“戯文”の読み方と例文
読み方割合
げぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物類品隲ぶつるいひんしつ」というむずかしい博物の本を著わす一方、「放屁論ほうひろん」などという飛んでもない戯文げぶんも書く。洒落本やら草紙やら、それでも足りずに浄瑠璃本まで手をつける。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そこの雑誌とふのは、半紙はんし両截ふたつぎり廿枚にぢうまい卅枚さんぢうまい綴合とぢあはせて、これ我楽多文庫がらくたぶんこなづけ、右の社員中から和歌わか狂歌きやうか発句ほつく端唄はうた漢詩かんし狂詩きやうし漢文かんぶん国文こくぶん俳文はいぶん戯文げぶん新躰詩しんたいし
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)