“あひくち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
匕首98.0%
合口1.0%
相口1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女はその匕首あひくちを身辺から離さないで、最後の最後の用意としてゐた。さうした最後の用意が、如何なる場合にも、彼女を勇気付けた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
自分がしければていよく然樣さやうなるべし何は兎もあれ五百兩かり候はんとてお常が合口あひくちなる親類しんるゐつれて三にん印形いんぎやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
同道なし古郷こきやう水呑村へ立歸り夫より直に當時の名主なぬし惣左衞門方へ九郎兵衞同道にて參りければ惣左衞門は昔より九郎兵衞と相口あひくち早速さつそく領主りやうしゆ役場やくばへ申立歸村の儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)