一、人は意識す。 二、意識ある時に於てのみ意識がある。意識なき時には意識はない。 三、意識は必ず意識された内容(意識内容)を持つ。意識なき時は意識内容を持たぬ。 四、意識の対象がなければ意識は意識内容を生ずることが出来ない。 系意識の対象が …
著者 | 坂口安吾 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「涅槃 第一巻第二号」原典研究会、1927(昭和2)年3月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約9分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約15分(300文字/分) |