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図
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づ
ふりがな文庫
“
図
(
づ
)” の例文
旧字:
圖
此書
(
このしよ
)
全部
(
ぜんぶ
)
六巻、
牧之老人
(
ぼくしらうじん
)
が
眠
(
ねふり
)
を
駆
(
かる
)
の
漫筆
(
まんひつ
)
、
梓
(
あづさ
)
を
俟
(
また
)
ざるの
稿本
(
かうほん
)
なり。
故
(
ゆゑ
)
に
走墨乱写
(
そうぼくらんしや
)
し、
図
(
づ
)
も
亦
(
また
)
艸画
(
さうぐわ
)
なり。
老人
(
らうじん
)
余
(
よ
)
に
示
(
しめ
)
して
校訂
(
かうてい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
此書
(
このしよ
)
全部
(
ぜんぶ
)
六巻、
牧之老人
(
ぼくしらうじん
)
が
眠
(
ねふり
)
を
駆
(
かる
)
の
漫筆
(
まんひつ
)
、
梓
(
あづさ
)
を
俟
(
また
)
ざるの
稿本
(
かうほん
)
なり。
故
(
ゆゑ
)
に
走墨乱写
(
そうぼくらんしや
)
し、
図
(
づ
)
も
亦
(
また
)
艸画
(
さうぐわ
)
なり。
老人
(
らうじん
)
余
(
よ
)
に
示
(
しめ
)
して
校訂
(
かうてい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の
第五期
(
だいごき
)
に
成
(
な
)
る、
表画
(
ひやうぐわ
)
は
故
(
こ
)
穂庵翁
(
すゐあんおう
)
の筆で
文昌星
(
ぶんしやうせい
)
の
図
(
づ
)
でした、
是
(
これ
)
が
前
(
さき
)
の
廃刊
(
はいかん
)
した号を追つて、二十二
号
(
がう
)
迄
(
まで
)
出して
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
巌
(
いは
)
の
面
(
おもて
)
に
浮模様
(
うきもやう
)
、
末
(
すそ
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
上下
(
うへした
)
に
香
(
かう
)
の
図
(
づ
)
を
合
(
あ
)
はせたやうな
柳条
(
しま
)
があり、
虹
(
にじ
)
を
削
(
けづ
)
つて
画
(
ゑが
)
いた
上
(
うへ
)
を、ほんのりと
霞
(
かすみ
)
が
彩
(
いろど
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
へえー……
何
(
なに
)
を。長「
松花堂
(
しようくわだう
)
の三
教
(
けう
)
醋吸
(
すすひ
)
の
図
(
づ
)
で、
風袋
(
ふうたい
)
一
文字
(
もんじ
)
が
紫印金
(
むらさきいんきん
)
だ、よく見て
覚
(
おぼ
)
えて置け。弥「へえー
紫色
(
むらさきいろ
)
のいんきんだえ、あれは
癢
(
かゆ
)
くつていけねえもんだ。 ...
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
東京
(
とうきやう
)
の或る
固執派
(
オルソドキシカー
)
教会
(
けうくわい
)
に
属
(
ぞく
)
する
女学校
(
ぢよがつかう
)
の
教師
(
けうし
)
が
曾我物語
(
そがものがたり
)
の
挿画
(
さしゑ
)
に
男女
(
なんによ
)
の
図
(
づ
)
あるを
見
(
み
)
て
猥褻
(
わいせつ
)
文書
(
ぶんしよ
)
なりと
飛
(
と
)
んだ
感違
(
かんちが
)
ひして
炉中
(
ろちう
)
に
投込
(
なげこ
)
みしといふ一ツ
咄
(
ばなし
)
も
近頃
(
ちかごろ
)
笑止
(
せうし
)
の
限
(
かぎ
)
りなれど
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
保雄には幾分でも自分の感化を受けて
然
(
さ
)
う云ふ青年文学者の出るのが
唯
(
たゞ
)
一
図
(
づ
)
に嬉しいので、
永年
(
ながねん
)
の苦労も、
分
(
ぶん
)
に過ぎた負債も、世間の自分に対する悪評も
然程
(
さほど
)
苦には成ら無かつた。
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
むかし/\曾我
蕭白
(
せうはく
)
は、応挙なんて
輩
(
てあひ
)
は唯の
図
(
づ
)
かきだ、
図
(
づ
)
が欲しかつたら、応挙に頼むもよからうが、ほんとの絵が
描
(
か
)
いて欲しいのだつたら、自分に頼むよりか外に仕方があるまいと言つたものだ。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「あいつ、少し
図
(
づ
)
にのりすぎていたんだ。仕方がないよ。」
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
人の記憶の
図
(
づ
)
の上に心の国の
山水
(
さんすい
)
や
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
ほら 合
図
(
づ
)
をすると
投
(
ほう
)
つてくれます
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
下腹
(
したつぱら
)
の
方
(
ほう
)
が
図
(
づ
)
ぬけにはずんでふくれた、
脚
(
あし
)
の
短
(
みぢか
)
い、
靴
(
くつ
)
の
大
(
おほ
)
きな、
帽子
(
ばうし
)
の
高
(
たか
)
い、
顔
(
かほ
)
の
長
(
なが
)
い、
鼻
(
はな
)
の
赤
(
あか
)
い、
其
(
それ
)
は
寒
(
さむ
)
いからだ。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
成程
(
なるほど
)
、へえゝ。婆「パノラマを
往
(
い
)
つて
御覧
(
ごらん
)
なさいまし。岩「
地獄
(
ぢごく
)
へパノラマが……。婆「
大層
(
たいそう
)
立派
(
りつぱ
)
に
出来
(
でき
)
ましたよ。岩「
矢張
(
やつぱ
)
りあの
浅草
(
あさくさ
)
の公園に
在
(
あ
)
るやうな戦争の
図
(
づ
)
かえ。 ...
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二十二年の七月
廿
(
にぢう
)
三号の表紙を
替
(
か
)
へて(
桂舟
(
けいしう
)
筆
(
ひつ
)
花鳥風月
(
くわてうふうげつ
)
の
図
(
づ
)
)
大刷新
(
だいさつしん
)
と
云
(
い
)
ふ
訳
(
わけ
)
に
成
(
な
)
つた、
頻
(
しきり
)
に
西鶴
(
さいかく
)
を
鼓吹
(
こすゐ
)
したのは
此
(
こ
)
の時代で、
柳浪
(
りうらう
)
、
乙羽
(
おとは
)
、
眉山
(
びさん
)
、
水蔭
(
すゐいん
)
などが
盛
(
さかん
)
に書き、
寒月
(
かんげつ
)
露伴
(
ろはん
)
の
二氏
(
にし
)
も
寄稿
(
きかう
)
した
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
雪中
第
(
だい
)
一の
用具
(
ようぐ
)
なれば、山中の人これを作りて
里
(
さと
)
に
売
(
うる
)
、
家毎
(
いへごと
)
に
貯
(
たくはへ
)
ざるはなし。雪を
掘
(
ほ
)
る
状態
(
ありさま
)
は
図
(
づ
)
にあらはしたるが
如
(
ごと
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
彼
(
かれ
)
の
持
(
もち
)
ふるした
鞄
(
かばん
)
を
見
(
み
)
よ。
手摺
(
てずれ
)
の
靄
(
もや
)
が一
面
(
めん
)
に、
浸
(
しみ
)
の
形
(
かた
)
が
樺太
(
からふと
)
の
図
(
づ
)
に
浮
(
うか
)
ぶ。
汽車
(
きしや
)
は
白河
(
しらかは
)
へ
着
(
つ
)
いたのであつた。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
因
(
よつ
)
て
其駁雑
(
そのはくざつ
)
を
刪
(
けづ
)
り、
校訂
(
かうてい
)
清書
(
せいしよ
)
し、
図
(
づ
)
は
豚児
(
とんじ
)
京水に
画
(
ゑがゝ
)
しめしもの三巻、
書賈
(
しよか
)
の
請
(
こひ
)
に
応
(
おう
)
じ老人に
告
(
つげ
)
て
梓
(
し
)
を
許
(
ゆる
)
し
以
(
もつて
)
世
(
よ
)
に
布
(
しき
)
しに、
発販
(
はつはん
)
一挙
(
いつきよ
)
して七百
余部
(
よぶ
)
を
鬻
(
ひさげ
)
り。
是
(
これ
)
に
依
(
より
)
て
書肆
(
しよし
)
後編
(
こうへん
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
かの橋柱は
後
(
のち
)
に
御領主
(
ごりやうしゆ
)
の
御蔵
(
ごぞう
)
となりしとぞ。
椎谷
(
しひや
)
は
余
(
よ
)
が
同国
(
どうこく
)
なれども幾里を
隔
(
へだて
)
たれば其
真物
(
しんぶつ
)
を
不見
(
みず
)
、今に
遺憾
(
ゐかん
)
とす。
姑
(
しばらく
)
伝写
(
でんしや
)
の
図
(
づ
)
を以てこゝに
載
(
のせ
)
つ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其
(
そ
)
の
悪戯
(
いたづら
)
に
多
(
いた
)
く
機嫌
(
きげん
)
を
損
(
そこ
)
ねた
形
(
かたち
)
、あまり
子供
(
こども
)
がはしやぎ
過
(
す
)
ぎると、
若
(
わか
)
い
母様
(
おふくろ
)
には
得
(
え
)
てある
図
(
づ
)
ぢや
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そも/\此
輴
(
そり
)
といふ物、雪国第一の用具。
人力
(
じんりき
)
を
助
(
たすくる
)
事船と車に
同
(
おなじ
)
く、
且
(
そのうへ
)
に
作
(
つく
)
る事
最易
(
いとやす
)
きは
図
(
づ
)
を見て知るべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
……
図
(
づ
)
に
乗
(
の
)
つたのでは
決
(
けつ
)
してない。……
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
舞台
(
ぶたい
)
花道
(
はなみち
)
楽屋
(
がくや
)
桟敷
(
さじき
)
のるゐすべて皆雪をあつめてその
形
(
かたち
)
につかね、なりよく
造
(
つく
)
ること下の
図
(
づ
)
を見て知るべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
図
常用漢字
小2
部首:⼞
7画
“図”を含む語句
不図
図々
企図
合図
図体
画図
下図
設計図
相図
意図
図太
図抜
無図
指図
愚図愚図
一図
図星
愚図
愚図々々
図会
...