トップ
>
御出
>
おいで
ふりがな文庫
“
御出
(
おいで
)” の例文
どうも、
宗
(
そう
)
さんも
餘
(
あん
)
まり
近頃
(
ちかごろ
)
は
御出
(
おいで
)
でないし、
私
(
わたし
)
も
御無沙汰
(
ごぶさた
)
許
(
ばかり
)
してゐるのでね、つい
御前
(
おまへ
)
の
事
(
こと
)
は
御話
(
おはなし
)
をする
譯
(
わけ
)
にも
行
(
い
)
かなかつたんだよ
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「岸本様——
只今
(
ただいま
)
ここに参り居り候。久しぶりにて御話承りたく候。御都合よろしく候わば、この
俥
(
くるま
)
にて
御出
(
おいで
)
を御待ち申上げ候」
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「そうです。今日の様に晴天でなければ証拠はお目にかけられないのです。アア、それから
御出
(
おいで
)
の時に必ずあの火繩銃を持って来て下さい」
火縄銃
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
其様に出たければあなた一人で勝手に何処へでもお
出
(
いで
)
なさい、何処ぞへ仕事を探がしに
御出
(
おいで
)
なさい、と
突慳貪
(
つっけんどん
)
に云うンです。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ず然れども去年十二月五日何れより
御出
(
おいで
)
成
(
なさ
)
れ候や御侍士樣御一人私し方へ御越にて文藏に何ぞ不審なる儀はなきやと御尋ねゆゑ
早速
(
さつそく
)
文藏へ
承
(
うけた
)
まは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
奧樣
(
おくさま
)
のお
出來
(
でき
)
なされた
處
(
ところ
)
を
見
(
み
)
たり、ぴつたりと
御出
(
おいで
)
のとまつた
處
(
ところ
)
を
見
(
み
)
たり、まだ/\
一層
(
もつと
)
かなしい
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
て
枕紙
(
まくらかみ
)
がびつしよりに
成
(
な
)
つた
事
(
こと
)
もござんす
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「K氏も
御出
(
おいで
)
の事と存じ候えば」とか何とか、書いてある。Kが、僕の友人である事は云うまでもない。——僕は、ともかくも、招待に応ずる事にした。
野呂松人形
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
九歳の美しいすゞ子夫人を伴って
御出
(
おいで
)
になった時、白面の画工に過ぎなかった私は、この有名な芸術家にお逢い出来たことをどんなに感激したかわかりませんでした。
泉鏡花先生のこと
(新字新仮名)
/
小村雪岱
(著)
諸侯方
(
しよこうがた
)
まで
御出
(
おいで
)
になり、わづかのうちに
新梅屋敷
(
しんうめやしき
)
の名、
江都中
(
えどぢう
)
に知られ、
夫
(
それ
)
のみならず
先生々々
(
せんせい/\
)
の
立
(
たて
)
こがしに、
七草考
(
なゝくさかう
)
の
都鳥考
(
みやこどりかう
)
のと人に作らせて、
我名
(
わがな
)
にて出版せしゆゑ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
直様
(
すぐさま
)
参り申候処、御役人
御出
(
おいで
)
有之
其許方
(
そのもとかた
)
に
慶蔵
(
けいぞう
)
と申候
寺男
(
てらおとこ
)
召使ひ候事有之候哉との
御尋
(
おたずね
)
なり。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
... どっちみち今日の
恵
(
めぐみ
)
は
御為
(
おため
)
に悪いことはございません。」と
座蒲団
(
ざぶとん
)
を
撥
(
は
)
ねて、「これは早朝から御邪魔申しました。それではなりたけお早く
御出
(
おいで
)
下さいまし、一足御先へ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
弥
(
いよいよ
)
御機嫌よく、御悦申上候。相かはらず来月十九日納会相催し候まゝ、何とぞ/\御ばゝ様御同道にて
御出
(
おいで
)
願ひ上候。遠方
故
(
ゆえ
)
御出なくば、御詠にてもいたゞき度、此段申上候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
さあ
御出
(
おいで
)
と取る手、振り払わば今川流、握り
占
(
しめ
)
なば西洋流か、お辰はどちらにもあらざりし無学の所、無類
珍重
(
ちんちょう
)
嬉しかりしと珠運後に語りけるが、それも
其時
(
そのとき
)
は
嘘
(
うそ
)
なりしなるべし。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
別荘の番人が
取
(
とり
)
あえず私を奥へ案内して、「あなたが
御出
(
おいで
)
の事は
已
(
すで
)
に
主人
(
しゅじん
)
の方から沙汰がございました、
就
(
つき
)
ましては
此
(
こ
)
の通りの田舎でございますが、
悠々
(
ゆるゆる
)
御逗留なすって下さいまし」
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
又重ねて手紙を寄越して、老母と姉が東京に出たいと云うが上京しても
宜
(
よろ
)
しかろうかと
云
(
いっ
)
て来たから、
颯々
(
さっさつ
)
と
御出
(
おいで
)
なさい、私方に
嫌疑
(
けんぎ
)
もなんにもない、公然と出て
御出
(
おい
)
でなさいと
返辞
(
へんじ
)
をすると
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
『それにしても、お宅のは?……
御出
(
おいで
)
になる所は分つて居るのですか』
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
それからお父さんは伯父さんから手紙が来た時又面倒な
八釜
(
やかま
)
しやが
御出
(
おいで
)
になるんだなといった事、けれどもお母さんは
彼
(
あ
)
の
聾耳
(
つんぼ
)
は滞在中の
雑用
(
ぞうよう
)
を払うから、伯母さんよりか始末が善いといった事
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
いずれも二十から四十疋まで群れて、沙漠や高原を疾く走る。オナッガは人を見れば驚き走り、安全な場に立ち留まり、振り返って追者を眺め、人近づけばまた走り、幾度となくここまで
御出
(
おいで
)
を弄す。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
一 なげくさを
如何
(
いかな
)
御人
(
おひと
)
は
御出
(
おいで
)
あつた、出た御人は心ありがたい
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「
御母
(
おつか
)
さんも一処に
御出
(
おいで
)
なさいな」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
またあなたなんざあその面白い事にぶつかろうぶつかろうと苦労して
御出
(
おいで
)
なさる御様子だが、大学を卒業しちゃもう駄目ですよ。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御本家の御女中方が灰色の麻袋を首に掛けて、桑の
嫩芽
(
しんめ
)
を摘みに
御出
(
おいで
)
なさる時も、奥様は長火鉢に
倚
(
もた
)
れて、東京の新狂言の御噂さをなさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
買
(
かひ
)
あつたから是で一ぱい
遣
(
やり
)
やせう
先
(
まづ
)
何は兎もあれ私しの
宅
(
たく
)
へ
御出
(
おいで
)
なせへと
門口
(
かどぐち
)
から
聲
(
こゑ
)
を
懸
(
かけ
)
ければ文右衞門は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そのお孃樣と聞まするは
何時
(
いつ
)
も
枕邊
(
ここ
)
に
御出
(
おいで
)
たるお人か、いかにも其通りと言はれて、さらば夢にも非ざりけり
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
如何だね、自賛じゃないが、働きも此位やればまず一人前はたっぷりだね。それにお隣に澄まして
御出
(
おいで
)
の
御前
(
ごぜん
)
は
如何
(
どう
)
だ。如何に無能か性分か知らぬが、君の不活動も驚くじゃないか。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
あなたは
亀屋
(
かめや
)
に
御出
(
おいで
)
なされた御客様わたくしの難儀を見かねて
御救
(
おすくい
)
下されたは
真
(
まこと
)
にあり難けれど、
到底
(
とても
)
遁
(
のが
)
れぬ
不仕合
(
ふしあわせ
)
と身をあきらめては
断念
(
あきらめ
)
なかった先程までの
愚
(
おろか
)
が
却
(
かえ
)
って
口惜
(
くちおしゅ
)
う御座りまする
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「それも
御出
(
おいで
)
て
匇々
(
そうそう
)
にねえ。何と申し上げて
好
(
よ
)
いかわかりませんわ。」
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
其処
(
そこ
)
に
御出
(
おいで
)
でしたか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
どうも、宗さんも
余
(
あん
)
まり近頃は
御出
(
おいで
)
でないし、私も
御無沙汰
(
ごぶさた
)
ばかりしているのでね、つい御前の事は御話をする訳にも行かなかったんだよ
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
皆さんの方から又、用事でもあつて穢多の部落へ
御出
(
おいで
)
になりますと、
煙草
(
たばこ
)
は
燐寸
(
マッチ
)
で
喫
(
の
)
んで頂いて、御茶は
有
(
あり
)
ましても決して差上げないのが昔からの習慣です。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
進め
然
(
され
)
ば秀盛先生はこの
近邊
(
きんぺん
)
にも御弟子これ有よしにて時々御指南に
御出
(
おいで
)
なされて
滯留
(
たうりう
)
の
節
(
せつ
)
は
毎度
(
まいど
)
私方
(
わたくしがた
)
にて
御宿
(
おやど
)
を申上夫ゆゑ大先生の
御咄
(
おはな
)
しに貴方樣の
御噂
(
おうはさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さなくて
卒爾
(
うちつけ
)
に
文
(
ふみ
)
など
參
(
まゐ
)
らせたるを
如何
(
いか
)
に
厭
(
いと
)
はしと
思
(
おぼ
)
しながら
返
(
かへ
)
しせざらんも
情
(
なさけ
)
なしとて
彼
(
あ
)
れよりは
夫
(
それ
)
となく
御出
(
おいで
)
のなきか
此頃
(
このごろ
)
のお
哥
(
うた
)
の
心
(
こゝろ
)
は
如何
(
いか
)
に
茂
(
しげ
)
るわか
葉
(
ば
)
の
今
(
いま
)
こそは
闇
(
く
)
らけれど
時節
(
じせつ
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
聞いて見ると、
先刻
(
さつき
)
一返
御出
(
おいで
)
になりましたが、此案排ぢや、どうせ
午過
(
ひるすぎ
)
だらうつて又御帰りになりましたといふ答である。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
『就きましては、有志の者が寄りまして御祝の印ばかりに粗酒を差上げたいと存じますが——いかゞでせう、今晩三浦屋迄
御出
(
おいで
)
を願へませうか。郡視学さんも、
何卒
(
どうか
)
まあ是非御同道を。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それでも鉄道が通ふやうに成りましたら度々
御出
(
おいで
)
あそばして下さりませうか、そうならば嬉しけれどと言ふ、我れとても行きたくてゆく
故郷
(
ふるさと
)
でなければ、
此処
(
ここ
)
に居られる物なら帰るではなく
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
御出
(
おいで
)
でやす。御這入んなさい」と友達見た様に云ふ。小使に
食
(
く
)
つ
付
(
つ
)
いて行くと
四
(
よ
)
っ
角
(
かど
)
を
曲
(
ま
)
がつて
和土
(
たゝき
)
の廊下を
下
(
した
)
へ
居
(
お
)
りた。世界が急に暗くなる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫
(
そ
)
れでも
鐵道
(
てつだう
)
が
通
(
かよ
)
ふやうに
成
(
な
)
りましたら
度〻
(
たび/\
)
御出
(
おいで
)
あそばして
下
(
くだ
)
さりませうか、そうならば
嬉
(
うれ
)
しけれどゝ
言
(
い
)
ふ、
我
(
わ
)
れとても
行
(
ゆ
)
きたくてゆく
故郷
(
ふるさと
)
でなければ、
此處
(
こゝ
)
に
居
(
ゐ
)
られる
物
(
もの
)
なら
歸
(
かへ
)
るではなく
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『瀬川さん。そんなら
準備
(
したく
)
して
御出
(
おいで
)
なすつて下さい。今直に御飯にいたしますから。
是
(
これ
)
から御出掛なさるといふのに、
生憎
(
あいにく
)
何にも無くて御気の毒ですねえ——
塩鮭
(
しほびき
)
でも焼いて上げませうか。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それであなたは平生森本さんと御懇意の間柄でいらっしゃるんだから、あなたに伺ったら多分どこに
御出
(
おいで
)
か分るだろうと思って上ったような訳で。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫
(
そ
)
れでも
私
(
わたし
)
は
其
(
その
)
やうな
悋氣沙汰
(
りんきさた
)
で
申
(
まうす
)
のでは
御座
(
ござ
)
りませぬ、
今日
(
けふ
)
の
會席
(
くわいせき
)
の
賑
(
にぎや
)
かに、
種々
(
いろ/\
)
の
方々
(
かた/″\
)
御出
(
おいで
)
の
中
(
なか
)
に
誰
(
た
)
れとて
世間
(
せけん
)
に
名
(
な
)
の
聞
(
きこ
)
えぬも
無
(
な
)
く、
此
(
この
)
やうのお
人達
(
ひとたち
)
みな
貴郎
(
あなた
)
さまの
御友達
(
おともだち
)
かと
思
(
おも
)
ひますれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「あれ、叔父さんは
最早
(
もう
)
帰って
御出
(
おいで
)
たそうな」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
昨日
(
きのふ
)
私
(
わたくし
)
を
探
(
さが
)
して
御出
(
おいで
)
だつたさうですが、何か御用ですか」と聞いた。すると野々宮君は、少し気の毒さうな顔をして
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「お俊姉様——兄様が
御出
(
おいで
)
たぞなし」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
農
(
のう
)
、なんでしょう。——ああ新潟県で思い出した。この間あなたが
御出
(
おいで
)
のとき
行
(
ゆ
)
き
違
(
ちがい
)
に出て行った男があるでしょう」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「代さん、あなたは
不断
(
ふだん
)
から
私
(
わたくし
)
を馬鹿にして
御出
(
おいで
)
なさる。——いゝえ、
厭味
(
いやみ
)
を云ふんぢやない、本当の事なんですもの、仕方がない。さうでせう」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なに
何時
(
いつ
)
でも
遅
(
おそ
)
いのだが、
昨夕
(
ゆふべ
)
のは勉強ぢやなくつて、佐々木さんと久しく御話をして
御出
(
おいで
)
だつたのだといふ答である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると
年嵩
(
としかさ
)
な男は思い出したように、「そうそう
先刻
(
さっき
)
市蔵
(
いちぞう
)
(須永の名)から電話で話がありました。しかし今夜
御出
(
おいで
)
になるとは思いませんでしたよ」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「代さん、あなたは不断から私を馬鹿にして
御出
(
おいで
)
なさる。——いいえ、
厭味
(
いやみ
)
を云うんじゃない、本当の事なんですもの、仕方がない。そうでしょう」
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
何
(
ど
)
うですか、能く
分
(
わか
)
りませんが。
何
(
なん
)
でもさう
軽
(
かる
)
さうでもない様でした。然し平岡さんが
明日
(
あした
)
御出
(
おいで
)
になられる位なんだから、
大
(
たい
)
した
事
(
こと
)
ぢやないでせう」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そんなに弱っちゃ
不可
(
いけ
)
ない。昔の様に元気に御成んなさい。そうして
些
(
ちっ
)
と遊びに
御出
(
おいで
)
なさい」と勇気をつけた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“御出”で始まる語句
御出入
御出世
御出生
御出掛
御出立
御出家
御出役
御出帆
御出發
御出府