“干城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんじょう66.7%
まもり16.7%
たてき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならば、その干城かんじょうの大事を知って、浅井長政も、いちはやく、鎌刃城かまはじょうにいた樋口三郎兵衛を、長亭軒の城のほうへ移して守らせているからである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小兒せうにけはどうか日本帝國につぽんていこく干城まもりとなる有爲りつぱ海軍々人かいぐん/″\じんにしてたい、それにつけても、日本人にほんじん日本にほん國土こくど教育けういくしなければしたがつ愛國心あいこくしんうすくなるとはわたくしふかかんずるところ
これは谷干城たてき氏が我同胞が西洋にのみ心酔して日本という事を忘れるのを憤慨して、それを覚醒するために発刊したので、名さえも日本と名づけて主筆としては、陸羯南くがかつなん氏を用いた。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)