“宝物集”の読み方と例文
読み方割合
ほうぶつしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有王 康頼殿は東山双林寺ひがしやまそうりんじの山荘にこもって風流に身をやつしていられます。鬼界きかいが島での生活を材料にして宝物集ほうぶつしゅうという物語を世に出されるといううわさでございます。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
ラーマーヤナの譚をわが国で最も早く載せたは『宝物集ほうぶつしゅう』で治承の頃平康頼が筆すという。
康頼は、東山双林寺そうりんじの山荘で、世を捨てた生活を送りながら、「宝物集ほうぶつしゅう」を書いた。