“しんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真摯36.4%
紳士25.5%
参差10.9%
進士5.1%
唇歯5.1%
親子2.2%
晋子1.5%
眞摯1.5%
真贄1.1%
臣子1.1%
甄氏0.7%
伸子0.7%
信之0.7%
參差0.7%
申子0.4%
心思0.4%
0.4%
進之0.4%
信士0.4%
振子0.4%
新死0.4%
新詩0.4%
晋祠0.4%
深志0.4%
深思0.4%
神使0.4%
神士0.4%
神思0.4%
親嘴0.4%
親試0.4%
辛巳0.4%
進止0.4%
震死0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次にイエスが腸をしぼって「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた真摯しんし悲痛の声が、奇妙に彼の良心を圧したのでしょう。
英国の一紳士しんしにしてながく日本に滞在し、日本の婦人を妻とせる人がすこぶる日本贔屓びいきで、種々の著述ちょじゅつもして日本を世界に紹介しょうかいした。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
赭土の土間の上には、青痰やら、煙草の吸殻やら、魚の頭、豚の軟骨、その他雑多なものが参差しんし落雑していて、ほとんど足の踏み場もない。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
もちろん女も真実心からそう申しておりました。けれどわたしはそのうちに都にで、進士しんし試験しけんをとるため勉学にはげんだのでございます。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
実に米国と日本とは商業上の関係においては唇歯しんし相扶あいたすけ、輔車ほしゃ相倚あいよる好兄弟といわざるべからず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ああ儂や親愛なる慈父母あり、人間の深情親子しんしてて、また何かあらん。しかれどもこれ私事なり、儂一女子なりといえどもあに公私を混同せんや。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
なぞとぎんじたる風流の故事を思浮おもいうかべたのであった。この事は晋子しんしが俳文集『類柑子るいこうじ』のうち北の窓と題された一章に書かれてある。『類柑子』は私の愛読する書物の中の一冊である。
ふかく、強く、眞摯しんしにものを愛することが出來るといふのは、なんといふまあ仕合しあはせなことでせう! それだのにあなた方は
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
見ることを得る外部は、見ることを得ざる内部を語り難し。盲目なる世眼を盲目なる儘ににらましめて、真贄しんしなる霊剣を空際くうさいに撃つ雄士ますらをは、人間が感謝を払はずして恩沢をかうむる神の如し。
人生に相渉るとは何の謂ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
御名を足で踏むとは如何どう云う心得である、臣子しんしの道はと、なにむずかしい事を並べて厳しく叱るから謝らずには居られぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これにもとづいて、三重臣は、曹叡そうえいを後主と仰ぎ、また曹丕に文帝とおくりなし、先母后せんぼこう甄氏しんしには、文昭皇后の称号を奉った。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女たちに会うこともなくなり、茂緒はせっせと筆耕をし、あいまには伸子しんしを出して張りものをしたりした。何か故郷に帰ったような安心と、とり残されたような寂しさがあった。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
此年壬戌に福山藩の小島氏で成斎知足せいさいちそくが歿した。継嗣は第二子信之しんしである。成斎の墓表は二あつて、一は海保漁村が撰び、一は関藤藤陰せきとうとういんが撰んだ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
この參差しんし錯落さくらくたる趣ありてこそ、好畫圖とはなるべきなれといふ。
秦王しんわうのちこれい、ひとをしてこれゆるさしむれば、すでせり。申子しんし韓子かんしみなしよあらはし後世こうせいつたふ、(一二一)學者がくしやおほり。
申子しんし(一二五)卑卑ひひ(一二六)これ名實めいじつほどこす。韓子かんし(一二七)繩墨じようぼくいて事情じじやうせつに、是非ぜひあきらかにす、きはめて(一二八)慘礉さんかくにしておんすくなし。みな道徳だうとくもとづく。
心思しんしを磨き信仰に進み、愛と善とのわざを為し、霊の王国に来る時は夥多あまたの勝利の分捕物ぶんどりものを以てわが主と我とを悦ばせよ
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
婦人ぶじんのために心思しんしを奪われ残余の生を無益の悲哀のうちに送るは情は情なるべけれどもこれ真正の勇気にあらず、基督教は情性を過敏ならしむるが故に悲哀を感ぜしむるまたしたがって強し
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
しんしと聞いていい許の息子かは慌て過ぎる、大晦日おおみそかに財布を落したようだ。しんしだよ、張物に使う。……押を強く張る事経師屋以上でね。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
他事よそながら、しんし、荷高似内のする事に、挙動ふるまいの似たのが、気とがめして、浅間しく恥しく、我身を馬鹿とののしって、何も知らないお京の待遇もてなしを水にした。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
北条霞亭の養嗣子進之しんしが始て仕籍に列し、舎を福山に賜つたのも亦此年である。会々たま/\進之の妻山路氏由嘉ゆかが病んで歿した。跡には十歳の子念祖ねんそが遺つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
重文の妹天留てるの夫が意篤重貞しげさだ、重貞の子が重固しげかたである。退、あざな進之しんし、悔堂と号す。霞亭北条譲の養嗣子である。蘭軒と霞亭との親善であつたことはかみに見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
さもこそあらめ、淨念じやうねん信士しんしその人
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
つたとざす古き窓よりるる梭の音の、絶間たえまなき振子しんしの如く、日を刻むに急なる様なれど、その音はあの世の音なり。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
日向ひゅうがの俗信に、新死しんしの蛇の死骸に馬糞と小便を掛けると蘇ると(『郷』四の五五五)。右リンコルンシャーの伝は欧州支那ビルマ米国に産する蛇状蜥蜴オフィオサウルスを蛇と心得て言い出したのだ。
コレハ/\よく作られたと賞揚しやうやうばん、そのあと新詩しんし一律いちりつまたおくられては、ふたゝび胸に山をきづく、こゝはおほきかんがへもの、まのあたさゝげずに遠く紙上しじやう吹聴ふいちやうせば、先生ひげにぎりながら
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
また譙郡しょうぐん元参軍げんさんぐんなどと、美妓を携えて晋祠しんしなどに遊んだ。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「伝吉は朋輩ほうばいどもには仇あることを云わず、仇あることを知りしものにはみずからも仇の名など知らざるようによそおいしとなり。深志しんしあるものの所作しょさなるべし。」が、歳月はいたずらに去り
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
読む者をして百年の地上に明滅する種々雑多な人間の浮沈と文化の興亡とを、一巻に偲ばせて、うたた深思しんしの感慨にふけらしめる魅力がある。
三国志:01 序 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神使しんしであるぞ。ご神縛しんばくの使いであるぞ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その調しらべがすむと、たちまくづるゝごと拍手はくしゆのひゞき、一だん貴女きぢよ神士しんしははやピアノだいそばはしつて、いましづかに其處そこくだらんとする春枝夫人はるえふじん取卷とりまいて、あらゆる讃美さんびことばをもつて
旦暮たんぼに死するもまた瞑目めいもくすと言ふべし。雨後うご花落ちて啼鳥ていてうを聴く。神思しんしほとん無何有むかうさとにあるに似たり。即ちペンを走らせて「わが家の古玩」の一文をさうす。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
これと抱擁親嘴しんししてうらやませ楽しんだというほどの変り物で、その后が取りも直さず半男女同然故、それ相応に半男女の馬に車を牽かせたものか。
もう救荒本草きうくわうほんざう類の圖書をあつめる便宜もなくなり、專ら親試しんしに頼るのみである。そして既に五十幾種かの自然生の葉莖を食べ試みた。少し煩瑣はんさわたるが、その名を、思ひついた順序に書き附けて見よう。
すかんぽ (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
じゅ位下いのげ左近衛少将さこんえのしょうしょう越中守えっちゅうのかみ細川忠利ほそかわただとしは、寛永十八年辛巳しんしの春、よそよりは早く咲く領地肥後国ひごのくにの花を見すてて、五十四万石の大名の晴れ晴れしい行列に前後を囲ませ
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
孔明は素輿そよ(白木の輿)に乗って陣中を見まわり、常のごとく、黄巾こうきんをいただき白羽扇びゃくうせんを持ち、その出入を見るや、衆軍みな敬して、進止しんし軍礼、一のみだれも見ることができません、……実に
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
川上の矢口の渡で新田義興にったよしおきの亡霊が、江戸遠江守えどとおとうみのかみ震死しんしせしめた、その大雷雨の時もかくやと思わしめた。
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)