“合口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいくち84.6%
あひくち7.7%
えいくち7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時々わっち合口あいくちだもんだから、長次こうと仰しゃってお供で来るけれども、何うかすると日暮ひくれ方から来て戌刻前よつめえけえる事もあるし
自分がしければていよく然樣さやうなるべし何は兎もあれ五百兩かり候はんとてお常が合口あひくちなる親類しんるゐつれて三にん印形いんぎやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わっちが弟子に来た時分は釘一本他手ひとでにかけず、自分で夜延よなべに削って、精神たましいを入れて打ちなさったから百年経っても合口えいくちの放れッこは無かったが
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)