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捉
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と
ふりがな文庫
“
捉
(
と
)” の例文
とさすがに手を控えて、例の衣兜へ突込んだが、お蔦の
目前
(
めさき
)
を、(子を
捉
(
と
)
ろ、子捉ろ。)の体で、靴足袋で、どたばた、どたばた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あれなりと
捉
(
と
)
らずんば此降りに客の足とまるまじとお力かけ出して袂にすがり、何うでも遣りませぬと駄々をこねれば、容貌よき身の一徳
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夫人は驚いて
轎
(
かご
)
に乗ってゆき、
鑰
(
かぎ
)
を
啓
(
あ
)
けて亭に入った。小翠は
趨
(
はし
)
っていって迎えた。夫人は小翠の手を
捉
(
と
)
って涙を流し、
力
(
つと
)
めて前の
過
(
あやまち
)
を謝した。
小翠
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
レオ・アフリカヌスがナイル河の鱷、カイロ府より上に住むは人を殺し、下に住むは人を
捉
(
と
)
らずといえるも、竜に善性と兇悪あるてふに似たり。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
宮の
肩頭
(
かたさき
)
を
捉
(
と
)
りて貫一は
此方
(
こなた
)
に引向けんとすれば、
為
(
な
)
すままに彼は
緩
(
ゆる
)
く身を
廻
(
めぐら
)
したれど、顔のみは
可羞
(
はぢがまし
)
く
背
(
そむ
)
けてゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
捉
(
と
)
られている女の手を振払って、一目散にもと来た道へ逃げ出したが、暗いのと慌てたのとで方角をあやまって、かの陥し穽に転げ込んだのである。
馬妖記
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
下男共
(
げなんども
)
は
來
(
き
)
て、
彼
(
かれ
)
の
手足
(
てあし
)
を
捉
(
と
)
り、
小聖堂
(
こせいだう
)
に
運
(
はこ
)
び
去
(
さ
)
つたが、
彼
(
かれ
)
が
眼
(
め
)
未
(
いま
)
だ
瞑
(
めい
)
せずして、
死骸
(
むくろ
)
は
臺
(
だい
)
の
上
(
うへ
)
に
横臥
(
よこたは
)
つてゐる。
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
つて
月
(
つき
)
は
影暗
(
かげくら
)
く
彼
(
かれ
)
を
輝
(
てら
)
した。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
爾
(
なんぢ
)
の Longing を空際に投げよ、空際より、爾が人間に為すべきの天職を
捉
(
と
)
り来れ、
嗚呼
(
あゝ
)
文士、何すれぞ局促として人生に相渉るを之れ求めむ。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「エレベーター・ボーイだとか、
小使
(
こづかい
)
の親爺だとか、色々なものを
捉
(
と
)
らえて、話を聞いていたのさ、お蔭であのビルディングのことは大分詳しくなった」
五階の窓:01 合作の一(発端)
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
奥方を
捉
(
と
)
らえて天に
駆
(
か
)
らん! そもそも吾を誰とか思う! われは浮世の者ならず、八千魔界の壇上より
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
全くそれが、通り魔とでも申すのでしょうか。それとも、あの観覧車に不思議な魔力があって、それが、私をしっかと
捉
(
と
)
らまえて放さなかったのかも知れません。
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
と、手を差し出して女の手を
捉
(
と
)
らんばかりにしていうと、彼女はそれには答えず、「おかあはん、これすぐ持っていとくれやす」と、荒々しく風呂敷を包んでいる。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
と手を
延
(
のば
)
して菅笠の端を
捉
(
と
)
ったが、それでも振払って逃げようとする
機
(
はず
)
みに笠の紐がぷつりと切れる。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
見らるる如く某は、この
辺
(
あたり
)
の
猟師
(
かりうど
)
に事ふる、猟犬にて候が。ある時
鷲
(
わし
)
を
捉
(
とっ
)
て押へしより、名をば
鷲郎
(
わしろう
)
と呼ばれぬ。こは鷲を
捉
(
と
)
りし
白犬
(
しろいぬ
)
なれば、
鷲白
(
わししろ
)
といふ心なるよし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
将軍忽ち岸の草陰に隠れて
糞
(
くそ
)
をひる。これも何かの好紀念であろう。四人手を
捉
(
と
)
り躍り上りて万歳を
呼
(
よ
)
ぶ
三呼
(
さんこ
)
。ああ、かくして我々の痛快なる旅行は
了
(
おわ
)
ったのである。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
しかじかのよしを語れば、此の法師鼻を高くして、これらの
三三五
蠱物
(
まじもの
)
らを
捉
(
と
)
らんは何の
難
(
かた
)
き事にもあらじ。必ず
三三六
静まりおはせとやすげにいふに、人々心落ちゐぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
とうとう侍女達はその公主を肩に乗せ、臂を
捉
(
と
)
り、裾を
褰
(
から
)
げ、
履
(
くつ
)
を持って鞦韆の上に乗せた。
西湖主
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
眼に見えない侵入者だ、その胸倉を
捉
(
と
)
つて、戸の外に突き出さなければ気が済まないやうに、ムシヤクシヤ腹になつて、二階の狭い
椽側
(
えんがは
)
に立ち上りながら、向ふを睨みつけ
亡びゆく森
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
或は(特別なる時勢の結果として)国民性全分の影其のものの頗る
模糊
(
もこ
)
として
捉
(
と
)
らへがたきものあるにも因せざるか、(後に論じたるが如く)
若
(
も
)
し後者に一面の理ありとせば
国民性と文学
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
こうして海に入れば水の物に
捉
(
と
)
られぬとか、または草の中をあるいても蛇に巻付かれぬとかいうことを、かつては信じて真剣に実行する者があったので、後には再びただ少年少女だけの
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
大道
(
だいどう
)
のまん中で風に
捉
(
と
)
られた帽子を追つかけるのは、
男子
(
をとこ
)
が全力を尽してやるべき真面目な大事業だと言つたが、世の中に帽子ほどよく転がり、帽子ほどよく
他
(
ひと
)
のと間違へられるものはない。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
今や心狂ひたる軍人の鉄腕に
擁
(
よう
)
せられたる、繊細なる梅子の身は、
鷹爪
(
ようさう
)
に
捉
(
と
)
らはれたる
雛雀
(
すうじやく
)
とも言はんか、
仮令
(
たとひ
)
声を限りに叫べばとて
何処
(
いづこ
)
より、援助来らん、一点の
汚塵
(
をぢん
)
だも留めたるなき一輪の白梅
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
我が
捉
(
と
)
り兼ねて
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
あれなりと
捉
(
と
)
らずんばこの降りに客の足とまるまじとお力かけ出して
袂
(
たもと
)
にすがり、どうでも遣りませぬと駄々をこねれば、
容貌
(
きりよう
)
よき身の一徳
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
上
(
うへ
)
へ五
本
(
ほん
)
めの、
一
(
ひと
)
つ
消
(
き
)
え
殘
(
のこ
)
つた
瓦斯燈
(
がすとう
)
の
所
(
ところ
)
に、
怪
(
あや
)
しいものの
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
える……
其
(
それ
)
は、
凡
(
すべ
)
て
人間
(
にんげん
)
の
影
(
かげ
)
を
捉
(
と
)
る、
影
(
かげ
)
を
掴
(
つか
)
む、
影法師
(
かげぼふし
)
を
啖
(
くら
)
ふ
魔
(
ま
)
ものぢや。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
海を渡って
少眠
(
まどろ
)
む内、諸竜にその珠を盗まれしが、眼覚めて、珠を
復
(
とりかえ
)
さずばついに空しく帰らじと決心し、一の亀甲を
捉
(
と
)
って海水を汲み
涸
(
ほ
)
さんとした。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
下男共
(
げなんども
)
は
来
(
き
)
て、
彼
(
かれ
)
の
手足
(
てあし
)
を
捉
(
と
)
り、
小聖堂
(
こせいどう
)
に
運
(
はこ
)
び
去
(
さ
)
ったが、
彼
(
かれ
)
が
眼
(
め
)
いまだ
瞑
(
めい
)
せずして、
死骸
(
むくろ
)
は
台
(
だい
)
の
上
(
うえ
)
に
横臥
(
よこたわ
)
っている。
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
って
月
(
つき
)
は
影暗
(
かげくら
)
く
彼
(
かれ
)
を
輝
(
てら
)
した。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
深く今日の社界を学び、其奥底に潜める毒竜を
捉
(
と
)
らへ来つて、之を公衆の眼前に
斬伐
(
ざんばつ
)
せんとの志か、正太夫。
「油地獄」を読む:(〔斎藤〕緑雨著)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
わたくしはもう
苛々
(
いらいら
)
して来て、じいやの胸ぐらを
捉
(
と
)
らないばかりにして、無理無体に根ほり葉掘りの詮議をしますと、じいやもしまいには根負けがしたらしく
探偵夜話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
元より養ふ人なければ、食物も思ふにまかせぬにぞ、心ならずも鷲郎は、
慣
(
なれ
)
し
業
(
わざ
)
とて野山に
猟
(
かり
)
し、小鳥など
捉
(
と
)
りきては、
漸
(
ようや
)
くその日の
糧
(
かて
)
となし、ここに幾日を送りけり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
「大変なことが起こりました!」娘の山吹はオロオロ声で、「あの、お殿様が、私を
捉
(
と
)
らえ……」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
此処な
家
(
うち
)
へ来て
芸妓
(
げいしゃ
)
が
来
(
き
)
ねえって皿小鉢を
投
(
ほう
)
って暴れるので、仕方がねえから、
私
(
わし
)
用があって
此家
(
こけ
)
え来て居りやんしたが、見兼て仲へ這入った処が、
私
(
わし
)
胸倉ア
捉
(
と
)
るから
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
猶
(
なほ
)
三八九
念じ給へば、屏風の
背
(
うしろ
)
より、
三九〇
尺
(
たけ
)
ばかりの
小蛇
(
こへび
)
はひ出づるを、
三九一
是をも
捉
(
と
)
りて鉢に
納
(
い
)
れ給ひ、かの袈裟をもてよく
封
(
ふう
)
じ給ひ、そがままに輿に乗らせ給へば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「私の家におおきな
白蛇
(
しろへび
)
が来て、
災
(
わざわい
)
をしようとしております、どうか
捉
(
と
)
ってください」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
蒲田が
腕
(
かひな
)
は電光の如く
躍
(
をど
)
りて、猶言はんとせし貫一が胸先を
諸掴
(
もろつかみ
)
に
無図
(
むず
)
と
捉
(
と
)
りたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
と、庭の中を人の歩いていくような気配がするので、窓からそっと
窺
(
のぞ
)
いた。見ると一人の男が細君の
室
(
へや
)
へ入っていくのであった。万は怪しいと思ったので刀を
捉
(
と
)
ってそっといってのぞいた。
五通
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
さあ何とで御座んす、と袂を
捉
(
と
)
らへて
捲
(
まく
)
しかくる勢ひ、さこそは當り難うもあるべきを、物いはず格子のかげに小隱れて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
聞
(
き
)
きますると、
私
(
われら
)
に、
件
(
くだん
)
の
影
(
かげ
)
を
捉
(
と
)
る
魔
(
ま
)
ものの
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いてからは、
瞬
(
またゝ
)
く
間
(
ま
)
さへ、
瞳
(
ひとみ
)
に
着
(
つ
)
いて、
我
(
われ
)
と
我
(
わ
)
が
影
(
かげ
)
が
目前
(
めさき
)
を
離
(
はな
)
れぬ。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠距離なる井の中に住んで毎度羊を
啖
(
くら
)
いしが、最後に水汲みに来た少女を
捉
(
と
)
り懸りて
露
(
あら
)
われ殺された由見ゆ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
重太郎は
漸々
(
だんだん
)
に熱して来たらしい、又
飛蒐
(
とびかか
)
ってお葉の手を
捉
(
と
)
ろうとするのを、母は再び
遮
(
さえぎ
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
松女の腕を
捉
(
と
)
り引きずり引きずり、梯子を上るお葉の姿が、すぐに月光に照らされて見えた。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大藏は
四辺
(
あたり
)
を見て油断を
見透
(
みすか
)
し、片足
挙
(
あ
)
げてポーンと雪洞を
蹴上
(
けあ
)
げましたから転がって、
灯火
(
あかり
)
の消えるのを合図にお菊の胸倉を
捉
(
と
)
って懐に
匿
(
かく
)
し持ったる
合口
(
あいくち
)
を抜く手も見せず
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
人々
驚
(
お
)
ぢ隠るるを、法師
嘲
(
あざ
)
みわらひて、老いたるも
童
(
わらは
)
も必ずそこにおはせ、此の
虵
(
をろち
)
只今
捉
(
と
)
りて見せ奉らんとてすすみゆく。閨房の戸あくるを遅しと、かの
蛇
(
をろち
)
頭
(
かしら
)
をさし出して法師にむかふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
さあ何とで御座んす、と袂を
捉
(
と
)
らへて
捲
(
まく
)
しかくる勢ひ、さこそは当り難うもあるべきを、物いはず格子のかげに小隠れて
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
今夜
(
こんや
)
……
汝
(
こなた
)
が
逢
(
あ
)
ひに
行
(
い
)
く……
其
(
そ
)
の
婦
(
をんな
)
の
影
(
かげ
)
を
捉
(
と
)
らうと、
豫
(
かね
)
てつけ
狙
(
ねら
)
うて
居
(
を
)
るによつて、
嚴
(
きびし
)
い
用心
(
ようじん
)
、
深
(
ふか
)
い
謹愼
(
つゝしみ
)
をしますやう、
汝
(
こなた
)
を
通
(
つう
)
じて、
其
(
そ
)
の
心
(
こゝろ
)
づけがしたかつたのぢや。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
実際について観察すると、蛇が苺を食うでなくて、苺の蔭に
潜
(
ひそま
)
り返って水に渇した小鳥が目に立ちて、紅い苺を取りに来るところを
捉
(
と
)
るのらしいと(『飛騨史壇』二巻九号)。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「私の手をお
捉
(
と
)
りになりました。それを私は振り払って、逃げて来たのでございます」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と手を
捉
(
と
)
って引こうとしたが大力無双の市四郎が少しも動かず、引く途端に官棒でお打ちなすったのではありませんが、グッと引く
機
(
はず
)
みに市四郎の手先へ棒が当ると、市四郎が
怒
(
おこ
)
って
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
可哀想ではあるが、
何時
(
いつ
)
までも
際限
(
はてし
)
が無い。お葉は
捉
(
と
)
られたる
袂
(
たもと
)
を払って
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
さあ
何
(
なん
)
とで
御座
(
ござ
)
んす、と
袂
(
たもと
)
を
捉
(
と
)
らへて
捲
(
まく
)
しかくる
勢
(
いきほ
)
ひ、さこそは
當
(
あた
)
り
難
(
がた
)
うもあるべきを、
物
(
もの
)
いはず
格子
(
かうし
)
のかげに
小隱
(
こかく
)
れて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
捉
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“捉”を含む語句
引捉
取捉
捕捉
把捉
択捉
生捉
蛇捉
捉績
電捉
盲捉戯
擇捉島
捕捉滅尽
捕捉殲滅
一捉
捉出
拘捉
利腕捉
不捉