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以後
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いご
ふりがな文庫
“
以後
(
いご
)” の例文
是
(
これ
)
にて
罪
(
つみ
)
は
成立
(
せいりつ
)
し、
第
(
だい
)
八
囘
(
くわい
)
以後
(
いご
)
はその
罪
(
つみ
)
によりていかなる「
罰
(
ばつ
)
」
精神的
(
せいしんてき
)
の
罰
(
ばつ
)
心中
(
しんちう
)
の
鬼
(
おに
)
を
穿
(
うが
)
ち
出
(
い
)
でゝ
益
(
ます/\
)
精
(
せい
)
に
益
(
ます/\
)
妙
(
めう
)
なり。
余
(
よ
)
は
多言
(
たげん
)
するを
好
(
この
)
まず。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
是
(
これ
)
が
子供
(
こども
)
に
關
(
くわん
)
する
夫婦
(
ふうふ
)
の
過去
(
くわこ
)
であつた。
此
(
この
)
苦
(
にが
)
い
經驗
(
けいけん
)
を
甞
(
な
)
めた
彼等
(
かれら
)
は、それ
以後
(
いご
)
幼兒
(
えうじ
)
に
就
(
つい
)
て
餘
(
あま
)
り
多
(
おほ
)
くを
語
(
かた
)
るを
好
(
この
)
まなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
『これで
漸
(
ようや
)
くトーキーができ
上
(
あ
)
がった……』
私達
(
わたくしたち
)
はそんな
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
って
歓
(
よろこ
)
んだものであります。『
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
の
通信
(
つうしん
)
』はそれから
以後
(
いご
)
の
産物
(
さんぶつ
)
であります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そんなことがあって、
以後
(
いご
)
勇
(
ゆう
)
ちゃんは、ずっと
木田
(
きだ
)
くんのところへいって、
髪
(
かみ
)
を
刈
(
か
)
ってもらいました。そして、お
父
(
とう
)
さんとも
仲
(
なか
)
よしになりました。
すいれんは咲いたが
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
證據
(
しようこ
)
は、これから
以後
(
いご
)
、ずっと
遙
(
はる
)
かな
後
(
のち
)
まで、ほんとうに
景色
(
けしき
)
を
詠
(
よ
)
んだ
歌
(
うた
)
といふものが、
出
(
で
)
て
來
(
こ
)
ないのであります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
御主意
(
ごしゆい
)
御尤
(
ごもつとも
)
に
候
(
さふらふ
)
。
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
唱歌
(
しやうか
)
は
思
(
おも
)
ひ
止
(
と
)
まり
候
(
さふらふ
)
。
淺
(
あさ
)
ましい
哉
(
かな
)
。
教室
(
けうしつ
)
に
慣
(
な
)
れ
候
(
さふらふ
)
に
從
(
した
)
がつて
心
(
こゝろ
)
よりも
形
(
かたち
)
を
教
(
をし
)
へたく
相成
(
あひな
)
る
傾
(
かたむ
)
き
有之
(
これあり
)
、
以後
(
いご
)
も
御注意
(
ごちゆうい
)
願上候
(
ねがひあげさふらふ
)
。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
然
(
しか
)
らば
金解禁
(
きんかいきん
)
が
決行
(
けつかう
)
せられた一
月
(
ぐわつ
)
十一
日
(
にち
)
以後
(
いご
)
に
經濟界
(
けいざいかい
)
はどうなるであらうか。
爲替相場
(
かはせさうば
)
の
動搖
(
どうえう
)
の
爲
(
ため
)
に
物價
(
ぶつか
)
が
動搖
(
どうえう
)
することは、
商賣社會
(
しやうばいしやくわい
)
の
最
(
もつと
)
も
好
(
この
)
まざることである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
道子
(
みちこ
)
は
三月
(
みつき
)
たゝぬ
中
(
うち
)
立派
(
りつぱ
)
な
稼
(
かせ
)
ぎ
人
(
にん
)
となり、
母
(
はゝ
)
への
仕送
(
しおく
)
りには
何
(
なん
)
の
滞
(
とゞこほ
)
りもなくやつて
行
(
い
)
つたが、
程
(
ほど
)
なく
其母
(
そのはゝ
)
も
急病
(
きふびやう
)
で
死
(
し
)
んでしまひ、
道子
(
みちこ
)
はそれから
以後
(
いご
)
、
店
(
みせ
)
で
稼
(
かせ
)
ぐ
金
(
かね
)
は
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
ルネツサンス
以後
(
いご
)
は
論
(
ろん
)
ずるに
足
(
た
)
らない。
然
(
しか
)
るに
東洋方面
(
とうやうはうめん
)
、
特
(
とく
)
に
印度
(
いんど
)
などは
凡
(
すべ
)
てが
渾然
(
こんぜん
)
たる
立派
(
りつぱ
)
な
創作
(
さうさく
)
である。
日本
(
にほん
)
では
餘
(
あま
)
り
發達
(
はつたつ
)
して
居
(
ゐ
)
なかつたが、
今後
(
こんご
)
發達
(
はつたつ
)
させようと
思
(
おも
)
へば
餘地
(
よち
)
は
充分
(
じうぶん
)
ある。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
とにかく、
若君
(
わかぎみ
)
は、はじめておおらかな
正義
(
せいぎ
)
の天地を自由に
馳駆
(
ちく
)
する
秋
(
とき
)
がきたと、
非常
(
ひじょう
)
なおよろこびで、
以後
(
いご
)
は
武田残党
(
たけだざんとう
)
の名をすてて、われわれ一
味
(
み
)
の
党名
(
とうめい
)
も、
天馬侠党
(
てんまきょうとう
)
とよぶことにきまったのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
是
(
これ
)
より
以後
(
いご
)
の
一生
(
いつしやう
)
五十
年
(
ねん
)
姫樣
(
ひめさま
)
には
指
(
ゆび
)
もさすまじく、
况
(
まし
)
て
口外
(
こうぐわい
)
夢
(
ゆめ
)
さら
致
(
いた
)
すまじけれど、
金
(
かね
)
ゆゑ
閉
(
と
)
ぢる
口
(
くち
)
には
非
(
あら
)
ず、
此金
(
これ
)
ばかりはと
恐
(
おそ
)
れげもなく、
突
(
つき
)
もどして
扨
(
さて
)
つくづくと
詫
(
わ
)
びけるが、
歸邸
(
きてい
)
その
儘
(
まヽ
)
の
暇乞
(
いとまごひ
)
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
また
柄
(
え
)
のついた
鏡
(
かゞみ
)
や
四角
(
しかく
)
な
鏡
(
かゞみ
)
も、
唐
(
とう
)
や
宋
(
そう
)
以後
(
いご
)
のものであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
御預け相成しに付御迎へとして用人金子忠右衞門
留守居
(
るすゐ
)
加川新右衞門
參向
(
さんかう
)
仕つり候と云へば主税之助は
會釋
(
ゑしやく
)
して是は/\
御大儀
(
ごたいぎ
)
某
(
それが
)
しこそ嘉川主税之助なり
以後
(
いご
)
何かと御世話に相成ん
宜
(
よろ
)
しく御頼み申すと言ひながら則ち
乘物
(
のりもの
)
に
乘移
(
のりうつ
)
るに生駒家の
人數
(
にんず
)
前後を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
敕撰集
(
ちよくせんしゆう
)
の
第一
(
だいゝち
)
のものであるために、
古今集
(
こきんしゆう
)
の
歌
(
うた
)
が、それ
以後
(
いご
)
の
歌
(
うた
)
の
動
(
うご
)
かすべからざる
手本
(
てほん
)
となつてしまひました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
昨夕
(
ゆうべ
)
御米
(
およね
)
が
散藥
(
さんやく
)
を
飮
(
の
)
んでから
以後
(
いご
)
の
時間
(
じかん
)
を
指
(
ゆび
)
を
折
(
を
)
つて
勘定
(
かんぢやう
)
した。さうして
漸
(
やうや
)
く
不安
(
ふあん
)
の
色
(
いろ
)
を
面
(
おもて
)
に
表
(
あら
)
はした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こういうようなことが
書
(
か
)
いてありました。
終生
(
しゅうせい
)
独身
(
どくしん
)
で
過
(
す
)
ごした、
B医師
(
ビーいし
)
はバラック
式
(
しき
)
であったが、
有志
(
ゆうし
)
の
助力
(
じょりょく
)
によって、
慈善病院
(
じぜんびょういん
)
を
建
(
た
)
てたのは、それから
以後
(
いご
)
のことであります。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
外國
(
ぐわいこく
)
から
買
(
か
)
うた
物
(
もの
)
の
支拂
(
しはらひ
)
は、
從來
(
じうらい
)
日本
(
にほん
)
が
外國
(
ぐわいこく
)
に
持
(
も
)
つて
居
(
を
)
つた
金
(
かね
)
及
(
および
)
海外
(
かいぐわい
)
から
借入
(
かりい
)
れた
金
(
かね
)
で
支拂
(
しはら
)
つて
來
(
き
)
たのである。
大正
(
たいしやう
)
八
年
(
ねん
)
から
以後
(
いご
)
十
箇年
(
かねん
)
間
(
かん
)
に四十二
億圓
(
おくゑん
)
に
上
(
のぼ
)
つた
位
(
くらゐ
)
巨額
(
きよがく
)
の
輸入超過
(
ゆにふてうくわ
)
をしたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
この
人
(
ひと
)
は
明治
(
めいじ
)
以後
(
いご
)
の
新派
(
しんぱ
)
の
和歌
(
わか
)
といふものに、
非常
(
ひじよう
)
な
影響
(
えいきよう
)
を
與
(
あた
)
へた
人
(
ひと
)
ですが、それまではあまり
人
(
ひと
)
から
騷
(
さわ
)
がれなかつたのです。
江戸
(
えど
)
の
末
(
すゑ
)
から
明治
(
めいじ
)
の
始
(
はじ
)
めにかけて
生
(
い
)
きてゐた
人
(
ひと
)
です。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
二人
(
ふたり
)
は
夫
(
それ
)
から
以後
(
いご
)
安井
(
やすゐ
)
の
名
(
な
)
を
口
(
くち
)
にするのを
避
(
さ
)
けた。
考
(
かんが
)
へ
出
(
だ
)
す
事
(
こと
)
さへも
敢
(
あへ
)
てしなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「それから、
以後
(
いご
)
何
(
ど
)
うだい」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“以後(
以前
)”の解説
以前(いぜん)とはある事柄より前のこと、以後(いご)とはある事柄より後のことである。ここでは、法律用語における以前・以後を解説する。
(出典:Wikipedia)
以
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“以後”で始まる語句
以後先