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御挨拶
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ごあいさつ
ふりがな文庫
“
御挨拶
(
ごあいさつ
)” の例文
「
宜
(
よろ
)
しう御座りまする、
私
(
わたくし
)
も兼ねて其の心得で居りましたのですから、早速執事等とも協議の上、至急
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に及ぶで御座りませう」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
先
(
まず
)
下々
(
しもじも
)
の者が
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を申上ると、一々しとやかにお
請
(
うけ
)
をなさる、その柔和でどこか悲しそうな
眼付
(
めつき
)
は夏の夜の星とでもいいそうで
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
サア、
皆
(
みな
)
の
水兵
(
ものども
)
出
(
で
)
た/\、
大佐閣下
(
たいさかくか
)
のお
皈
(
かへ
)
りだよ、それに、
珍
(
めづ
)
らしい
賓人
(
おきやくさん
)
と、
可愛
(
かあい
)
らしい
少年
(
せうねん
)
とが
御坐
(
ござ
)
つた、
早
(
はや
)
く
出
(
で
)
て
御挨拶
(
ごあいさつ
)
申
(
まう
)
せ/\。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「奥さんには
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をしたぎりで、まだお礼も申しませんでした。いつぞやは、お宅の土蔵の中へ隠していただいた暮田です。」
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お見せくださいまし。そのうえで
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をいたしましょう、——もしまたそれが御不服で、力づくでも受取ると仰せられるなら
峠の手毬唄
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
それでも
風俗
(
ふう
)
のかはつた
方
(
かた
)
が
被入
(
いらつ
)
しやいますと、
大事
(
だいじ
)
にしてお
辞義
(
じぎ
)
をすることだけは
知
(
し
)
つてゞございますが、
未
(
ま
)
だ
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をいたしませんね。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
一
(
ひ
)
と
目
(
め
)
見
(
み
)
て、これはきっと
貴
(
とうと
)
い
神
(
かみ
)
さまだとさとり、
丁寧
(
ていねい
)
に
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を
致
(
いた
)
しました。それがつまりこの
瀑布
(
たき
)
の
白竜
(
はくりゅう
)
さまなのでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
こいつァどうも
御挨拶
(
ごあいさつ
)
だ。
人
(
ひと
)
の
知
(
し
)
らない、おせんの
裸
(
はだか
)
をのぞかせた
挙句
(
あげく
)
、
鼻
(
はな
)
のあるのが
不思議
(
ふしぎ
)
だといわれたんじゃ、
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
立
(
た
)
つ
瀬
(
せ
)
がありやせん。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
父は自分にまたお重の事を尋ねたので、「
先刻
(
さっき
)
から少し頭痛がするそうで、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に出られないのを残念がっていました」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
月延べ月延べにて何らの
御挨拶
(
ごあいさつ
)
なく打ちすぎ参り候段、磯五とてもいたく迷惑いたしおり候ことお察し願い上げそろ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
とても丁寧な人たちで——一体にどこの家の女の人もそうだったが——お風呂であうと板の間でも両手をついて、寒いのに
何時
(
いつ
)
までも
御挨拶
(
ごあいさつ
)
がある。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「いや、お呼び止めいたして済みません。一寸
御挨拶
(
ごあいさつ
)
がしたかったのです。」と、
云
(
い
)
って勝平は、息を切った。
昂奮
(
こうふん
)
の
為
(
ため
)
に、言葉が自由でなかった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「わたしはたしか
双鶴館
(
そうかくかん
)
でちょっとお目にかかったように思うが
御挨拶
(
ごあいさつ
)
もせず失敬しました。こちらには始終お世話になっとります。以後よろしく」
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それでは改めて、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
申し上げよう。
吾輩
(
わがはい
)
は、X大使である。クロクロ島の
酋長
(
しゅうちょう
)
黒馬博士
(
くろうまはかせ
)
に、
恐悦
(
きょうえつ
)
を申し上げる!
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
今さらそんな
御挨拶
(
ごあいさつ
)
はなさらないでください。通り一遍な考えでしたなら、風変わりな
酔狂者
(
すいきょうもの
)
と誤解されるのも構わずに、こんな御相談は続けません。
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
お母様が一度
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をなすったので知りました。
著物
(
きもの
)
は持っていられません。女中でも取りに行くのでしょう。
恰幅
(
かっぷく
)
のいい、
赭
(
あか
)
ら顔の五十位の人でした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
上冊には
桟敷後
(
さじきうしろ
)
の廊下より御殿女中大勢居並びたる桟敷を見せ
市川八百蔵
(
いちかわやおぞう
)
桐
(
きり
)
の
谷
(
や
)
門蔵
(
もんぞう
)
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に
罷出
(
まかりい
)
でお盃を
頂戴
(
ちょうだい
)
する処今の世にはなき
習慣
(
ならわし
)
なれば興いと深し。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
早速
御礼
(
おんれい
)
かたがた
御挨拶
(
ごあいさつ
)
可申上之
(
もうしあぐべきの
)
処、病気にかかり
頃日来
(
けいじつらい
)
机に離れて
横臥
(
おうが
)
致しをり候ひしため
延引
(
えんいん
)
致候。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
義母
(
おつかさん
)
が
定
(
さだ
)
めし
珍
(
めづら
)
しがるだらうと
思
(
おも
)
つて
居
(
ゐ
)
たのが、
例
(
れい
)
の
如
(
ごと
)
く
簡單
(
かんたん
)
な
御挨拶
(
ごあいさつ
)
だけだから
張合
(
はりあひ
)
が
拔
(
ぬ
)
けて
了
(
しま
)
つた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「僕、東京へ行って来ました。昨夜、おそく思い立ったんで
御挨拶
(
ごあいさつ
)
もしないで出かけましたが。」私
鶴は病みき
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
……なうなう、ロミオの
君
(
きみ
)
、えへん、
bonjour
(
ボンジュール
)
! これはフランス
式
(
しき
)
の
細袴
(
ほそずぼん
)
に
對
(
たい
)
してのフランス
式
(
しき
)
の
御挨拶
(
ごあいさつ
)
でござる。
昨夜
(
ゆうべ
)
は、ようも
巧々
(
うま/\
)
と
贋金
(
にせがね
)
を
掴
(
つか
)
ませやったの。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「これは
御挨拶
(
ごあいさつ
)
。大嫌いとは情ない事を仰しゃるネ。そんならどういう同権論者がお好き」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
御舎弟には中々
敵
(
かな
)
わぬ、今一生懸命の処で
御挨拶
(
ごあいさつ
)
は出来ません……置いては悪いと云う、紀伊國屋が来ればと
行
(
ゆ
)
く……成程これは悪い、あッと切れて
居
(
お
)
ることを知りませんでした
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「それは、惜しいことをしました、何とか
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を申し上げてみればよかったのに」
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
つらい別離の
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を申し上げる前に、一つ、忠誠の置き土産、御高恩の万分の一をお報いしたくて、けさほどから、わかい人たちに対して、最善と思われる手段を講じて置きました。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
辰弥は生得馴るるに早く、
咄嗟
(
とっさ
)
の間に気の置かれぬお方様となれり。過分の茶代に度を失いたる亭主は、急ぎ
衣裳
(
いしょう
)
を改めて
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に
罷
(
まか
)
り出でしが、書記官様と聞くよりなお一層敬い奉りぬ。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
これは、これは、御叮嚀な
御挨拶
(
ごあいさつ
)
で、
下賤
(
げせん
)
な
私
(
わたくし
)
どもの申し上げます話を、一々双紙へ書いてやろうと
仰有
(
おっしゃ
)
います——そればかりでも、私の身にとりまして、どのくらい恐多いかわかりません。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
家内
(
うち/\
)
の
揉
(
もめ
)
て
居
(
ゐ
)
るに
其
(
その
)
やうの
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
す
餘地
(
よち
)
もなく、
言
(
い
)
つて
面白
(
おもしろ
)
くない
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を
聞
(
き
)
くよりか
默
(
だま
)
つて
居
(
ゐ
)
た
方
(
はう
)
がよつぽど
洒落
(
しやれ
)
て
居
(
ゐ
)
るといふ
位
(
くらゐ
)
な
考
(
かんが
)
へで、
幸
(
さいは
)
ひに
賄賂
(
わいろ
)
の
汚
(
けが
)
れは
受
(
う
)
けないで
濟
(
す
)
んだけれど
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「それじゃ——家内も
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に出るのだが、娘が手離されんでね」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
「これ、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を申し上げろ。土部三斎さまに、渡らせられる」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
という
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を聞いた時は私は喜びの情に堪えず
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
「ひとつ
御挨拶
(
ごあいさつ
)
して来てよ」
朧夜
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
「余り
御挨拶
(
ごあいさつ
)
ですね」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
が、
誰
(
たれ
)
も
来
(
き
)
ては
不可
(
いけな
)
い、
屹
(
きつ
)
と
来
(
き
)
ては
不可
(
いけな
)
い、いづれ、やがて
其
(
そ
)
の
仕事
(
しごと
)
が
出来
(
でき
)
ると、お
浦
(
うら
)
と
一所
(
いつしよ
)
に、
諸共
(
もろとも
)
にお
目
(
め
)
に
懸
(
かゝ
)
つて
更
(
あらた
)
めて
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をする。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其れから
皆
(
みん
)
なして
遺骸
(
おからだ
)
を、御宅へ
担
(
かつ
)
いで
参
(
めえ
)
りましたが、——御大病の
御新造様
(
ごしんぞさま
)
が
態々
(
わざ/\
)
玄関まで御出掛けなされて、御丁寧な
御挨拶
(
ごあいさつ
)
、すると旦那
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
山階
(
やましな
)
の
宮
(
みや
)
も英国の軍艦までおいでになって、仏国全権ロセスに面会せられ、五か条の中の一か条で
御挨拶
(
ごあいさつ
)
があった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あなたの
事
(
こと
)
はかねて
滝
(
たき
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
さんから
伺
(
うかが
)
って
居
(
お
)
ります……。ではお
言葉
(
ことば
)
に
従
(
したが
)
ってこれからお
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
そうか……。
雛子
(
ひなこ
)
、この
姨
(
おば
)
さまに
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をなさい。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
今年の正月には、朝日新聞の
招聘
(
しょうへい
)
で、
人造人間
(
ロボット
)
レマルク君が
独逸
(
ドイツ
)
から、はるばるやって来て、みなさんの前に、円満な顔をニコニコさせて
御挨拶
(
ごあいさつ
)
があった。
人造物語
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
今夜満鉄のものが主人役になってあなたがた二三名を
扇芳亭
(
せんぼうてい
)
へ招待したいからと云う
叮嚀
(
ていねい
)
な
御挨拶
(
ごあいさつ
)
である。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ただ今江戸へ着きましたが、先生には意外の御最期……などと云ってみたところで、この姿では
御挨拶
(
ごあいさつ
)
にもなりません。兵馬もすっかり落魄れましてな、はははは」
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
大納言家に残っていた女房たちは、宮がおいでになった時に
御挨拶
(
ごあいさつ
)
のしようがなくて困った。
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
不馴
(
ふな
)
れの
老爺
(
ろうや
)
もまじっている劇団ゆえ、むさくるしいところもございましょうが
御海容
(
ごかいよう
)
のほど願い上げます。ホレーショーどのは、外国仕込みの人気俳優、まず、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
は、そちらから。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
井戸
(
ゐど
)
ほどに
深
(
ふか
)
くも
無
(
な
)
ければ、
教會
(
けうくわい
)
の
入口程
(
いりぐちほど
)
には
廣
(
ひろ
)
くもない、が十
分
(
ぶん
)
ぢゃ、
役
(
やく
)
には
立
(
た
)
つ。
明日
(
あす
)
訪
(
たづ
)
ねてくれい、すれば
墓
(
はか
)
の
中
(
なか
)
から
御挨拶
(
ごあいさつ
)
ぢゃ。
先
(
ま
)
づ
乃公
(
おれ
)
の一
生
(
しゃう
)
も、
誓文
(
せいもん
)
、
總仕舞
(
そうじまひ
)
が
澄
(
す
)
んでしまうた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
通
(
とお
)
りがかりの
御挨拶
(
ごあいさつ
)
で、
何
(
な
)
んとも
恐
(
おそ
)
れいりますが、どうやら、
市松
(
いちまつ
)
の
野郎
(
やろう
)
が、
飛
(
と
)
んだ
粗相
(
そそう
)
をいたしました
様子
(
ようす
)
。
早速
(
さっそく
)
連
(
つ
)
れて
帰
(
かえ
)
りまして、
性根
(
しょうね
)
の
坐
(
すわ
)
るまで、
責
(
せ
)
め
折檻
(
せっかん
)
をいたします。どうかこのまま。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
亥之はあの通り口の重い
質
(
たち
)
だし
何
(
いづ
)
れお目に懸つてもあつけない
御挨拶
(
ごあいさつ
)
よりほか出来まいと思はれるから、何分ともお前が中に立つて私どもの心が通じるやう、亥之が行末をもお頼み
申
(
まをし
)
て置ておくれ
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わしもまだ
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をしない。ま、そんなかたっ苦しいことは抜きにしましょうや。さ、顔を洗ったり、顔を洗ったり。井戸かね。長屋の裏にある——お! お前さん、気にさわったらごめんなさいよ。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「はいはい、これはまあ、御丁寧な、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
痛み入りますこと。お勝手からこちらまで、随分遠方でござんすからねえ。」
女客
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お加女はホヽと
笑
(
ゑみ
)
傾け「あら、
私
(
わたし
)
としたことが、
御挨拶
(
ごあいさつ
)
も致しませんで——どうも旧年中は一方ならぬ御世話様に預りまして、何卒相変りませず」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
『きっと
乙姫様
(
おとひめさま
)
がここへお
坐
(
すわ
)
りなさるのであろう。』——
私
(
わたくし
)
はそう
思
(
おも
)
いながら、
乙姫様
(
おとひめさま
)
に
何
(
なん
)
と
御挨拶
(
ごあいさつ
)
を
申上
(
もうしあ
)
げてよいか、いろいろと
考
(
かんが
)
え
込
(
こ
)
んで
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「おまん、おれは隠居の身だから、わざわざ旦那様の前へ
御挨拶
(
ごあいさつ
)
には出まい。何事も半蔵に任せたい。お馬を拝見させていただけば、それだけでたくさん。」
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
挨
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
拶
常用漢字
中学
部首:⼿
9画
“御挨拶”で始まる語句
御挨拶迄