋を思いて:――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ――
(新字新仮名)
/
新村出
(著)
白馬節会
(
あおうまのせちえ
)
の白馬を青馬と
訓
(
よ
)
ますを古く
不審
(
いぶか
)
しく思うた人少なからぬと見え、
平兼盛
(
たいらのかねもり
)
が「ふる雪に色もかはらて
曳
(
ひ
)
くものを、たれ青馬と
名
(
なづ
)
け
初
(
そめ
)
けん」
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
この品評会は土曜日の午下半日の閑を消するの意で
半閑
(
はんかん
)
社と
名
(
なづ
)
けられ、その雅約は毅堂がこれを草した。雅約の文を書き改めると次の如くである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
二百五十余年、一定不変と
名
(
なづ
)
けたる権力に平均を失い、その事実に
顕
(
あら
)
われたるものは、この度の事件をもって始とす。(事は文久三
癸亥
(
きがい
)
の年に在り)
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
通道
(
つうみち
)
と
名
(
なづ
)
け通と云れたがる者ならでは通らず梅花道人少し
後
(
おく
)
れたるテレ隱しに忽ち此道に驅け上る危ないぞと聲を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
マダケは大竹にしてハチク、モウソウチクと並び称して三大竹と
名
(
なづ
)
くべし。而してその花は容易に見るを得べからずと雖どもまた時にこれを出すことあり。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
大革命
(
だいかくめい
)
とも
名
(
なづ
)
けられる
位
(
くらゐ
)
だ、
防腐法
(
ばうふはふ
)
の
發明
(
はつめい
)
によつて、
大家
(
たいか
)
のピロウゴフさへも、
到底
(
たうてい
)
出來得
(
できう
)
べからざる
事
(
こと
)
を
認
(
みとめ
)
てゐた
手術
(
しゆじゆつ
)
が、
容易
(
たやす
)
く
遣
(
や
)
られるやうにはなつた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「春風馬堤曲」とは支那の曲名を
真似
(
まね
)
たる者にて、そのかく
名
(
なづ
)
けし所以は蕪村の書簡に
詳
(
つまびらか
)
なり。書簡に曰く
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
なお進めば落葉の下を潜る露の雫をも
名
(
なづ
)
けて河といえるようなもので主義の本などいうことも、殆ど言葉の
巧
(
たくみ
)
なる用法によりて
如何
(
いか
)
ようにも説明されるけれども
デモクラシーの要素
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
若紳士がまだ挙ないことと思っておのれもまた下げて居るのを、奇観々々これをお
辞誼
(
じぎ
)
交際
(
づきあい
)
と
名
(
なづ
)
けると、遠くで見ておかしがって居た
藍縞
(
あいじま
)
の一重袴を穿いた男が
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
乞食等の沙門の形なれども、其の行儀僧にもあらぬを濫僧と
名
(
なづ
)
けて、施行ひかるゝをば濫僧供と云ふ。
濫僧考:河原者・坂の者・宿の者・非人法師
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
何とならば「ハタラカレタルモノ」即ち「意識の対象」を強ひて「過去」と
名
(
なづ
)
ける必要はさらにない。
意識と時間との関係
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
尤も
埃及
(
エヂプト
)
では猫と同じやうに犬を尊んで川の神と祀つて、恰度ナイルの氾濫時分にシリヤス星が見えるので、此星を
犬星
(
ドツグスター
)
と
名
(
なづ
)
けて犬を星の精だといつたものださうな。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
即
(
すなはち
)
文化の一具を欠くものと
謂可
(
いふべ
)
し。(中略)余
茲
(
ここ
)
に感ずる所あり。
寸暇
(
すんか
)
を得るの際、米仏
等
(
とう
)
の書を
繙
(
ひもと
)
き、その要領を
纂訳
(
へんやく
)
したるもの、此
冊子
(
さつし
)
を成す。
因
(
よつ
)
て之を各国演劇史と
名
(
なづ
)
く
本の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
因
(
そこ
)
で
其
(
そ
)
の雑誌と
云
(
い
)
ふのは、
半紙
(
はんし
)
両截
(
ふたつぎり
)
を
廿枚
(
にぢうまい
)
か
卅枚
(
さんぢうまい
)
綴合
(
とぢあは
)
せて、
之
(
これ
)
を
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
と
名
(
なづ
)
け、右の社員中から
和歌
(
わか
)
、
狂歌
(
きやうか
)
、
発句
(
ほつく
)
、
端唄
(
はうた
)
、
漢詩
(
かんし
)
、
狂詩
(
きやうし
)
、
漢文
(
かんぶん
)
、
国文
(
こくぶん
)
、
俳文
(
はいぶん
)
、
戯文
(
げぶん
)
、
新躰詩
(
しんたいし
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
『して其人は
何處
(
いづこ
)
にお
在
(
は
)
する』。『そは
此處
(
こゝ
)
より程
遠
(
とほ
)
からぬ
往生院
(
わうじやうゐん
)
と
名
(
なづ
)
くる古き僧庵に』。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
詰
(
つま
)
る
所
(
ところ
)
は
大紛爭
(
だいもんちやく
)
を
引起
(
ひきをこ
)
して、
其間
(
そのあひだ
)
に
多少
(
たせう
)
の
利益
(
りえき
)
を
占
(
し
)
めんと
企
(
くわだ
)
てゝ
居
(
を
)
る、
實
(
じつ
)
に
其
(
その
)
狡猾
(
かうくわつ
)
なる
事
(
こと
)
言語
(
げんご
)
に
絶
(
ぜつ
)
する
程
(
ほど
)
だから、
今
(
いま
)
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
は
公明正大
(
こうめいせいだい
)
に
此
(
この
)
島
(
しま
)
を
發見
(
はつけん
)
し、
名
(
なづ
)
けて
朝日島
(
あさひとう
)
と
呼
(
よ
)
び
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
宿し男の子を
儲
(
もう
)
けしが固より施寧の子と云いなし
陳寧児
(
ちんねいじ
)
と
名
(
なづ
)
けて育てたり是より一年余も経たる頃
風
(
ふ
)
とせしことより施寧は妾と金起との間を疑い
痛
(
いた
)
く怒りて妾を
打擲
(
ちょうちゃく
)
し且つ金起を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
故に
妙法蓮華經
(
めうほふれんげきやう
)
と
名
(
なづ
)
く。
日蓮
(
にちれん
)
又日月と蓮華との如くなり。信心の水すまば利生の月必ず
應
(
おう
)
を
垂
(
た
)
れ、守護し給べし。とくとく
生
(
うま
)
れ候べし。
法華經云如是妙法
(
ほけきやうにいはくによぜめうほふ
)
、
又
(
また
)
云
(
いはく
)
、
安樂産福子云々
(
あんらくさんふくしうんぬん
)
。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
これを
名
(
なづ
)
けて
Woman's
ウーマンス
revenge
(
レヴェンジ
)
(婦人の
復讐
(
ふくしゅう
)
)という。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
何
(
ど
)
ういふ
訳
(
わけ
)
で
黄金餅
(
こがねもち
)
と
名
(
なづ
)
けたかと
申
(
まう
)
すに、
芝
(
しば
)
将監殿橋
(
しやうげんどのばし
)
の
際
(
きは
)
に
極貧
(
ごくひん
)
の者ばかりが
住
(
すん
)
で
居
(
ゐ
)
る
裏家
(
うらや
)
がござりまして
金山寺屋
(
きんざんじや
)
の
金兵衛
(
きんべゑ
)
と
申
(
まう
)
す者の
隣家
(
となり
)
に
居
(
ゐ
)
るのが
托鉢
(
たくはつ
)
に
出
(
で
)
る
坊
(
ばう
)
さんで
源八
(
げんぱち
)
と
申
(
まう
)
す者
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
とくに
名
(
なづ
)
けられていない横町にわたしの生れもすれば育ちもしたうちはあった。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
予また
幕末
(
ばくまつ
)
の
編年史
(
へんねんし
)
を作り、これを三十年史と
名
(
なづ
)
け
刊行
(
かんこう
)
して世に
問
(
と
)
わんとせし時、
誰人
(
たれびと
)
かに
序文
(
じょぶん
)
を
乞
(
こ
)
わんと思いしが、
児
(
じ
)
駿
(
しゅん
)
、
側
(
かたわら
)
に
在
(
あ
)
りて福沢先生の
高文
(
こうぶん
)
を得ばもっとも
光栄
(
こうえい
)
なるべしという。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
「
去
(
さ
)
んぬる頃より一つ合せて、七条
西朱雀
(
にしすざく
)
、丹波街道の北に島原とて、肥前
天草一揆
(
あまくさいっき
)
のとりこもりし島原の城の如く、三方はふさがりて、一方に口ある故に、斯様には
名
(
なづ
)
け
侍
(
はべ
)
り」(浮世物語)
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
離婚は悲しむべき事で或場合には罪悪と
名
(
なづ
)
けても
可
(
よ
)
いと考えますが、また或場合には罪悪から
逃
(
のが
)
れる正当な手段と見る事も出来ますから、十分その真相を調べた上でなければ是非の判断は
困
(
むずか
)
しい。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
さて
然
(
しか
)
らば先生は
故郷
(
くに
)
で何を
為
(
し
)
ていたかというに、親族が世話するというのも
拒
(
こば
)
んで、広い田の中の一軒屋の、
五間
(
いつま
)
ばかりあるを、何々
塾
(
じゅく
)
と
名
(
なづ
)
け、
近郷
(
きんじょ
)
の青年七八名を集めて、漢学の教授をしていた
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
これを
名
(
なづ
)
けて悪魔といふ。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
名
(
なづ
)
けましかば明星と
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
美
(
うつく
)
しとのみ
名
(
なづ
)
け
得
(
う
)
る
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
餓
(
う
)
えたる行動は、一気に遂行する勇気と、興味に乏しいから、自らその行動の意義を中途で疑う様になる。彼はこれをアンニュイと
名
(
なづ
)
けていた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あなたの家に伝わる病気は血友病と
名
(
なづ
)
けるものでありますが、この病気はその家系のうち、男子のみが
罹
(
かか
)
って、女子には決して起こらないのです。
血友病
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
香以は贔屓の連中を組織して、
荒磯連
(
あらいそれん
)
と
名
(
なづ
)
け、その
掟文
(
おきてぶみ
)
と云うものを勝田諸持に書かせた。九代目の他日の成功は半香以の
庇蔭
(
ひいん
)
に
因
(
よ
)
ったのである。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
彼
(
か
)
れその第一の
女
(
むすめ
)
をエミマと
名
(
なづ
)
け第二をケジアと名け第三をケレンハップクと名けたり、全国の中にてヨブの女子らほど美しき婦人は見えざりき
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
その書庫を二、三千巻書閣と
名
(
なづ
)
けその書斎を対古人斎といい、その家塾を止至善塾と称し常に酒を置いて来訪の士を迎え放談豪語することを好んだ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
愛山生が徳川時代の文豪の遺風を襲ひて、「史論」と
名
(
なづ
)
くる鉄槌を
揮
(
ふる
)
ふことになりたるも、其の一現象と見るべし。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
大革命
(
だいかくめい
)
とも
名
(
なづ
)
けられる
位
(
くらい
)
だ、
防腐法
(
ぼうふほう
)
の
発明
(
はつめい
)
によって、
大家
(
たいか
)
のピロウゴフさえも、
到底
(
とうてい
)
出来得
(
できう
)
べからざることを
認
(
みとめ
)
ていた
手術
(
しゅじゅつ
)
が、
容易
(
たやす
)
く
遣
(
や
)
られるようにはなった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
これをイワタバコというのは岩に生えてその葉が烟草葉に似ているから、そう
名
(
なづ
)
けられたものである。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
段々
喧
(
やかま
)
しくなって、外国貿易をする商人が
俄
(
にわか
)
に店を片付けて
仕舞
(
しま
)
うなどゝ
云
(
い
)
うような事で、浪人と
名
(
なづ
)
くる者が
盛
(
さかん
)
に出て来て、
何処
(
どこ
)
に居て何をして居るのか分らない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「乞食等の沙門の形なれども、其の行儀僧にもあらぬを濫僧と
名
(
なづ
)
」くとあるその「濫僧」は、多くは実に平安朝において落伍した公民のなれの果てであったのである。
濫僧考:河原者・坂の者・宿の者・非人法師
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
白馬を「あおうま」とのみ
訓
(
よ
)
みしは、『平兼盛家集』に「ふる雪に色もかはらで
曳
(
ひ
)
くものを、たれ青馬と
名
(
なづ
)
け
初
(
そめ
)
けん」、高橋宗直の『筵響録』巻下に室町家前後諸士
涅歯
(
でっし
)
の事を述べて
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
山中に二種の猛獣がいる。そこで一方を獅子と
名
(
なづ
)
け他方を虎と名ける。これは必要上区別するのだ。してみるとアダムと名称を与えた以上、既にイブは神の御心に生きていたのかも知れぬ。
イエスキリストの友誼
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その頃
佐野川市松
(
さのがわいちまつ
)
という役者が一と
小間置
(
こまおき
)
に染め分けた衣裳へ工夫致しましてその
縞
(
しま
)
を市松と
名
(
なづ
)
けて
女方
(
おんながた
)
の狂言を致しました時に、帯を紫と白の市松縞にして、着物を
藍
(
あい
)
の市松にしたのが派手で
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
然間
(
しかるあひだ
)
、
日
(
ひ
)
の
神
(
かみ
)
、
我子
(
わがこ
)
となづけたり。さてこそ
正哉吾勝
(
まさやあかつ
)
とは
名
(
なづ
)
けたれ。日蓮うまるべき
種
(
たね
)
をなづけて候へば、
爭
(
いかで
)
か
我子
(
わがこ
)
にをとるべき、
有一寶珠價値三千等
(
ういつはうしゆかちさんぜんとう
)
、
無上寶聚不求自得
(
むじやうはうしうふきうじとく
)
。
釋迦如來皆是吾子等云々
(
しやかによらいみなこれわがこうんぬん
)
。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“名”を含む語句
仮名
名代
有名
異名
名香
大名
姓名
著名
名稱
名前
功名
名乗
名跡
名乘
幼名
名告
御名
名聞
名所
署名
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