トップ
>
宝物
>
たからもの
ふりがな文庫
“
宝物
(
たからもの
)” の例文
旧字:
寶物
そればかりか、海賊の秘密の基地であるから、運がよければ、かれらが、うずめてかくしておいた
宝物
(
たからもの
)
を、発見できるかもしれない。
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
こうおもって、長者はこのたにしを、いつまでもうちの
宝物
(
たからもの
)
にしておきたくなりました。そこで、たにしのごきげんをとるつもりで
たにしの出世
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
母
(
はは
)
も、そう
思
(
おも
)
っていたようです。しかし、
母
(
はは
)
が
宝物
(
たからもの
)
と
思
(
おも
)
ったのは、
多少
(
たしょう
)
ぼくが
思
(
おも
)
ったのと、
意味
(
いみ
)
がちがうかもしれません。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「では格別の
憐愍
(
れんびん
)
により、
貴様
(
きさま
)
たちの命は
赦
(
ゆる
)
してやる。その代りに鬼が島の
宝物
(
たからもの
)
は一つも残らず
献上
(
けんじょう
)
するのだぞ。」
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
わたしたちは
乳
(
ちち
)
のいいのにめちゃめちゃにのぼせ上がってしまって、食事がすむとさっそくうまやへ出かけて、わたしたちの
宝物
(
たからもの
)
をだいてやりに行った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
りっぱな
宝物
(
たからもの
)
や、
金貨
(
きんか
)
や銀貨をつめこんだ大きな
袋
(
ふくろ
)
が、すみからすみまで、ぎっしりとつみ重ねてありました。
アラビヤンナイト:03 三、アリ・ババと四十人のどろぼう
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ところで、この大ガラスはアッカとは仲よしでした。それでアッカは、フランメアがこういう
宝物
(
たからもの
)
を持っていることを、まえから大ガラスに聞いていたのでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
公平な「時」は大事な
宝物
(
たからもの
)
を彼女の手から奪う代りに、その傷口もしだいに療治してくれるのである。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これは
有名
(
ゆうめい
)
な
貝
(
かい
)
の火という
宝物
(
たからもの
)
だ。これは
大変
(
たいへん
)
な玉だぞ。これをこのまま一生
満足
(
まんぞく
)
に
持
(
も
)
っている
事
(
こと
)
のできたものは今までに鳥に二人魚に一人あっただけだという話だ。
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
老母は
常日
(
つねひ
)
ごろ
心掛
(
こころが
)
けのよい人だったゆえに、山の神さまのめぐみを受け、またはふしぎの幸運によって、思うことのなんでもかなう
打出小槌
(
うちでのこづち
)
という
宝物
(
たからもの
)
を手に入れる。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
夫婦
連
(
づれ
)
で出て来て、国王は
只
(
ただ
)
羅紗
(
ラシャ
)
の服を着て居ると云う
位
(
くらい
)
な事、家も日本で云えば
中位
(
ちゅうぐらい
)
の西洋造り、
宝物
(
たからもの
)
を見せると云うから何かと
思
(
おもっ
)
たら、鳥の羽で
拵
(
こしら
)
えた
敷物
(
しきもの
)
を
持
(
もっ
)
て来て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「向こうに見える
窟
(
いわや
)
の内に、二つの
宝物
(
たからもの
)
があるのでござる。二人一緒に参りましょうかな?」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
長「検めたが、
一寸
(
ちょっと
)
気になるから今一応
私
(
わし
)
が検めると云うは、祝いは千年だが、お父さまのない
後
(
のち
)
は家の
重宝
(
じゅうほう
)
で、此の品は私が守護する大事な
宝物
(
たからもの
)
だから、私も一応検めます」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「お葉さん。お前、
何
(
ど
)
うしても
俺
(
おら
)
の嫁になるのは
忌
(
いや
)
か。え、お葉さん。後生だから承知して
呉
(
く
)
れないか。
俺
(
おら
)
ア
斯
(
こ
)
んな山の中に棲んでるけれども、
善
(
い
)
い
宝物
(
たからもの
)
を沢山
有
(
も
)
っているんだ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
箱根の山を越え、沼津に到り、四方八方捜しまはり、やつと一つ、二つの美事な苗を手に入れる事が出来、そいつを
宝物
(
たからもの
)
のやうに大事に油紙に包んで、にやりと笑つて帰途についた。
清貧譚
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
「
宝物
(
たからもの
)
を盗まれたり、女中が死んだりする夢が何でそんなに芽出度いのかえ」
オシャベリ姫
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
かぐつちみどり
(著)
命のそのお
恨
(
うら
)
みをおやさしくおなだめになったうえ、もと
神代
(
かみよ
)
のときに、
須佐之男命
(
すさのおのみこと
)
が
大
(
だい
)
じゃの尾の中からお拾いになった、あの
貴
(
とうと
)
いお
宝物
(
たからもの
)
の
御剣
(
みつるぎ
)
と、ほかに
袋
(
ふくろ
)
を一つお授けになり、まん一
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
箏
(
そう
)
のことだの、馬なんかとは比較にならない
宝物
(
たからもの
)
。———
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
宝物
(
たからもの
)
、恐竜の宝ものですかい」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宝物
(
たからもの
)
を
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
船
(
ふね
)
が
陸
(
おか
)
に
着
(
つ
)
きますと、
宝物
(
たからもの
)
をいっぱい
積
(
つ
)
んだ
車
(
くるま
)
を、
犬
(
いぬ
)
が
先
(
さき
)
に
立
(
た
)
って
引
(
ひ
)
き
出
(
だ
)
しました。きじが
綱
(
つな
)
を
引
(
ひ
)
いて、
猿
(
さる
)
があとを
押
(
お
)
しました。
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「
私
(
わたし
)
が
上
(
あ
)
がります。」と、
少年
(
しょうねん
)
はいいました。
軽業
(
かるわざ
)
をしていた、
鍛
(
きた
)
えられた
体
(
からだ
)
は、やすやすと
崖
(
がけ
)
を
登
(
のぼ
)
って、
隠
(
かく
)
してあった、
宝物
(
たからもの
)
の
包
(
つつ
)
みを
持
(
も
)
ってきました。
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「だまって、私の言う通りにすればいい。この石の下には
宝物
(
たからもの
)
があるのだ。それをお前に分けてやろうというのだ。だから私の言う通りにおし。すぐに出て来るからな。」
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「よしよし、では伴をするな。その代り鬼が島を征伐しても
宝物
(
たからもの
)
は一つも分けてやらないぞ。」
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「いいとも。これはうちの
宝物
(
たからもの
)
なんだから、おっかさんのだよ」そしてホモイは立って
家
(
うち
)
の入り口の
鈴蘭
(
すずらん
)
の
葉
(
は
)
さきから、
大粒
(
おおつぶ
)
の
露
(
つゆ
)
を六つほど
取
(
と
)
ってすっかりお顔を
洗
(
あら
)
いました。
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「誰がいったいこんな
窟
(
いわや
)
へそのような大切な
宝物
(
たからもの
)
を隠して置いたのでございましょう?」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
思えば
穢
(
きた
)
ないようだが、航海中は誠に調法、
唯一
(
ゆいいち
)
の
宝物
(
たからもの
)
であったのが
可笑
(
おか
)
しい。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「それからね……妾はしかたがありませんから、
宝物
(
たからもの
)
の
庫
(
くら
)
のところへ連れて行ったら、黒い腕で錠前を引き切って中の宝物をすっかり運び出して、お城の外へ持って行ってしまったのですよ」
オシャベリ姫
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
かぐつちみどり
(著)
命はそれで、急いでお
宝物
(
たからもの
)
の
御剣
(
みつるぎ
)
を
抜
(
ぬ
)
いて、あたりの草をどんどんおなぎ払いになり、今の
火打
(
ひうち
)
でもって、その草へ向かい火をつけて、あべこべに向こうへ向かってお焼きたてになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
いう、丹治お前も聞いて知ってるだろうが、作左衞門の
家
(
うち
)
では道具係の奉公人を探していて、大層給金を呉れる、其の代りに何とかいう
宝物
(
たからもの
)
の皿を毀すと指を切ると云う話を聞いたが、本当かの
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この
宝物
(
たからもの
)
の力にてその家やや富有になりしに、妻なる者慾深くして、一度にたくさんの米をつかみ入れしかば、石臼はしきりに自ら回りて、ついには朝ごとに主人がこの石臼に供えたりし水の
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「いや、たぶん、きっと
珍
(
めずら
)
しい
宝物
(
たからもの
)
がはいっているのだろう……べつに、
問
(
と
)
わなくともよい。」と、
王
(
おう
)
さまは、
笑
(
わら
)
われて、あちらへいってしまわれました。
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そしていちばんおしまいに、大きな
舟
(
ふね
)
を
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
して、
宝物
(
たからもの
)
を
残
(
のこ
)
らずそれに
積
(
つ
)
み
込
(
こ
)
んで、お
姫
(
ひめ
)
さまと
二人
(
ふたり
)
、また
舟
(
ふね
)
に
乗
(
の
)
って、
間
(
ま
)
もなく
日本
(
にっぽん
)
の
国
(
くに
)
へ
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
ました。
一寸法師
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
別して芝居などは
早分
(
はやわか
)
りがいたしますが、
朝幕
(
あさまく
)
で紛失した
宝物
(
たからもの
)
を、一日掛って
詮議
(
せんぎ
)
を致し、夕方には
屹度
(
きっと
)
出て、めでたし/\と云って打出しになりますから、皆様も御安心でお帰りになりますが
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「悪人も悪人盗賊どもじゃ。さては
宝物
(
たからもの
)
を奪いに来たな」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あるところに、
広
(
ひろ
)
い
圃
(
はたけ
)
と、
林
(
はやし
)
と、
花園
(
はなぞの
)
と、それにたくさんな
宝物
(
たからもの
)
を
持
(
も
)
っている
人
(
ひと
)
が
住
(
す
)
んでいました。
星と柱を数えたら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
降参
(
こうさん
)
します、
降参
(
こうさん
)
します。
命
(
いのち
)
だけはお
助
(
たす
)
け
下
(
くだ
)
さい。その
代
(
か
)
わりに
宝物
(
たからもの
)
をのこらずさし
上
(
あ
)
げます。」
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それを貴方が守ってるから、此の村ばっかりじゃアない、近郷の者までが貴方の事を何と云う、あゝ東山は偉い
豪士
(
ごうし
)
だが、
家
(
いえ
)
に伝わる
大事
(
でえじ
)
な
宝物
(
たからもの
)
だって、それを
打毀
(
ぶちこわ
)
せば指い切るの足い切るのって
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それからこの
玉
(
たま
)
を
耳
(
みみ
)
に
当
(
あ
)
てれば、
鳥獣
(
とりけもの
)
の
言葉
(
ことば
)
でも、
草木
(
くさき
)
や
石
(
いし
)
ころの
言葉
(
ことば
)
でも、手に
取
(
と
)
るように
分
(
わ
)
かります。この二つの
宝物
(
たからもの
)
を
子供
(
こども
)
にやって、
日本
(
にっぽん
)
一の
賢
(
かしこ
)
い人にして
下
(
くだ
)
さい。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
すると
村長
(
そんちょう
)
らしい
老人
(
ろうじん
)
が、「おまえさんが、いままで
受
(
う
)
けたつらい
修行
(
しゅぎょう
)
のおかげで、あの
高
(
たか
)
い
崖
(
がけ
)
に
登
(
のぼ
)
れたのだから、その
宝物
(
たからもの
)
は、だれのものでもない、おまえさんのものだ。」
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一寸法師
(
いっすんぼうし
)
が
宰相殿
(
さいしょうどの
)
のお
姫
(
ひめ
)
さまを
連
(
つ
)
れて、
鬼
(
おに
)
が
島
(
しま
)
から
宝物
(
たからもの
)
を
取
(
と
)
って、めでたく
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
たといううわさが、すぐと
世間
(
せけん
)
にひろまって、やがて
天子
(
てんし
)
さまのお
耳
(
みみ
)
にまで
入
(
はい
)
りました。
一寸法師
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そして、
脊中
(
せなか
)
には、
真綿
(
まわた
)
の
白
(
しろ
)
い
雪
(
ゆき
)
がかかっていました。なんでもおじいさんは、
灰色
(
はいいろ
)
のはてしない
野原
(
のはら
)
の
方
(
ほう
)
から、
宝物
(
たからもの
)
を
持
(
も
)
ってやってきて、この
町
(
まち
)
の
子供
(
こども
)
らを
喜
(
よろこ
)
ばせようとするのでありました。
酔っぱらい星
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
狐
(
きつね
)
のふしぎな
宝物
(
たからもの
)
を
授
(
さず
)
かったせいでしょうか、
狐
(
きつね
)
の
子供
(
こども
)
の
阿倍
(
あべ
)
の
童子
(
どうじ
)
は、
並
(
なみ
)
の
子供
(
こども
)
と
違
(
ちが
)
って、
生
(
う
)
まれつき
大
(
たい
)
そう
賢
(
かしこ
)
くて、八つになると、ずんずんむずかしい
本
(
ほん
)
を
読
(
よ
)
みはじめ
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
月
(
つき
)
の
光線
(
こうせん
)
は、
身軽
(
みがる
)
にどんな
狭
(
せま
)
いところへもくぐり
込
(
こ
)
みました。またどんなものの
上
(
うえ
)
へもはいまわりました。こうして
乞食
(
こじき
)
は、
月
(
つき
)
の
助
(
たす
)
けによって、たくさんの
宝物
(
たからもの
)
を
拾
(
ひろ
)
い
集
(
あつ
)
めることができました。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鬼
(
おに
)
が
大
(
おお
)
ぜいつかまえておいた
娘
(
むすめ
)
たちの中には、
池田
(
いけだ
)
の
中納言
(
ちゅうなごん
)
のお
姫
(
ひめ
)
さまも
交
(
ま
)
じっていました。
頼光
(
らいこう
)
は
鬼
(
おに
)
のかすめた
宝物
(
たからもの
)
といっしょに
娘
(
むすめ
)
たちをつれて、めでたく
都
(
みやこ
)
へ
帰
(
かえ
)
りました。
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「あるいは、
私
(
わたし
)
たちの
思
(
おも
)
っているような
宝物
(
たからもの
)
ではないかもしれない。」
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこへ
桃太郎
(
ももたろう
)
が三にんのりっぱな
家来
(
けらい
)
に、ぶんどりの
宝物
(
たからもの
)
を
引
(
ひ
)
かせて、さもとくいらしい
様子
(
ようす
)
をして
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
ましたので、おじいさんもおばあさんも、目も
鼻
(
はな
)
もなくして
喜
(
よろこ
)
びました。
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
壁
(
かべ
)
には、カレンダーがかかっているし、へやのすみには、
野球
(
やきゅう
)
のミットが
投
(
な
)
げ
出
(
だ
)
してあって、べつにかざりというものがなかったから、この
時計
(
とけい
)
だけが、ただ一つ
光
(
ひか
)
って、
宝物
(
たからもの
)
のように
見
(
み
)
えました。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして
鬼
(
おに
)
の
残
(
のこ
)
して行った
頭
(
あたま
)
の
皮
(
かわ
)
は、
元興寺
(
がんこうじ
)
の
宝物
(
たからもの
)
として
残
(
のこ
)
ったそうです。
雷のさずけもの
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
このことばを
聞
(
き
)
くと、ぼくは、
外国品
(
がいこくひん
)
だけに、かえって、
不安
(
ふあん
)
な
気
(
き
)
がしました。いくら
宝物
(
たからもの
)
のようにだいじにしても、
時計
(
とけい
)
であるかぎり、
時間
(
じかん
)
がくるえば、まったく
価値
(
かち
)
はなくなると
思
(
おも
)
ったからです。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“宝物”で始まる語句
宝物集
宝物庫
宝物箱
宝物殿