“下図”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したず25.0%
デザイン25.0%
デッサン25.0%
デツサン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いしくも思い立ったので、其日そのひからただちに画筆えふでって下図したずとりかかった。
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その茶のこうし皮で装幀された表紙を開くと、裏側には、ジャンヌ・ド・ツーゼール夫人に捧げたホルバインの捧呈文デディケーションが記され、その次葉に、ホルバインの下図デザインを木版に移したリュッツェンブルガーの
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それから少時しばらく良人と巴里の今日此頃をいろいろ想像して話し合つた。オラル・ド・井ロンの製作室で、ロダン翁は平気でモデルを相手に下図デッサンを試みて居るであらう。
台風 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
まだ旧套を脱し切らぬ前期の作に於てもこの画家の色彩の特調とくてう下図デツサンの確実な事とを示して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)