“臣子”の読み方と例文
読み方割合
しんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜が討入なのだ! 思いぞ積る赤穂浪人が六百五十余日の苦心を、こよいこそ一気にらして、亡君の御霊みたま臣子しんしの赤い血を捧げる晩なのだ!
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御名を足で踏むとは如何どう云う心得である、臣子しんしの道はと、なにむずかしい事を並べて厳しく叱るから謝らずには居られぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しらなかったで、すむか。があればみえるはずだ。とのさまのおまえをあしでふむとは、なんたることか。臣子しんしみち(けらいや、のまもるべきこと)を