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真贄
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しんし
ふりがな文庫
“
真贄
(
しんし
)” の例文
今日の作家が病はその情熱の欠乏に基づくところ多く、人間観に厳粛と
真贄
(
しんし
)
とを今日の作家に見る能はざるもの、
職
(
しよく
)
として之に因せずんばあらず。
情熱
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
見ることを得る外部は、見ることを得ざる内部を語り難し。盲目なる世眼を盲目なる儘に
睨
(
にら
)
ましめて、
真贄
(
しんし
)
なる霊剣を
空際
(
くうさい
)
に撃つ
雄士
(
ますらを
)
は、人間が感謝を払はずして恩沢を
蒙
(
かう
)
むる神の如し。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
真贄
(
しんし
)
の隣に熱意なる者あり。人性の中に
若
(
も
)
し「熱意」なる原素を取去らば、詩人といふ職業は今日の栄誉を
荷
(
にな
)
ふこと能はざるべし。すべての情感の底に「熱意」あり。すべての事業の底に熱意あり。
熱意
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
贄
漢検1級
部首:⾙
18画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮