トップ
>
晋子
>
しんし
ふりがな文庫
“
晋子
(
しんし
)” の例文
其角の句が当時にあって芭蕉などを驚かし「
晋子
(
しんし
)
(其角)の俳諧は伊達風流にして作意の働き面白きにあり」
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
なぞと
吟
(
ぎん
)
じたる風流の故事を
思浮
(
おもいうか
)
べたのであった。この事は
晋子
(
しんし
)
が俳文集『
類柑子
(
るいこうじ
)
』の
中
(
うち
)
北の窓と題された一章に書かれてある。『類柑子』は私の愛読する書物の中の一冊である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
妻は備中国
成羽
(
なりは
)
の医岡伯庵の
女
(
ぢよ
)
で、名を静と云つたと、田辺
晋子
(
しんし
)
さんが語つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
賣歩行
(
うりあるき
)
し
時
(
とき
)
晋子
(
しんし
)
其角
(
きかく
)
が贈りし
述懷
(
じゆつくわい
)
の
名吟
(
めいぎん
)
なる事は世の人の知る所にして
實
(
げ
)
に定めなきは人の身の上ぞかし偖も越後浪人新藤市之丞が心がらとは云ひながら今は
紙屑
(
かみくづ
)
屋長八と
名乘
(
なのり
)
裏店
(
うらだな
)
住居
(
ずまひ
)
となりしかど追々商賣に身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
晋
漢検準1級
部首:⽇
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“晋子”で始まる語句
晋子其角