“人造人間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ロボット50.0%
じんぞうにんげん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、こうした人造ものは、どうも話が面白くないので、この辺でやめることとし、人造人間ロボットの方へ方向舵ほうこうだをむけることにしよう。
人造物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)
妖艶な年増の魅力は、この一瞬間に蘇返って、造り変えた人造人間ロボットのような不気味な顔にも、火のような情熱と、不思議な美しさが咲き乱れます。
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
歩むたびに、ヒョコンヒョコンと、なにかに引懸ひっかかるような足つきが、まるで人造人間じんぞうにんげんの歩いているところと変らない。
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
うむ、よくえている。十分熱に耐えたようじゃ。彼奴かやつらは、まさかこの人造人間じんぞうにんげんの胸の中には、液体酸素の冷却装置があるということに気がつかないのじゃろう。