“救荒本草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうこうほんぞう50.0%
きうくわうほんざう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またなお中国に土圞児というものがあって『救荒本草きゅうこうほんぞう』巻之六に出ているが、これはおそらく右の九子羊と同種で単にその名称を異にしているが同じくホドイモであろうと信ずる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
周定王しゅうていおうの『救荒本草きゅうこうほんぞう』には救荒食の樹として、中国式な楡銭樹の図が出ている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
もう救荒本草きうくわうほんざう類の圖書をあつめる便宜もなくなり、專ら親試しんしに頼るのみである。そして既に五十幾種かの自然生の葉莖を食べ試みた。少し煩瑣はんさわたるが、その名を、思ひついた順序に書き附けて見よう。
すかんぽ (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)