“不要”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いらない14.3%
いらぬ14.3%
いらん14.3%
ふよう14.3%
むだ14.3%
プヤオ7.1%
プヤウ7.1%
いら7.1%
ブウヨウ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾何(いくら)云つたつて無駄な事は解つてるんだが、伯母さんの……………………君の御母さんの事を思へばこそ、不要事(いらないこと)も云へば、不要(いらない)心配もするといふもんだ。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
血と涙さへ涸(か)れなければ、武器も不要(いらぬ)、軍略も不要、赤裸々で堂々と戰ふのだ。この世を厭になつては其限(それつきり)だ。少なくとも君だけは厭世的な考へを起さんで呉れ給へ。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『那麽(そんな)心配は不要(いらん)よ。』
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかれども陰陽和合して人を為(なす)ゆゑ、男に無用の両乳(りやうちゝ)ありて女の陰にかたどり、女に不要(ふよう)の陰舌(いんぜつ)ありて男にかたどる。気中に活動(はたらく)万物(ばんぶつ)此理(り)に漏(もる)る事なし。
然も自分が此稀有(けう)なる出來事に對する極度の熱心は、如何にして、何處で、此出來事に逢つたかといふ事を説明するために、實に如上數千言の不要(むだ)なる記述を試むるをさへ
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
其処には不相変黄包車(ワンパオツオ)が、何台か客を待っている。それが我々の姿を見ると、我勝ちに四方から駈けつけて来た。車屋はもとより不要(プヤオ)である。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「不要(いら)ないわ。」と、後向きのまんま、格子戸を締めて、駈け出してしまった。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「……要りませえん。不要(ブウヨウ)不要。それよりもこっちへお出(い)でなさあアイ」
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)