“新田義興”の読み方と例文
読み方割合
にったよしおき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川上の矢口の渡で新田義興にったよしおきの亡霊が、江戸遠江守えどとおとうみのかみ震死しんしせしめた、その大雷雨の時もかくやと思わしめた。
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
新田義興にったよしおきという大将が殺された矢口ノ渡しでは、どうかすると馬のひづめの足音が不意に聞えて、竜頭りゅうずかぶとをかぶった大将の姿が現われるということを聞きました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)