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今後
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こんご
ふりがな文庫
“
今後
(
こんご
)” の例文
主人はこの話を
非常
(
ひじょう
)
な
興味
(
きょうみ
)
をもって聞いた。
今後
(
こんご
)
花前の上になんらかの
変化
(
へんか
)
をきたすこともやと思わないわけにはいかなかった。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
もし
今後
(
こんご
)
中央公論
(
ちゅうおうこうろん
)
の
編輯
(
へんしゅう
)
を
誰
(
たれ
)
かに
譲
(
ゆず
)
って
閑
(
ひま
)
な
時
(
とき
)
が
来
(
く
)
るとしたら、それらの
追憶録
(
ついおくろく
)
を
書
(
か
)
かれると
非常
(
ひじょう
)
に
面白
(
おもしろ
)
いと
思
(
おも
)
っていました。
夏目先生と滝田さん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
『
不束
(
ふつつか
)
な
娘
(
むすめ
)
でございますが、
何
(
ど
)
うぞ
今後
(
こんご
)
とも
宜
(
よろ
)
しうお
導
(
みちび
)
きくださいますよう……。さぞ
何
(
なに
)
かとお
世話
(
せわ
)
が
焼
(
や
)
けることでございましょう……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
從
(
したがつ
)
て
茲
(
こゝ
)
に
堅實
(
けんじつ
)
なる
基礎
(
きそ
)
が
出來
(
でき
)
た
以上
(
いじやう
)
は
此
(
こ
)
の
基礎
(
きそ
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
つて
今後
(
こんご
)
大
(
おほい
)
に
日本
(
にほん
)
の
産業
(
さんげふ
)
の
振興
(
しんこう
)
、
貿易
(
ぼうえき
)
の
發達
(
はつたつ
)
を
圖
(
はか
)
つて
行
(
い
)
くことが、
吾々
(
われ/\
)
政府
(
せいふ
)
の
責務
(
せきむ
)
であり
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
然
(
しか
)
し
或
(
あるひ
)
はこれが
僕
(
ぼく
)
の
幸
(
さいはひ
)
であるかも
知
(
し
)
れない、たゞ
僕
(
ぼく
)
の
今
(
いま
)
の
心
(
こゝろ
)
は
確
(
たし
)
かに
不幸
(
ふかう
)
と感じて
居
(
を
)
るのである、これを
幸
(
さいはひ
)
であつたと知ることは
今後
(
こんご
)
のことであらう。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
これは
日本人
(
につぽんじん
)
がまだ
學問
(
がくもん
)
をするには
學校
(
がつこう
)
だけで
十分
(
じゆうぶん
)
であるといふような、
間違
(
まちが
)
つた
考
(
かんが
)
へを
持
(
も
)
つてゐることから
來
(
き
)
たものでありませうが、
今後
(
こんご
)
は
學校以外
(
がつこういがい
)
に
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
我
(
わが
)
國民
(
こくみん
)
今後
(
こんご
)
の
責任
(
せきにん
)
は
益
(
ます/\
)
重大
(
ぢうだい
)
ならんとするの
時
(
とき
)
、
活動
(
くわつどう
)
の
根本機關
(
こんぽんきくわん
)
とも
言
(
い
)
ふ
可
(
べ
)
き
身體
(
しんたい
)
の
攝養
(
せつやう
)
には
尤
(
もつと
)
も
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
えう
)
す。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
今後
(
こんご
)
期
(
き
)
するところは士族に
固有
(
こゆう
)
する品行の
美
(
び
)
なるものを存して
益
(
ますます
)
これを養い、物を
費
(
ついや
)
すの
古吾
(
こご
)
を変じて物を造るの
今吾
(
こんご
)
となし、
恰
(
あたか
)
も商工の
働
(
はたらき
)
を
取
(
とっ
)
て士族の精神に配合し
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「あるいは、そんなことかもしれん。」と、いままでペスの
今後
(
こんご
)
の
相談
(
そうだん
)
をしていた、
達
(
たっ
)
ちゃんと
正
(
しょう
)
ちゃんは、そのほうの
話
(
はなし
)
を
中止
(
ちゅうし
)
して、もっと、くわしいことを
知
(
し
)
るために
ペスをさがしに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
村中のもの集まりて殺さんか
宥
(
ゆる
)
さんかと評議せしが、結局
今後
(
こんご
)
は村中の馬に
悪戯
(
いたずら
)
をせぬという堅き約束をさせてこれを放したり。その川童今は村を去りて
相沢
(
あいざわ
)
の滝の淵に住めりという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
從
(
したが
)
つてその
思想
(
しさう
)
や
人生觀
(
じんせいくわん
)
の凡てを愛を以て裏づけて行かうとする氏の
作家
(
さくか
)
としての
今後
(
こんご
)
は、どんな
轉換
(
てんくわん
)
を見せて行くかも知れませんが、その理智の人としての
弱點
(
じやくてん
)
から
釀
(
かも
)
されて來る何物かは
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
ルネツサンス
以後
(
いご
)
は
論
(
ろん
)
ずるに
足
(
た
)
らない。
然
(
しか
)
るに
東洋方面
(
とうやうはうめん
)
、
特
(
とく
)
に
印度
(
いんど
)
などは
凡
(
すべ
)
てが
渾然
(
こんぜん
)
たる
立派
(
りつぱ
)
な
創作
(
さうさく
)
である。
日本
(
にほん
)
では
餘
(
あま
)
り
發達
(
はつたつ
)
して
居
(
ゐ
)
なかつたが、
今後
(
こんご
)
發達
(
はつたつ
)
させようと
思
(
おも
)
へば
餘地
(
よち
)
は
充分
(
じうぶん
)
ある。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
わが
國
(
くに
)
に
於
(
お
)
ける
地震學
(
ぢしんがく
)
は
無論
(
むろん
)
第一
(
だいゝち
)
の
方面
(
ほうめん
)
には
著
(
いちじる
)
しい
發達
(
はつたつ
)
を
遂
(
と
)
げ、
決
(
けつ
)
して
他
(
た
)
に
後
(
おく
)
れを
取
(
と
)
つたことがないのみならず、
今後
(
こんご
)
に
於
(
おい
)
てもやはり
其先頭
(
そのせんとう
)
に
立
(
た
)
つて
進行
(
しんこう
)
することが
出來
(
でき
)
るであらうと
信
(
しん
)
じてゐる。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
よしや
今後
(
こんご
)
も動物はあんな事を楽むとしても、6845
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
いつか
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たら、あなたにはきっと
何
(
なん
)
ぞ
大事
(
だいじ
)
のお
仕事
(
しごと
)
が
授
(
さず
)
けられますよ。
何
(
ど
)
うぞそのつもりで、
今後
(
こんご
)
もしっかり
修行
(
しゅぎょう
)
に
精
(
せい
)
を
出
(
だ
)
してください。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
主人は花前が
近来
(
きんらい
)
の
変化
(
へんか
)
のありのままを
語
(
かた
)
ったのち、
今後
(
こんご
)
あるいは
意外
(
いがい
)
の
回復
(
かいふく
)
をみるかもしれぬと注意した。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
今後
(
こんご
)
外國
(
ぐわいこく
)
から
餘計
(
よけい
)
物
(
もの
)
を
買
(
か
)
へば、それだけ
日本
(
にほん
)
の
保有
(
ほいう
)
して
居
(
ゐ
)
る
金貨
(
きんくわ
)
を
以
(
もつ
)
て
外國
(
ぐわいこく
)
に
拂
(
はら
)
ふことになる。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
「
私
(
わたし
)
たちは
南
(
みなみ
)
の
国
(
くに
)
から、はじめてみかんを
積
(
つ
)
んでこの
港
(
みなと
)
にはいってきたものです。いくらでもいいから
今後
(
こんご
)
の
取引
(
とりひき
)
のために、
安
(
やす
)
くまけますからこのみかんを
買
(
か
)
ってください。」
カラカラ鳴る海
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
部屋
(
へや
)
には、たゞ
今
(
いま
)
お
話
(
はなし
)
した
人間
(
にんげん
)
や
馬
(
うま
)
の
埴輪
(
はにわ
)
の
實物
(
じつぶつ
)
を
始
(
はじ
)
め、
今
(
いま
)
までに
發見
(
はつけん
)
された
面白
(
おもしろ
)
い
埴輪
(
はにわ
)
の
模型
(
もけい
)
などが
陳列
(
ちんれつ
)
してありますから、よく
御覽
(
ごらん
)
になつて、
今後
(
こんご
)
古墳
(
こふん
)
を
調
(
しら
)
べる
時
(
とき
)
に
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
恐
(
おそ
)
らくは
今後
(
こんご
)
も、
永久
(
えいきう
)
に、
定論
(
ていろん
)
が
成立
(
せいりつ
)
し
得
(
え
)
ぬと
思
(
おも
)
ふ。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
大切な権力で、
今後
(
こんご
)
もそうあって宜しいでしょう。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
さうして
今後
(
こんご
)
の
豫算計畫
(
よさんけいくわく
)
にも
毎年
(
まいねん
)
七八千
萬圓
(
まんゑん
)
の
國債
(
こくさい
)
を
計上
(
けいじやう
)
して
始
(
はじ
)
めて
其
(
そ
)
の
編成
(
へんせい
)
が
出來
(
でき
)
るのであるが
大正
(
たいしやう
)
三
年
(
ねん
)
以來
(
いらい
)
十五
年目
(
ねんめ
)
に
初
(
はじめ
)
て
茲
(
こゝ
)
に
國債
(
こくさい
)
を
計上
(
けいじやう
)
しない
豫算
(
よさん
)
が
出來
(
でき
)
たのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
その
後
(
ご
)
數年
(
すうねん
)
を
經
(
へ
)
て、
皇后日葉酢媛命
(
こうごうひはすひめのみこと
)
が
御崩御
(
ごほうぎよ
)
になりました
時
(
とき
)
に、
野見宿禰
(
のみのすくね
)
といふ
者
(
もの
)
がありまして、
天皇
(
てんのう
)
に
今後
(
こんご
)
は
土
(
つち
)
でもつて
人間
(
にんげん
)
の
像
(
ぞう
)
を
作
(
つく
)
り、それを
人間
(
にんげん
)
の
代
(
かは
)
りに
埋
(
うづ
)
めましたならば
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
寒
(
さむ
)
くなりましたが、ご
両親
(
りょうしん
)
さまには、お
変
(
か
)
わりもありませんか。
私
(
わたし
)
のかぜは、もうすっかりなおって、
起
(
お
)
きられるようになりましたからご
安心
(
あんしん
)
ください。
今後
(
こんご
)
よく
辛棒
(
しんぼう
)
して
働
(
はたら
)
きます。
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの機嫌の
好
(
よ
)
い皆に、
今後
(
こんご
)
も世話がして欲しい。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
いまは、
陛下
(
へいか
)
は
幸福
(
こうふく
)
であらせられますが、
今後
(
こんご
)
幾年
(
いくねん
)
かの
後
(
のち
)
に、
強
(
つよ
)
いものが
出
(
で
)
てきて
天下
(
てんか
)
を
取
(
と
)
るのでございます。それがあの
星
(
ほし
)
に
現
(
あらわ
)
れています。
思
(
おも
)
うに、そのものはまだ
年若
(
としわか
)
く、
子供
(
こども
)
であります。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“今後”の意味
《名詞》
今後(こんご)
今より後の時間。
今より後の事情。
《形容動詞》
今後(こんご)
今より後に。今から将来に亘って。
(出典:Wiktionary)
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“今”で始まる語句
今日
今
今朝
今度
今宵
今夜
今年
今更
今生
今時