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金持
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かねも
ふりがな文庫
“
金持
(
かねも
)” の例文
この
村
(
むら
)
に、もう
一人
(
ひとり
)
金持
(
かねも
)
ちがありました。その
男
(
おとこ
)
は、
村
(
むら
)
のものが、一
方
(
ぽう
)
の
金持
(
かねも
)
ちの
家
(
うち
)
にばかり
出入
(
でい
)
りするのをねたましく
思
(
おも
)
いました。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むかしむかし
大昔
(
おおむかし
)
、
今
(
いま
)
から二千
年
(
ねん
)
も
前
(
まえ
)
のこと、
一人
(
ひとり
)
の
金持
(
かねも
)
ちがあって、
美
(
うつ
)
くしい、
気立
(
きだて
)
の
善
(
い
)
い、おかみさんを
持
(
も
)
って
居
(
い
)
ました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ここのお百姓は、
金持
(
かねも
)
ちのような
暮
(
く
)
らしをしているんだよ! ここのお百姓は、金持ちのような暮らしをしているんだよ!」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「これはこのごろにない
掘
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
しものだ。どうかして
道具
(
どうぐ
)
ずきなお
金持
(
かねも
)
ちをつかまえて、いい
価
(
ね
)
に
売
(
う
)
らなければならない。」
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
アメリカといふ
國
(
くに
)
は、
皆
(
みな
)
さんも
知
(
し
)
つてゐるとほり
新
(
あたら
)
しい
國
(
くに
)
でありますが、
非常
(
ひじよう
)
にお
金持
(
かねも
)
ちでありますから、ぜいたくをつくした
立派
(
りつぱ
)
な
博物館
(
はくぶつかん
)
が
近頃
(
ちかごろ
)
たくさんに
造
(
つく
)
られ
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
と
鉋太郎
(
かんなたろう
)
は
声
(
こえ
)
をはずませていいました。
金持
(
かねも
)
ちときいて、かしらはにこにことしました。
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
外國
(
がいこく
)
の
譬
(
たと
)
へにも、
金持
(
かねも
)
ちが
天國
(
てんごく
)
へ
行
(
ゆ
)
くのは、
大
(
おほ
)
きな
象
(
ぞう
)
に
針
(
はり
)
の
穴
(
あな
)
をとほらせるよりもむつかしいといつてゐますが、さういつた
滿足
(
まんぞく
)
しきつた
氣持
(
きも
)
ちばかりでゐては、
人間
(
にんげん
)
にはしみ/″\と
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「や、こんなばかげた
話
(
はなし
)
はありません。
私
(
わたし
)
が、まちがっていましたろうか?」と、
金持
(
かねも
)
ちは、ものわかりのしそうな
人
(
ひと
)
に
話
(
はな
)
しました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのつぎの朝、
王子
(
おうじ
)
はそのくつをもって、あの
金持
(
かねも
)
ちの男のところへいきました。そして
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
お
前
(
まえ
)
をこれまで
随分
(
ずいぶん
)
働
(
はたら
)
かせるだけ
働
(
はたら
)
かして、おかげでわたしも
大
(
たい
)
したお
金持
(
かねも
)
ちになった。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「
金持
(
かねも
)
ちです、
金持
(
かねも
)
ちです。すばらしいりっぱな
家
(
いえ
)
でした。」
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
男
(
おとこ
)
は、
家
(
いえ
)
に
帰
(
かえ
)
り、
今度
(
こんど
)
は、
失敗
(
しっぱい
)
をしないつもりで、
手
(
て
)
の
欠
(
か
)
けた
仏像
(
ぶつぞう
)
をふろしきに
包
(
つつ
)
んで、
村
(
むら
)
の
金持
(
かねも
)
ちのところへ
持
(
も
)
って
出
(
で
)
かけました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おまえは、なんでそんなにほねをおって木を切っているのだね。おまえが、水車のうしろに立っているものをわしにくれると
約束
(
やくそく
)
すれば、わしはおまえを
金持
(
かねも
)
ちにしてやろう。」
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「いや、
金持
(
かねも
)
ちがありました、
金持
(
かねも
)
ちが。」
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、また、
毎日
(
まいにち
)
、
毎日
(
まいにち
)
、
今日
(
きょう
)
はどこからか
金色
(
こんじき
)
の
魚
(
うお
)
を
捕
(
と
)
らえて
持
(
も
)
ってきてくれはしないかと、そればかり
待
(
ま
)
ちあぐんでいました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
じつは、わたくしは、ある
金持
(
かねも
)
ちの
商人
(
しょうにん
)
の
番頭
(
ばんとう
)
にすぎないのでございます。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「しかし、
金持
(
かねも
)
ちにはかなわないんだね。
仕事
(
しごと
)
をさせてもらわなければならぬし、いつしかぺこぺこ
頭
(
あたま
)
を
下
(
さ
)
げていくようになったよ。」
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あるお
金持
(
かねも
)
ちのうちで、そのうちのおくさんが
病気
(
びょうき
)
になりました。
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
この
土地
(
とち
)
のものではありませんが、みんなの
気持
(
きも
)
ちは、よくわかっています。お
役人
(
やくにん
)
や、
金持
(
かねも
)
ちや、
学者
(
がくしゃ
)
は、
自分
(
じぶん
)
らの
仲間
(
なかま
)
でない。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしがみんなを
金持
(
かねも
)
ちにしてあげますよ。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、うんとまけさして、みんなこのたらを
買
(
か
)
いました。そして、その
晩
(
ばん
)
は
家
(
うち
)
じゅうのものが
腹
(
はら
)
いっぱい
食
(
た
)
べたのであります。
女の魚売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、お
金持
(
かねも
)
ちの男がいいました。
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
金持
(
かねも
)
ちの
妻
(
つま
)
は、
私
(
わたし
)
がこれほどまでにせつない
思
(
おも
)
いをして、
神
(
かみ
)
さまに
願
(
ねが
)
っているのも、みんな
死
(
し
)
んだ
自分
(
じぶん
)
の
子供
(
こども
)
がかわいいからのことだ。
星の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これを
聞
(
き
)
いて、
事情
(
じじょう
)
の
知
(
し
)
らぬ
人
(
ひと
)
たちは、
金持
(
かねも
)
ちや、
家主
(
やぬし
)
にありそうなことだと、
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
した
青服夫婦
(
あおふくふうふ
)
へ、
同情
(
どうじょう
)
したかもしれません。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔
(
むかし
)
、ある
国
(
くに
)
に
金持
(
かねも
)
ちの
王
(
おう
)
さまがありました。その
御殿
(
ごてん
)
はたいそうりっぱなもので、ぜいたくのあらんかぎりを
尽
(
つ
)
くしていました。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、にぎやかな
街
(
まち
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
ある
)
いて、それを
貴族
(
きぞく
)
に
売
(
う
)
ったり、
金持
(
かねも
)
ちに
莫大
(
ばくだい
)
な
金
(
かね
)
で
売
(
う
)
りつけたり、また
商人
(
しょうにん
)
に
譲
(
ゆず
)
ったりしたのであります。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、
金色
(
こんじき
)
の
魚
(
うお
)
を
食
(
た
)
べれば、この
病気
(
びょうき
)
がなおるということを
聞
(
き
)
きますと、
絶望
(
ぜつぼう
)
のうちにかすかな
希望
(
きぼう
)
を
認
(
みと
)
めたのであります。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どこか、
金持
(
かねも
)
ちで、なに
不自由
(
ふじゆう
)
なく
暮
(
く
)
らされて、
娘
(
むすめ
)
をかわいがってくれるような
人
(
ひと
)
のところへやりたいものだと
考
(
かんが
)
えていました。
海ぼたる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、
喜
(
よろこ
)
んで、
常夏
(
とこなつ
)
を
抱
(
かか
)
えて
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
りました。その
後
(
あと
)
で、おじいさんは、
大事
(
だいじ
)
な
子供
(
こども
)
を
奪
(
うば
)
われたように、がっかりしました。
花と人間の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔
(
むかし
)
、
金持
(
かねも
)
ちの
住
(
す
)
んでいた
屋敷
(
やしき
)
も、
荒
(
あ
)
れはててそのままになっていたが、いつしか、そこにもなしの
木
(
き
)
の
苗
(
なえ
)
は、
植
(
う
)
えられたのです。
金が出ずに、なしの産まれた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、
鶏
(
とり
)
が
家
(
うち
)
に
慣
(
な
)
れると、つねにかごから
外
(
そと
)
に
放
(
はな
)
しておきました。
夜
(
よる
)
になると
鶏
(
とり
)
は、
家
(
うち
)
に
帰
(
かえ
)
ってきてかごの
中
(
なか
)
に
入
(
はい
)
りました。
金持ちと鶏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おじいさんは、
困
(
こま
)
った
末
(
すえ
)
に、とうとうからすに
悲
(
かな
)
しい
別
(
わか
)
れを
告
(
つ
)
げて、それを
宿屋
(
やどや
)
の
主人
(
しゅじん
)
から、
金持
(
かねも
)
ちに
売
(
う
)
ってもらうことにいたしました。
からすの唄うたい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
村
(
むら
)
に、一
軒
(
けん
)
の
金持
(
かねも
)
ちが
住
(
す
)
んでいました。その
家
(
うち
)
はすぎの
木
(
き
)
や、
葉
(
は
)
の
色
(
いろ
)
の
黒
(
くろ
)
ずんだ、かしの
木
(
き
)
などで
取
(
と
)
り
囲
(
かこ
)
まれていました。
女の魚売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、かごの
中
(
なか
)
に
入
(
はい
)
っている
鶏
(
にわとり
)
を
見
(
み
)
ました。それは、
背
(
せ
)
の
低
(
ひく
)
い、ごま
色
(
いろ
)
の二
羽
(
わ
)
の
雌鶏
(
めんどり
)
と、一
羽
(
わ
)
のあまり
品
(
ひん
)
のよくない
雄鶏
(
おんどり
)
でありました。
金持ちと鶏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こうして、
希望
(
きぼう
)
を
追
(
お
)
って
無理
(
むり
)
の
仕事
(
しごと
)
をつづけるうちに、
金持
(
かねも
)
ちは
支払
(
しはら
)
いができなくなって、どこへか
姿
(
すがた
)
を
隠
(
かく
)
してしまいました。
金が出ずに、なしの産まれた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
鳥
(
とり
)
を
好
(
す
)
きな
金持
(
かねも
)
ちがからすを
大事
(
だいじ
)
にしてかわいがってくれたら、からすも
自分
(
じぶん
)
とこうしているよりはしあわせであろうかと
考
(
かんが
)
えました。
からすの唄うたい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなは、
金色
(
こんじき
)
の
魚
(
うお
)
を
捕
(
と
)
らえた
人
(
ひと
)
をうらやみました。そして、わいわいとその
人
(
ひと
)
を
取
(
と
)
り
巻
(
ま
)
きながら
金持
(
かねも
)
ちのいる
町
(
まち
)
の
方
(
ほう
)
を
指
(
さ
)
してゆきました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは、
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、なぞであった
万
(
まん
)
の、
金持
(
かねも
)
ちから
借金
(
しゃっきん
)
する
理由
(
りゆう
)
が、これらの
人
(
ひと
)
たちに
施
(
ほどこ
)
すためのものであったことを
知
(
し
)
らせたのであります。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なんでも
働
(
はたら
)
いて、この
村
(
むら
)
の
地主
(
じぬし
)
さまのように
金持
(
かねも
)
ちにならなければだめだ。」と、
主人
(
しゅじん
)
は
頭
(
あたま
)
を
振
(
ふ
)
りながら、
妻
(
つま
)
をはげますようにいいました。
ちょうと三つの石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
限
(
かぎ
)
りなく、
毎日
(
まいにち
)
毎日
(
まいにち
)
、あわれな
人
(
ひと
)
たちがもらいにくるので、
金持
(
かねも
)
ちは、まったくやりきれなくなってしまいました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おばあさんは、
金持
(
かねも
)
ちが、なんとなくうらめしくなりました。
自分
(
じぶん
)
たちの
幸福
(
こうふく
)
を
奪
(
うば
)
っていったようにさえ
思
(
おも
)
われたのでした。
花と人間の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
隣村
(
となりむら
)
に、もう
一人
(
ひとり
)
金持
(
かねも
)
ちがありました。この
金持
(
かねも
)
ちも
天下
(
てんか
)
一
品
(
ぴん
)
の
仏像
(
ぶつぞう
)
がぜひ
見
(
み
)
たくなりました。それで、わざわざ
男
(
おとこ
)
のもとへやってきました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あるところに
金持
(
かねも
)
ちがありまして、
毎日
(
まいにち
)
退屈
(
たいくつ
)
なものですから、
鶏
(
にわとり
)
でも
飼
(
か
)
って、
新鮮
(
しんせん
)
な
卵
(
たまご
)
を
産
(
う
)
まして
食
(
た
)
べようと
思
(
おも
)
いました。
金持ちと鶏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、とうとういたたまれなくなって、どこか、
人々
(
ひとびと
)
から
目
(
め
)
のとどかないところへいって、
考
(
かんが
)
えようと
思
(
おも
)
ったのです。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それにしても、
俺
(
おれ
)
がこんなにいま、
金持
(
かねも
)
ちになって、ここに
店
(
みせ
)
を
出
(
だ
)
していることを、
知
(
し
)
らぬはずはないだろう。いや、まだ
知
(
し
)
らないのかしらん。
くわの怒った話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「この
時計
(
とけい
)
こそ
合
(
あ
)
っているのだ。
上等
(
じょうとう
)
の
機械
(
きかい
)
で、
町
(
まち
)
の
時計
(
とけい
)
にちゃんと
合
(
あ
)
わしてきたのだ。」と、
他
(
た
)
の
金持
(
かねも
)
ちがいいました。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「もっと、
南
(
みなみ
)
の
方
(
ほう
)
へいったら、また、
金持
(
かねも
)
ちの
住
(
す
)
んでいる
町
(
まち
)
があるかもしれない。その
町
(
まち
)
をたずねてゆこうか?」と、
思案
(
しあん
)
にくれていたのです。
宝石商
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
金持
(
かねも
)
ちから
時間
(
じかん
)
の
見方
(
みかた
)
を
教
(
おそ
)
わって、
彼
(
かれ
)
らは、
圃
(
はたけ
)
にいっても、
山
(
やま
)
にいっても、
寄
(
よ
)
ると
時計
(
とけい
)
の
話
(
はなし
)
をしたのであります。
時計のない村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
見
(
み
)
るまに
古
(
ふる
)
い
船体
(
せんたい
)
は
壊
(
こわ
)
れてしまい、
金持
(
かねも
)
ちも、
若
(
わか
)
い
船員
(
せんいん
)
も
沈
(
しず
)
んでしまえば、また
船長
(
せんちょう
)
もその
姿
(
すがた
)
を
見失
(
みうし
)
ってしまいました。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「じつは、おまえさんが
見
(
み
)
えるだろうと
思
(
おも
)
って、
待
(
ま
)
っていた。あの
仏像
(
ぶつぞう
)
を
持
(
も
)
ってきたかい。」と、
金持
(
かねも
)
ちはいいました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“金持”で始まる語句
金持重宝記