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侵
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おか
ふりがな文庫
“
侵
(
おか
)” の例文
ここへ来るまでに、
暑
(
あつさ
)
を
侵
(
おか
)
して旅行をした宇平は
留飲疝通
(
りゅういんせんつう
)
に悩み、文吉も下痢して、食事が進まぬので、湯町で五十日の間保養した。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
に
二階
(
にかい
)
或
(
あるひ
)
は
三階
(
さんがい
)
に
居合
(
ゐあは
)
せた
人
(
ひと
)
が、
階下
(
かいか
)
を
通
(
とほ
)
ることの
危險
(
きけん
)
を
侵
(
おか
)
してまで
屋外
(
おくがい
)
に
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
さうとする
不見識
(
ふけんしき
)
な
行動
(
こうどう
)
は
排斥
(
はいせき
)
すべきである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
侵
(
おか
)
すことなく、たちまち北方へかえるなどという予断が下せるのか。その本題について、はやくお話を触れていただきたいものだが
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あたかも彼がシベリヤの極東オコツク海岸に達したるの時にして、
爾来
(
じらい
)
満州を
侵
(
おか
)
し、
黒竜江
(
こくりゅうこう
)
の両岸を
擾
(
みだ
)
し、機に臨み変に応じ、
経略
(
けいりゃく
)
止むなく
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
人から
一毫
(
いちごう
)
も
犯
(
おか
)
されまいと、強い点をあくまで固守すると同時に、せめて
半毛
(
はんもう
)
でも人を
侵
(
おか
)
してやろうと、弱いところは無理にも
拡
(
ひろ
)
げたくなる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
折ふし
霜月
(
しもつき
)
の雨のビショビショ降る夜を
侵
(
おか
)
していらしったものだから、見事な
頭髪
(
おぐし
)
からは冷たい
雫
(
しずく
)
が
滴
(
したた
)
っていて、
気遣
(
きづか
)
わしげなお眼は、涙にうるんでいました。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
……これなる窈窕たる淑女(——私もここにその人物の言った
言
(
ことば
)
を、そのまま引用したのであるが)窈窕たる淑女のはれ着の袖を
侵
(
おか
)
したのは偶然の麁匇である。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其日は三ツ
俣
(
また
)
といふ
駅
(
えき
)
に宿り、次日暁を
侵
(
おか
)
して此山の神職にいたり、おの/\
祓
(
はらひ
)
をなし案内者を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
根岸の里を物さびしい
夜闇
(
やみ
)
が
侵
(
おか
)
しはじめたころ、片里が住居を打立った三挺の駕籠があって、上野山下を飛ぶがごとく、切通しから湯島台へと上ってゆき、天神の
辺
(
ほと
)
り
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
勿論
(
もちろん
)
、
船
(
ふね
)
に
嚴然
(
げんぜん
)
たる
規律
(
きりつ
)
のある
事
(
こと
)
は
誰
(
たれ
)
も
知
(
し
)
つて
居
(
を
)
る、たとへ
霹靂
(
へきれき
)
天空
(
てんくう
)
に
碎
(
くだ
)
けやうとも、
數萬
(
すうまん
)
の
魔神
(
まじん
)
が一
時
(
じ
)
に
海上
(
かいじやう
)
に
現出
(
あらは
)
れやうとも、
船員
(
せんゐん
)
ならぬ
者
(
もの
)
が
船員
(
せんゐん
)
の
職權
(
しよくけん
)
を
侵
(
おか
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
我彼に從ひて出で、牧者達の過のため汝等の領地を
侵
(
おか
)
す人々の不義の
律法
(
おきて
)
と戰ひ 一四二—一四四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
今歳
(
ことし
)
の正月、長者が宇賀の
老爺
(
おじい
)
を
伴
(
つ
)
れて、
国司
(
こくし
)
の
館
(
たち
)
に往って四五日
逗留
(
とうりゅう
)
している留守に、
女
(
むすめ
)
は修験者の神秘に
侵
(
おか
)
されていたが、その
比
(
ころ
)
になってその反動が起っておりました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
生死出離
(
しょうじしゅつり
)
の大問題ではない、病気が身体を衰弱せしめたためであるか、
脊髄
(
せきずい
)
系を
侵
(
おか
)
されて居るためであるか、とにかく生理的に精神の煩悶を来すのであつて、苦しい時には
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
左右の肺の一つが結核菌に
侵
(
おか
)
されて駄目になると、のこりの一方の肺が
代償
(
だいしょう
)
として急に強くなり、一つで二つの肺臓の働きをするなどということは、医学上よく聞くことだ。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
雑事に
侵
(
おか
)
されない
朝夕
(
ちょうせき
)
の時間の中に身を置いて十分に勉強することの出来るのを何よりも
嬉
(
うれ
)
しいことに思いながら、いわゆる「勉学の
佳趣
(
かしゅ
)
」に
浸
(
ひた
)
り得ることを満足に感じていた。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なかんづく一
國民
(
こくみん
)
の
有
(
いう
)
する
固有名
(
こいうめい
)
は
最
(
もつと
)
も
神聖
(
しんせい
)
なもので、
妄
(
みだ
)
りに
他
(
た
)
から
侵
(
おか
)
されてはならぬ。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
風眼というものは人も知るごとく
花柳病
(
かりゅうびょう
)
の
黴菌
(
ばいきん
)
が眼の
粘膜
(
ねんまく
)
を
侵
(
おか
)
す時に生ずるのであるから検校の意は、けだしこの乳母がある手段をもって彼女を失明させたことを
諷
(
ふう
)
するのである。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
中日は村
総出
(
そうで
)
の草苅り
路普請
(
みちぶしん
)
の日とする。右左から
恣
(
ほしいまま
)
に公道を
侵
(
おか
)
した雑草や雑木の枝を、一同
磨
(
と
)
ぎ
耗
(
へ
)
らした鎌で遠慮
会釈
(
えしゃく
)
もなく切払う。人よく道を
弘
(
ひろ
)
むを、
文義
(
もんぎ
)
通りやるのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
第二十六条 日本臣民ハ法律ニ定メタル場合ヲ除ク
外
(
ほか
)
信書ノ秘密ヲ
侵
(
おか
)
サルヽコトナシ
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
征衣
(
せいい
)
のまま昼夜
草鞋
(
わらじ
)
を解かず、またその間にはしばしば降雪に
遇
(
あ
)
い、ために風力計
凝結
(
ぎょうけつ
)
して廻転を
止
(
とど
)
むるや、真夜中に
斫
(
き
)
るが如き寒冽なる強風を
侵
(
おか
)
して
暗黒
(
あんこく
)
裡
(
り
)
に
屋後
(
おくご
)
の氷山に
攀
(
よ
)
じ登り
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
誰にでも笑いかけそうに、そのくせ固く結んでいる口辺には、
侵
(
おか
)
すことを許さない意志の力が覗いているような、気がする。中肉中
背
(
ぜい
)
である。いや、いささか
肥
(
ふと
)
っているほうかも知れない。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ために、身は
乱刀
(
らんとう
)
雨下
(
うか
)
に寸断せられたが、心の独立はついに
侵
(
おか
)
されなかった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
新聞にはそのころ
大石橋
(
だいせっきょう
)
の戦闘詳報が載っていた。
遼陽
(
りょうよう
)
! 遼陽! という文字が至るところに見えた。ある日、母親は急性の胃に
侵
(
おか
)
されて、裁縫を休んで寝ていた。物を食うとすぐもどした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
菅沼地方に陣を敷いて一挙に福島を
侵
(
おか
)
そうとする。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
世襲ときまった職分を
侵
(
おか
)
すセキはない。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
他人を
侵
(
おか
)
すことなく
たたかいの中に
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
自分からより以上を望んで、他の豪族との境をさえ
侵
(
おか
)
さない限りは、彼の
不惑
(
ふわく
)
をこえた将来は悠悠と、彼の思うとおりに送れよう。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
男は
香
(
か
)
の高い葉巻を
銜
(
くわ
)
えて、行く行く夜の中へ
微
(
かす
)
かな色を立てる煙を吐いた。それが風の具合で
後
(
うしろ
)
から従がう敬太郎の鼻を時々快ろよく
侵
(
おか
)
した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
花房は興味ある
casus
(
カズス
)
だと思って、父に頼んでこの病人の治療を一人で受け持った。そしてその経過を見に、度々瓶有村の農家へ、炎天を
侵
(
おか
)
して出掛けた。
カズイスチカ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
其日は三ツ
俣
(
また
)
といふ
駅
(
えき
)
に宿り、次日暁を
侵
(
おか
)
して此山の神職にいたり、おの/\
祓
(
はらひ
)
をなし案内者を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
苛
(
いら
)
つて、
恰
(
あたか
)
も
転
(
ころが
)
つて来て、
下
(
した
)
まぶちの、まつげを
侵
(
おか
)
さうとするのを、
現
(
うつつ
)
にも
睨
(
ね
)
めつける気で、
屹
(
きっ
)
と
瞳
(
ひとみ
)
を
据
(
す
)
ゑると、いかに、普通
見馴
(
みな
)
れた者とは大いに異り、
一
(
ひと
)
ツは
鉄
(
くろがね
)
よりも固さうな
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
その
)
秘密
(
ひみつ
)
を
侵
(
おか
)
さゞる
範圍内
(
はんゐない
)
に
於
(
おい
)
て
略言
(
りやくげん
)
すると、
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は
全艇
(
ぜんてい
)
の
長
(
なが
)
さ百三十
呎
(
ヒート
)
六
吋
(
インチ
)
、
幅員
(
ふくいん
)
は
中部横斷面
(
ちゆうぶわうだんめん
)
に
於
(
おい
)
て二十二
呎
(
ヒート
)
七
吋
(
インチ
)
、
艇
(
てい
)
の
形
(
かたち
)
は、
恰
(
あだか
)
も
南印度
(
みなみインド
)
の
蠻人
(
ばんじん
)
が、
一撃
(
いちげき
)
の
下
(
もと
)
に
巨象
(
きよざう
)
を
斃
(
たほ
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
第二十七条 (1) 日本臣民ハ
其
(
そ
)
ノ所有権ヲ
侵
(
おか
)
サルヽコトナシ
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
「ふたたび三軍の指揮は取るまい。もしまた汝が敗れたときは、汝もいさぎよく蜀へ帰り、以後二度と魏の境を
侵
(
おか
)
さぬという約束をなせ」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時小林の太い
眉
(
まゆ
)
が一層
際立
(
きわだ
)
ってお延の視覚を
侵
(
おか
)
した。下にある
黒瞳
(
くろめ
)
はじっと彼女の上に
据
(
す
)
えられたまま動かなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ここより薬師堂の方を、六里ばかり越ゆけば草津に至るべし、是れ
間道
(
かんどう
)
なり。今年の初、欧洲人雪を
侵
(
おか
)
して
越
(
こ
)
えしが、むかしより殆ためしなき事とて、
案内者
(
あんないしゃ
)
もたゆたいぬと云。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
第三条 天皇ハ
神聖
(
しんせい
)
ニシテ
侵
(
おか
)
スヘカラス
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
遠い上古、
神功皇后
(
じんぐうこうごう
)
さまの挙を今日より
偲
(
しの
)
び奉っても、あの前後からすでにいかにこの国を
侵
(
おか
)
さんとする
外夷
(
がいい
)
があったか思いやられようが。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自分はふり返ってちょっとこの御者を見た。
剥
(
は
)
げ
懸
(
かか
)
った堅い帽子の下から、
霜
(
しも
)
に
侵
(
おか
)
された厚い髪の毛が
食
(
は
)
み
出
(
だ
)
している。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
だが、仰向いて揺られて行ってはよくないぞ、体の内部にあふれている血が、臓器を
侵
(
おか
)
し
頭脳
(
あたま
)
へも
逆上
(
あが
)
ってしまうかも知れん
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
低い
天井
(
てんじょう
)
の白茶けた板の、二た所まで
節穴
(
ふしあな
)
の
歴然
(
れっき
)
と見える上、
雨漏
(
あまもり
)
の
染
(
し
)
みを
侵
(
おか
)
して、ここかしこと
蜘蛛
(
くも
)
の
囲
(
い
)
を
欺
(
あざむ
)
く
煤
(
すす
)
がかたまって黒く釣りを
懸
(
か
)
けている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
町々はまだしずかな朝霧につつまれて眠っていたし、ここにはなお
侵
(
おか
)
すべからざる聖域のあることは、卒伍の端といえど深くわきまえている。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠くの国にいながら、つい近くにあるものを見るように、
鮮
(
あざ
)
やかな色と形を備えて
眸
(
ひとみ
)
を
侵
(
おか
)
して来た。この不思議な影響が洋杖から出たかも知れないという神経を敬太郎はどこかに持っていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
(魏が呉を
侵
(
おか
)
すときは、蜀は直ちに、魏の背後を
脅
(
おびや
)
かさん。もしまた、魏と蜀とが相たたかう場合は、呉は魏の側面からこれを撃つの義務を持つ)
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(徳川家では、信州を
伐
(
き
)
り取ろう。北条方は、上州をお取りなさい。そして、お互いには、
侵
(
おか
)
し合わないことにしよう)
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
罾口川
(
そうこうせん
)
の魏軍は、ほとんど水に
侵
(
おか
)
され、兵馬の大半は押し流され、陣々の営舎は一夜のうち跡形もなくなってしまった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……三河までは足利家の分国(領分)だが、そこから先を
侵
(
おか
)
せばしぜん反逆の軍になる。あくまで我は、受けて立つ、そこが足利家の名分であるぞよ
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし彼の死後なお三十年間も蜀が他国に
侵
(
おか
)
されなかったのはひとえに彼の遺法余徳が、死後もなお国を守っていたためであったといっても過言ではあるまい。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
現状のままでは、明日にも漢中の
張魯
(
ちょうろ
)
に
侵
(
おか
)
されて
五斗米
(
ごとべい
)
の邪教軍に
蹂躙
(
じゅうりん
)
されてしまうしかありません。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
支那全土を挙げて戦火に連なる戦火の
燎原
(
りょうげん
)
と化せしめ、その広汎な陣炎は、北は
蒙疆
(
もうきょう
)
の遠くを
侵
(
おか
)
し
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侵
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“侵”を含む語句
侵入
侵蝕
不可侵
侵逼
侵犯
侵掠
相侵
不可侵境
侵寇
侵略者
侵害
侵入者
侵掠如火
侵擾
侵暴
侵略
侵辱
入侵
支侵
海中侵入
...