くわの怒った話くわのおこったはなし
あるところに、性質のちがった兄と弟がありました。父親は死ぬときに、自分の持っている圃を二人に分けてやりました。 兄はどちらかといえば、臆病で、働くことのきらいな人間でありましたが、弟は、どうかして自分の力で働いて、できるだけの仕事をしたいも …
作品に特徴的な語句
うえ 不要ふよう 失敗しっぱい ぐら あず そん 翌年あくるとし みと おこ 車引しゃりき なか 事業じぎょう にん 今日きょう からだ あに おごそ そと おお 容易ようい 小舎ごや 幸福しあわせ つよ かれ 往来おうらい なま きゅう 性質せいしつ 物置ものお 生活せいかつ 終日しゅうじつ かた うん あたま たよ 一人ひとり した 不意ふい 世話せわ 両腕りょううで うち こと 二人ふたり 人間にんげん 仕事しごと 他所よそ 使つか しん おれ はたら にい 冒険ぼうけん 利子りし まえ ちから たす うご くち 商店しょうてん こま はたけ 土地とち 地面じめん 場所ばしょ ゆめ おお 姿すがた 安心あんしん うち やま 帳場ちょうば