“きょうえつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
恐悦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先生、がんりきを見込んで、そうおっしゃって下さるのは有難え」——手を額にして恐悦きょうえつしたのはつい先頃のことです。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「いかにも七代目海老蔵しちだいめえびぞうに御座います。久しくお目にかかりませぬが先生には相変らず御壮健恐悦きょうえつ至極しごくに存じます。」
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それでは改めて、御挨拶ごあいさつ申し上げよう。吾輩わがはいは、X大使である。クロクロ島の酋長しゅうちょう黒馬博士くろうまはかせに、恐悦きょうえつを申し上げる!
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)