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教育
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けういく
ふりがな文庫
“
教育
(
けういく
)” の例文
僕
(
ぼく
)
は
不幸
(
ふかう
)
にして
外國
(
ぐわいこく
)
に
留學
(
りうがく
)
することも
出來
(
でき
)
ず、
大學
(
だいがく
)
に
入
(
はひ
)
ることも
出來
(
でき
)
ず、ですから
僕
(
ぼく
)
の
教育
(
けういく
)
、
所謂
(
いはゆる
)
教育
(
けういく
)
なるものは
不完全
(
ふくわんぜん
)
なものでしよう。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
偖
(
さ
)
て、
然
(
さ
)
うなると、この
教育
(
けういく
)
のある
娘
(
むすめ
)
が、
何
(
なに
)
しろ
恰好
(
かつかう
)
が
惡
(
わる
)
い、
第一
(
だいいち
)
又
(
また
)
持
(
も
)
ちやうが
惡
(
わる
)
い、
前
(
まへ
)
へ
𢌞
(
まは
)
して
膝
(
ひざ
)
へ
取
(
と
)
つて
持
(
も
)
ち
直
(
なほ
)
せといふ。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此樣
(
こん
)
な
身
(
み
)
に
成
(
な
)
つても
其方
(
そちら
)
への
義理
(
ぎり
)
ばかり
思
(
おも
)
つて
情
(
なさけ
)
ない
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
し
居
(
を
)
る、
多少
(
たせう
)
教育
(
けういく
)
も
授
(
さづ
)
けてあるに
狂氣
(
きやうき
)
するといふは
如何
(
いか
)
にも
恥
(
はづ
)
かしい
事
(
こと
)
で
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
又
(
また
)
一
面
(
めん
)
には
彼
(
かれ
)
は
立派
(
りつぱ
)
な
教育
(
けういく
)
を
受
(
う
)
け、
博學
(
はくがく
)
多識
(
たしき
)
で、
何
(
な
)
んでも
知
(
し
)
つてゐると
町
(
まち
)
の
人
(
ひと
)
は
言
(
い
)
ふてゐる
位
(
くらゐ
)
。で、
彼
(
かれ
)
は
此
(
こ
)
の
町
(
まち
)
の
活
(
い
)
きた
字引
(
じびき
)
とせられてゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
あゝいふ
先生
(
せんせい
)
に
教育
(
けういく
)
されるのだと
思
(
おも
)
ふと、いよいよ
我々
(
われ/\
)
は、
婦人
(
ふじん
)
のために、
讀書
(
どくしよ
)
の
必要
(
ひつえう
)
を
思
(
おも
)
はざるを
得
(
え
)
ない。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
幸
(
さいは
)
ひ
妻
(
つま
)
の
兄
(
あに
)
は
本國
(
ほんこく
)
で
相當
(
さうたう
)
の
軍人
(
ぐんじん
)
であれば、
其人
(
そのひと
)
の
手許
(
てもと
)
に
送
(
おく
)
つて、
教育
(
けういく
)
萬端
(
ばんたん
)
の
世話
(
せわ
)
を
頼
(
たの
)
まうと、
餘程
(
よほど
)
以前
(
いぜん
)
から
考
(
かんが
)
へて
居
(
を
)
つたのですが、どうも
然
(
しか
)
る
可
(
べ
)
き
機會
(
きくわい
)
を
得
(
え
)
なかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
犠牲
(
ぎせい
)
だとか
精神的
(
せいしんてき
)
教育
(
けういく
)
だとか
能弁的
(
のうべんてき
)
に
社界
(
しやかい
)
に
訴
(
うつた
)
へながら自らは
米国的
(
べいこくてき
)
安楽主義
(
あんらくしゆぎ
)
を
採
(
と
)
るものなり、即ち義を見て為し得ざる
卑怯者
(
ひけうしや
)
なり、即ち
脳髄
(
のうずい
)
と
心臓
(
しんざう
)
と
性質
(
せいしつ
)
を
異
(
こと
)
にするものなり
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
『
私
(
わたし
)
どもは
最上
(
さいじやう
)
の
教育
(
けういく
)
を
受
(
う
)
けました——
實際
(
じつさい
)
、
私
(
わたし
)
どもは
毎日
(
まいにち
)
學校
(
がくかう
)
へ
行
(
ゆ
)
きました——』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
やっとの
事
(
こと
)
で、
門閥家
(
もんばつか
)
の、
良
(
よ
)
い
領地有
(
りゃうちもち
)
の、
年
(
とし
)
の
若
(
わか
)
い、
教育
(
けういく
)
も
立派
(
りっぱ
)
な、
何樣
(
なにさま
)
才徳
(
さいとく
)
の
具足
(
ぐそく
)
した
男
(
をとこ
)
は
斯
(
か
)
うもありたいもの、と
望
(
のぞ
)
まるゝ
通
(
とほ
)
りに
出來上
(
できあが
)
ってゐる
婿
(
むこ
)
を
搜
(
さが
)
して、
供給
(
あてが
)
へば、
見
(
み
)
ともない
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
けれども
出來
(
でき
)
るなら
成丈
(
なりたけ
)
早
(
はや
)
く
弟
(
おとうと
)
を
坂井
(
さかゐ
)
に
預
(
あづ
)
けて
置
(
お
)
いて、
此
(
この
)
變動
(
へんどう
)
から
出
(
で
)
る
自分
(
じぶん
)
の
餘裕
(
よゆう
)
に、
幾分
(
いくぶん
)
か
安之助
(
やすのすけ
)
の
補助
(
ほじよ
)
を
足
(
た
)
して、さうして
本人
(
ほんにん
)
の
希望
(
きばう
)
通
(
どほ
)
り、
高等
(
かうとう
)
の
教育
(
けういく
)
を
受
(
う
)
けさしてやらうといふ
分別
(
ふんべつ
)
をした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
而
(
さう
)
して、それは、その、きいちやんたるものが
聞
(
き
)
きつけて、
例
(
れい
)
の
式
(
しき
)
で、「そんなものはない。」と
言
(
い
)
つたが、これは
教育
(
けういく
)
のある
娘
(
むすめ
)
が
分
(
わか
)
つた。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
幾
(
いく
)
ら
丁斑魚
(
めだか
)
でも
滿足
(
まんぞく
)
を
得
(
え
)
られんなら、
哲學
(
てつがく
)
を
爲
(
せ
)
ずには
居
(
を
)
られんでせう。
苟
(
いやしく
)
も
智慧
(
ちゑ
)
ある、
教育
(
けういく
)
ある、
自尊
(
じそん
)
ある、
自由
(
じいう
)
を
愛
(
あい
)
する、
即
(
すなは
)
ち
神
(
かみ
)
の
像
(
ざう
)
たる
人間
(
にんげん
)
が。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
其處
(
そこ
)
で
學校
(
がくかう
)
を
建
(
たて
)
る
決心
(
けつしん
)
が
彼
(
かれ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
湧
(
わい
)
たのです、
諸君
(
しよくん
)
は
彼
(
かれ
)
の
決心
(
けつしん
)
の
餘
(
あま
)
り
露骨
(
むきだし
)
で、
單純
(
たんじゆん
)
なことを
笑
(
わら
)
はれるかも
知
(
し
)
れませんが、しかし
元來
(
ぐわんらい
)
教育
(
けういく
)
のない
一個
(
いつこ
)
の
百姓
(
ひやくしやう
)
です
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
夫
(
そ
)
れはまだ/\
辛棒
(
しんぼう
)
もしませうけれど、二
言
(
こと
)
目
(
め
)
には
教育
(
けういく
)
のない
身
(
み
)
、
教育
(
けういく
)
のない
身
(
み
)
と
御蔑
(
おさげす
)
みなさる、それは
素
(
もと
)
より
華族
(
くわぞく
)
女學校
(
ぢよがくかう
)
の
椅子
(
いす
)
にかゝつて
育
(
そだ
)
つた
物
(
もの
)
ではないに
相違
(
さうゐ
)
なく
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
小兒
(
せうに
)
丈
(
だ
)
けはどうか
日本帝國
(
につぽんていこく
)
の
干城
(
まもり
)
となる
有爲
(
りつぱ
)
な
海軍々人
(
かいぐん/″\じん
)
にして
見
(
み
)
たい、
夫
(
それ
)
につけても、
日本人
(
にほんじん
)
の
子
(
こ
)
は
日本
(
にほん
)
の
國土
(
こくど
)
で
教育
(
けういく
)
しなければ
從
(
したがつ
)
て
愛國心
(
あいこくしん
)
も
薄
(
うす
)
くなるとは
私
(
わたくし
)
の
深
(
ふか
)
く
感
(
かん
)
ずる
所
(
ところ
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
しか
)
し
心
(
こゝろ
)
の
苦痛
(
くつう
)
にて
彼
(
かれ
)
の
顏
(
かほ
)
に
印
(
いん
)
せられた
緻密
(
ちみつ
)
な
徴候
(
ちようこう
)
は、一
見
(
けん
)
して
智慧
(
ちゑ
)
ありさうな、
教育
(
けういく
)
ありさうな
風
(
ふう
)
に
思
(
おも
)
はしめた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
さうすると
貴殿
(
あなた
)
は
小學校
(
せうがくかう
)
以外
(
いぐわい
)
の
教育
(
けういく
)
はお
受
(
うけ
)
にならんかつたのですか。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
といふ
夢
(
ゆめ
)
は
逆夢
(
さかゆめ
)
ぞ
馬車
(
ばしや
)
にでも
曳
(
ひ
)
かれはせぬかと
大笑
(
おほわらひ
)
すれば
美
(
うつく
)
しき
眉
(
まゆ
)
ひそめて
気
(
き
)
になる
事
(
こと
)
おつしやるよ
今日
(
けふ
)
の
日曜
(
にちえう
)
は
最早
(
もう
)
何処
(
どこ
)
へもお
出
(
い
)
で
遊
(
あそ
)
ばすなと
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
教育
(
けういく
)
うけた
身
(
み
)
に
似合
(
にあは
)
しからぬ
詞
(
ことば
)
も
真実
(
しんじつ
)
大事
(
だいじ
)
に
思
(
おも
)
へばなり
此方
(
こなた
)
に
隔
(
へだ
)
てなければ
彼方
(
あちら
)
に
遠慮
(
ゑんりよ
)
もなくくれ
竹
(
たけ
)
のよのうきと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
二人
(
ふたり
)
が
中
(
なか
)
には
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“教育”の解説
教育(きょういく、en: education)という語は
多義的に使用されており
、以下のような意味がありうる。
教え育てること。
知識、技術などを教え授けること。
人を導いて善良な人間とすることl。
人間に内在する素質、能力を発展させ、これを助長する作用。
人間を望ましい姿に変化させ、価値を実現させる活動。
(出典:Wikipedia)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
育
常用漢字
小3
部首:⾁
8画
“教育”で始まる語句
教育者
教育法
教育上
教育家
教育談話会幹事