“不便:ふべん” の例文
“不便:ふべん”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明2
浜田青陵1
石河幹明1
長塚節1
関寛1
“不便:ふべん”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
自然科学 > 医学 > 衛生学 公衆衛生 予防医学16.7%
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓12.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
これつい不便ふべんな事は、其昔そのむかし朝夕あさいふ往来わうらいして文章を見せ合つた仲間の大半は
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
こんなおほきい石棺せきかんになりますと、そのいし運搬うんぱんするのに不便ふべんでありますから
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しか勘次かんじいへでおつぎの一かうはりらぬことは不便ふべんであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ドーもこちらの世界せかいのお仕事しごとは、人霊じんれいのみでは何彼なにかにつけて不便ふべんがあるのではないかとぞんじられます。
当時外国公使はいずれも横浜に駐剳ちゅうさつせしに、ロセツは各国人環視かんしの中にては事をはかるに不便ふべんなるを認めたることならん
「よし、それじゃそうしたまえ、だがふたりきりでは不便ふべんだからいまひとりぐらい増したらどうか」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ちょうどみなさんの學校がつこうでも、あまりおほきい學校がつこうはかへって勉強べんきよう不便ふべんのことがあるのとおなじです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
わが牧塲ぼくぢやう事業じげふやうやそのちよきしものにて、創業さうげふ困難こんなんくはふるに交通かうつう不便ふべんあり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
場處ばしよ小石川こいしかは植物園しよくぶつゑんにちかく物靜ものしづかなれば、すこしの不便ふべんきずにしてほかにはまをむねのなき貸家かしやありけり
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
よろしゅうございますよ。このへんは、まちるにはとおいし、お医者いしゃさまもいない、まことに不便ふべんなところですから、まん一の場合ばあいこまってしまいます。
薬売りの少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
昨年は宿屋やどやもなく、道路も悪く、旅行に不便ふべんであったところが、今年は大いに改良され、車も通ずれば旅館もできるというふうで、台湾の旅といえば、難儀とのみ思うが、実は年々その観を改めつつある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
いくらさしあげたいとおもっても、山国やまぐに不便ふべんなところでありましたから、さしあげるものもありませんでしたけれど、殿とのさまは、百しょう真心まごころをうれしくおもわれ、そして、みんなのべるものをよろこんでおべになりました。
殿さまの茶わん (新字新仮名) / 小川未明(著)
行商人ぎょうしょうにんは、かえって汽車きしゃなどのとおらないところ、まちのないところ、不便ふべんなところほど、得意とくいつくるのに都合つごうがいいとされていましたので、少年しょうねんとて、不便ふべんやさびしいということは、覚悟かくごでありました。
薬売りの少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)