“雛雀”の読み方と例文
読み方割合
すうじやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今や心狂ひたる軍人の鉄腕にようせられたる、繊細なる梅子の身は、鷹爪ようさうらはれたる雛雀すうじやくとも言はんか、仮令たとひ声を限りに叫べばとて何処いづこより、援助来らん、一点の汚塵をぢんだも留めたるなき一輪の白梅
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)