“きゅうこうほんぞう”の漢字の書き方と例文
語句割合
救荒本草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またなお中国に土圞児というものがあって『救荒本草きゅうこうほんぞう』巻之六に出ているが、これはおそらく右の九子羊と同種で単にその名称を異にしているが同じくホドイモであろうと信ずる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
周定王しゅうていおうの『救荒本草きゅうこうほんぞう』には救荒食の樹として、中国式な楡銭樹の図が出ている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そして中国、否、アジア大陸にはこの品はなく、これは日本の特産でありすなわち一つの国粋花でもある。従来の本草学者はこれを『救荒本草きゅうこうほんぞう』に出ている藤長苗にあてているが当っていない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)