“プニャアレ”の漢字の書き方と例文
語句割合
匕首100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからコルシカ特有の匕首プニャアレを実によく使います。そっとうしろから忍び寄って、これぞと思う生物の肩胛骨かいがらぼねのところへ、威勢よくそいつを突き通す。
令嬢マムズル、喧嘩ならどうかわたしにまかしてもらいてえもんでがす。口先の滑った転んだではかなわねえが、いざといったらこの匕首プニャアレがものをいうでがす。
そういってから、腰に吊していた匕首プニャアレを抜き、三度死人の頬に触れ、死人の毛髪を少し切り取って胸の小嚢こぶくろに納め、それから柩に向って手をうちながら、荘重な声で、即席の埋葬ヴォチェロ歌を唄い出した。
その腰にぶっそうな匕首プニャアレを帯びているのでもわかる。