“恐悦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうえつ77.3%
きようえつ18.2%
きやうえつ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋作氏は、立上のやつ、独逸ドイツから近代眼科学の精髄せいずいをかっぱらって来やがったそうだ。と、恐悦きょうえつしながらキャラコさんに話してきかせた。
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「あれ、矢張やつぱ恐悦きようえつしてら、うかしてるんぢやねえかい。」
鑑定 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ガラツ八はすつかり恐悦きやうえつしてしまひました。先刻表から入つた痣の娘も、今の中年増もこの家の者だとすると、全く妙なところへ飛び込んで了つたことになります。
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)