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名誉
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めいよ
ふりがな文庫
“
名誉
(
めいよ
)” の例文
旧字:
名譽
王
(
おう
)
さまをはじめ
諸侯
(
しょこう
)
が、そこにお見えになるのよ。そして、そういうすばらしい御殿のあることが、この地方の
名誉
(
めいよ
)
となるでしょう。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
王子は、サンドリヨンを、そのなかでいちばん
名誉
(
めいよ
)
の
上席
(
じょうせき
)
へ
案内
(
あんない
)
して、それからまた、つれ出して、いっしょにダンスをはじめました。
灰だらけ姫:またの名 「ガラスの上ぐつ」
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
お
蔭
(
かげ
)
で
名誉
(
めいよ
)
は
助
(
たす
)
かった。もう
出発
(
しゅっぱつ
)
しましょう。こんな
不徳義
(
ふとくぎ
)
極
(
きわま
)
る
所
(
ところ
)
に一
分
(
ぷん
)
だって
留
(
とどま
)
っていられるものか。
掏摸
(
すり
)
ども
奴
(
め
)
、
墺探
(
おうたん
)
ども
奴
(
め
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「できるだけ
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
造
(
つく
)
ります。まことにこの
上
(
うえ
)
の
名誉
(
めいよ
)
はございませんしだいです。」といって、お
礼
(
れい
)
を
申
(
もう
)
しあげました。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ほんとにわかったのかえ。いい着物が着られないから学校の
名誉
(
めいよ
)
があげられないなんて、かりにも考えるようではだめですよ、
光吉
(
こうきち
)
。」
美しき元旦
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
▼ もっと見る
そのうちに、あなたもわかってきますよ。いちばん
尊
(
とうと
)
い
御褒美
(
ごほうび
)
っていうのは、
名誉
(
めいよ
)
にだけなって、
別
(
べつ
)
に
得
(
とく
)
にはならないような
御褒美
(
ごほうび
)
です。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
そのとき、テクテク徒歩で戦場をかけめぐることは、武士たるものの
名誉
(
めいよ
)
にかかわる、まことに不面目な話だからである。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
こうして、こまは、また、お部屋の中にもどって、
名誉
(
めいよ
)
をとりもどしました。けれども、まりのほうは、それからどうなったか、わかりません。
いいなずけ
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
富貴
(
ふうき
)
名誉
(
めいよ
)
、道徳より来たるものは、山林中の花の如く、おのずから是れ
舒徐
(
じょじょ
)
繁衍
(
はんえん
)
、功業より来たるものは
盆榼中
(
ぼんこうちゅう
)
の花の如く、
便
(
たちま
)
ち
遷徙
(
せんし
)
廃興
(
はいこう
)
あり。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
こうした文学上の
活躍
(
かつやく
)
が
認
(
みと
)
められて、一九〇九年には女の人としてはじめての
名誉
(
めいよ
)
であるノーベル文学賞を受けました。
「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
して、
折角
(
せっかく
)
おいでになったお客さまに、もしものことがあったらどうする。学校の
名誉
(
めいよ
)
に関するよ。今日はもうお前たちみんな
罰
(
ばっ
)
しなければならない。
茨海小学校
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
どうして
頼政
(
よりまさ
)
がそういう
名誉
(
めいよ
)
を
担
(
にな
)
うようになったかと
申
(
もう
)
しますと、いったいこの
頼政
(
よりまさ
)
は、あの
大江山
(
おおえやま
)
の
鬼
(
おに
)
を
退治
(
たいじ
)
した
頼光
(
らいこう
)
には五
代
(
だい
)
めの
孫
(
まご
)
に
当
(
あ
)
たりました。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
わたしがかれらをゆかいにしえなかったとすると、かれらはきっとふところを開けてはくれないであろう。わたしはわたしが歌った
名誉
(
めいよ
)
のためではなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
大きな関心をよせてほめたたえ、そこへつづくことを
名誉
(
めいよ
)
とせねばならないのだ。なんのために竹一は勉強し、だれのために磯吉は商人になろうとしているのか。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
これは
名誉
(
めいよ
)
なお
使番
(
つかいばん
)
、クロを飼いならしていらい、
鷲
(
わし
)
にのってお
使
(
つか
)
いをするものは、とんぼ
組
(
ぐみ
)
の
誉
(
ほま
)
れとしてありますので、わたしはほんとにうれしゅうございました
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、この
宮中
(
きゅうちゅう
)
でいちばん
名誉
(
めいよ
)
のある
位
(
くらい
)
につきたければ、それもかなえてやろうと
約束
(
やくそく
)
しました。
白ヘビ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
白鹿
(
はくろく
)
は
神
(
かみ
)
なりという
言
(
い
)
い
伝
(
つた
)
えあれば、もし
傷
(
きず
)
つけて殺すこと
能
(
あた
)
わずば、必ず
祟
(
たたり
)
あるべしと
思案
(
しあん
)
せしが、
名誉
(
めいよ
)
の
猟人
(
かりうど
)
なれば
世間
(
せけん
)
の
嘲
(
あざけ
)
りをいとい、思い切りてこれを
撃
(
う
)
つに
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ぼくが正しいか、ドノバンが正しいか、ジャップたるぼくが正しいとすれば、ヤンキーたるドノバンはのろわれねばならん、そうしてその国の
名誉
(
めいよ
)
もけがされねばならん
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
いや昨日はお
手柄
(
てがら
)
で、——
名誉
(
めいよ
)
のご負傷でげすか、と送別会の時に
撲
(
なぐ
)
った返報と心得たのか、いやに
冷
(
ひや
)
かしたから、余計な事を言わずに絵筆でも
舐
(
な
)
めていろと云ってやった。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
細君の
里方
(
さとかた
)
では、糟谷をえらい人と思いこみ、なお
出世
(
しゅっせ
)
する人と信じて、この結婚を
名誉
(
めいよ
)
と感じてむすめをとつがし、糟谷のほうでもただ
良家
(
りょうけ
)
の女ということがありがたくて
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
使を以て小栗に申出ずるよう江戸に
浅田宗伯
(
あさだそうはく
)
という
名医
(
めいい
)
ありと聞く、ぜひその診察を
乞
(
こ
)
いたしとの請求に、
此方
(
このほう
)
にては仏公使が浅田の
診察
(
しんさつ
)
を
乞
(
こ
)
うは日本の
名誉
(
めいよ
)
なりとの考にて
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
しかし、天恩
洪大
(
こうだい
)
で、かえって芸術の奥には
幽眇
(
ゆうびょう
)
不測なものがあることをご
諒知
(
りょうち
)
下された。正直な若崎はその後しばしば大なるご用命を蒙り、その道における
名誉
(
めいよ
)
を
馳
(
は
)
するを得た。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
わッ! という
歓声
(
かんせい
)
は天地を
轟
(
とどろ
)
かしました。日本士官は思わずも
抱
(
だ
)
き合って
踊
(
おど
)
り上がりました。しばらくはすべての人の
拍手
(
はくしゅ
)
が鳴りやまなかったのであります。この光栄、この
名誉
(
めいよ
)
!
国際射的大競技
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
出家
(
しゆつけ
)
のいふことでも、
教
(
おしへ
)
だの、
戒
(
いましめ
)
だの、
説法
(
せつぱふ
)
とばかりは
限
(
かぎ
)
らぬ、
若
(
わか
)
いの、
聞
(
き
)
かつしやい、と
言
(
いつ
)
て
語
(
かた
)
り
出
(
だ
)
した。
後
(
あと
)
で
聞
(
き
)
くと
宗門
(
しうもん
)
名誉
(
めいよ
)
の
説教師
(
せつけうし
)
で、
六明寺
(
りくみんじ
)
の
宗朝
(
しうてう
)
といふ
大和尚
(
だいおしやう
)
であつたさうな。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それは、もともとここの生活では、だれがどんな働きをして、どんな
名誉
(
めいよ
)
を
担
(
にな
)
うかということは、あまりたいせつなことではないからだ。ここの生活でたいせつなのは、名でなくて実である。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「やっぱり、お前の足が早いから、
名誉
(
めいよ
)
の勝利を得たのさ。」
兎と亀
(新字新仮名)
/
ロード・ダンセイニ
(著)
それどころか、黒ネズミをいつかはほろぼしてしまわなければ、じぶんたちの
名誉
(
めいよ
)
にかかわるんだ、と口ぐせのように言っていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「いや、いちばんおそく
出
(
だ
)
したものにも、
名誉
(
めいよ
)
のほうびをやろう。」と、
先生
(
せんせい
)
は、こんどは
使用
(
しよう
)
されている
鉛筆
(
えんぴつ
)
を
高
(
たか
)
くさし
上
(
あ
)
げられました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だからいい
暮
(
くら
)
しをしておいでなのだ。ほらね、あの
方
(
かた
)
は
脚
(
あし
)
に
赤
(
あか
)
いきれを
結
(
ゆわ
)
えつけておいでだろう。ありゃあ
家鴨
(
あひる
)
にとっちゃあ
大
(
たい
)
した
名誉
(
めいよ
)
なんだよ。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
しかるにいわゆる business man 実業家なるものは、その業務の目的は
金
(
かね
)
にあるゆえに、ことさら
名誉
(
めいよ
)
をもって彼らを迎えなかった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「わかりました。ぼく、学校やクラスの
名誉
(
めいよ
)
を
傷
(
きず
)
つけないような、りっぱなあいさつをきっとしてみせます。」
美しき元旦
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
この様な大へんな
名誉
(
めいよ
)
を得て、そのほかに、みなさんももうご存知でしょうが、フゥフィーボー博士のほかに、
誰
(
たれ
)
も決して喰べてならない藁のオムレツまで
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
いまでは自分が
愛
(
あい
)
し愛される母親や兄弟があるだけではない、その国で
名誉
(
めいよ
)
のある
先祖
(
せんぞ
)
の
名跡
(
みょうせき
)
をついで、ばくだいな
財産
(
ざいさん
)
を
相続
(
そうぞく
)
する身の上になったのである。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
侯爵
(
こうしゃく
)
はそのとき、うやうやしく
敬礼
(
けいれい
)
したのち、王様の申し出された
名誉
(
めいよ
)
を、よろこんで、お受けすることにしました。そうしてその日、さっそくお姫さまと結婚しました。
猫吉親方:またの名 長ぐつをはいた猫
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
田村麻呂
(
たむらまろ
)
は
自分
(
じぶん
)
がこれほどの
名誉
(
めいよ
)
を
受
(
う
)
けることになったのも、
清水
(
きよみず
)
の
観音様
(
かんのんさま
)
にお
祈
(
いの
)
りをした
御利益
(
ごりやく
)
だと
思
(
おも
)
って、
都
(
みやこ
)
に
帰
(
かえ
)
るとさっそく
清水
(
きよみず
)
にお
参
(
まい
)
りをして、ねんごろにお
礼
(
れい
)
を
申
(
もう
)
し
上
(
あ
)
げました。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
こうした文学上の
活躍
(
かつやく
)
が
認
(
みと
)
められて、一九〇九年には、女の人としてはじめての
名誉
(
めいよ
)
であるノーベル
文学賞
(
ぶんがくしょう
)
を受けました。また、一九一四年にはスウェーデン学士院会員にもえらばれました。
「ニールスのふしぎな旅 上」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
となり村のある家などでは、四人あった息子が四人とも戦死して、四つの
名誉
(
めいよ
)
のしるしはその家の門にずらりとならんでいた。大吉たちは、どんなにか
尊敬
(
そんけい
)
の目でそれをあおぎ見たことだろう。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
日本から
招聘
(
しょうへい
)
せられた工学者で、この島へきてからもはや、二十年の月日はすぎた、かれは
温厚
(
おんこう
)
のひとでかつ
義侠心
(
ぎきょうしん
)
が強いところから、日本を代表する
名誉
(
めいよ
)
の
紳士
(
しんし
)
として、一般の
尊敬
(
そんけい
)
をうけている。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
『そうだ
名誉
(
めいよ
)
が
大切
(
たいせつ
)
だ。
全体
(
ぜんたい
)
こんな
町
(
まち
)
に
足
(
あし
)
を
踏込
(
ふみこ
)
んだのが
間違
(
まちが
)
いだった。』と、
彼
(
かれ
)
は
更
(
さら
)
にドクトルに
向
(
むか
)
って
云
(
い
)
うた。『
実
(
じつ
)
は
私
(
わたし
)
は
負
(
ま
)
けたのです。で、どうでしょう、
銭
(
ぜに
)
を五百
円
(
えん
)
貸
(
か
)
しては
下
(
くだ
)
さらんか?』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
学問なりその他の
名誉
(
めいよ
)
を得て
傲
(
ほこ
)
る者を見ると、
彼奴
(
きゃつ
)
も
近
(
ちか
)
ごろ一円
貰
(
もら
)
ったばっかりだな、ああいう
風
(
ふう
)
にやっては明日の日の登る前に
形無
(
かたな
)
しになるであろうと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
いまも
前線
(
ぜんせん
)
にあって
戦
(
たたか
)
いつつある
戦友
(
せんゆう
)
のことを
考
(
かんが
)
えると、
自分
(
じぶん
)
は
武運
(
ぶうん
)
つたなくして
帰還
(
きかん
)
しながら、なんで、これしきの
戦傷
(
せんしょう
)
を
名誉
(
めいよ
)
として
人
(
ひと
)
に
誇
(
ほこ
)
ることができようか
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
というのは、大昔から、
白
(
しら
)
はね
族
(
ぞく
)
の一ばん年上のものが、この
名誉
(
めいよ
)
をになうはずになっていたのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
特務曹長「それは
蓋
(
けだ
)
しいかない。軍人が
名誉
(
めいよ
)
ある勲章を食ってしまうという前例はない。」
饑餓陣営:一幕
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
たれもはいれない
魔法
(
まほう
)
のお城をきりひらく
名誉
(
めいよ
)
が、自分のものになるとおもうと、もううしろからからだを押されるような気がして、さっそく、そのしごとにかかろうと
決心
(
けっしん
)
しました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
だが、
星野
(
ほしの
)
は
元来
(
がんらい
)
、よわい打者ではなかった。当たれば、そうとうな大ものをかっ
飛
(
と
)
ばすほうだった。だから、かれは、この三回めの
打撃
(
だげき
)
で、
名誉
(
めいよ
)
を
回復
(
かいふく
)
しようと、ひそかにはりきっていたのだ。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
「
名誉
(
めいよ
)
の戦死など、しなさんな。生きてもどってくるのよ」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
『
名誉
(
めいよ
)
は
大事
(
だいじ
)
だ。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
この
人
(
ひと
)
たちは、
全軍
(
ぜんぐん
)
のために
犠牲
(
ぎせい
)
となるのを
名誉
(
めいよ
)
と
思
(
おも
)
って、
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
んですぐ
仕度
(
したく
)
にとりかかりました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そいつは大へんだ。僕の
名誉
(
めいよ
)
にも関係します。
早速
(
さっそく
)
犯人をつかまえます。」
毒もみのすきな署長さん
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
殿
(
との
)
さまのお
茶
(
ちゃ
)
わんを
造
(
つく
)
るように
命
(
めい
)
ぜられるなんて、こんな
名誉
(
めいよ
)
のことはない。おまえがたも
精
(
せい
)
いっぱいに、これまでにない
上等
(
じょうとう
)
な
品物
(
しなもの
)
を
造
(
つく
)
ってくれなければならない。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“名誉”の解説
名誉(めいよ、en: honor、オナー)とは、よい評判を得ることであり、能力や行為について、すぐれた評価を得ていることを指す。今日では、内部的名誉、外部的名誉、名誉感情の3つに分類される。判例によれば、名誉とは、「人の品性、徳行、名声、信用等の人格的価値」とされる。民法で保護される名誉は、外部的名誉である。
(出典:Wikipedia)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
誉
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“名誉”で始まる語句
名誉心
名誉毀損
名誉欲
名誉表
名誉博士
名誉勲章四等帯勲者