“蒙疆”の読み方と例文
読み方割合
もうきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那全土を挙げて戦火に連なる戦火の燎原りょうげんと化せしめ、その広汎な陣炎は、北は蒙疆もうきょうの遠くをおか
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蒙疆もうきょうに境する綏遠すいえん寧夏ねいかに隣接して、未開の文化は中原のように華やかでないが、多分に蒙古族の血液をまじえ、兵は強猛で弓槍馬技に長じ、しかも北方の民の伝統として
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)